・看護婦さんのベストセラー

とにかく、これは
笑いあり、涙あり、驚きと興奮あり、
スリル・ショック・サスペンスの感動巨編ですよ


そう、どの看護婦も目をさらのようにして見るもの

それは・・・
「勤務表」です

そこ、転けないでくださいよ〜

これって、凄く大事なものなんですよ〜
自分の勤務がどうなってるかって大事なんですよ


勤務表は基本的には婦長が作ります

この婦長が大ボケをかましてくれると・・・

ゴールデンウイーク6連勤
という、世にも悲しい出来事になるんですよ

前の月を見ずに作るとこういう事態になりまして・・・
月末に日勤、深夜 準夜という勤務してるのに・・・
月初めに日勤、深夜、日勤というわけのわからん勤務になってしまうんですよ
たぶん、この勤務だったら
死ねます。たぶん


もしこんな勤務なら、
悲しすぎて、爆笑してしまいますね

夜勤の確認も大事なことなんです

その大事な理由は・・・同じ勤務になるのは誰なのかということなんです

もし、優しそうな先輩とか話しやすい同期とかならうれしいけど

やたら細かい先輩とか、
ちょっとむかついている先輩とかなら
やばいんです。とにかく覚悟を決めねばなりません


勤務表には行事も書いてあります
病棟会議とか、勉強会という行事が

もしそれが・・・休みにかかっていたら
驚きますよ
かつて、1年目の時には・・・連続3ヶ月、そんな行事は
全て僕の休日でした


出なければいいのですが
1年目には拒否権はありません
強制参加です



これを見て、私らは予定を立てることになります
もし、どうしても休みが欲しいなら。希望を出すことになるんですけど・・・

またこれは別に話に・・・

でも、これをくむのは大変です
みなさん希望出してますから・・・
そのわがままを聞いて勤務表を作るんだから
大変ですよ〜
さらに看護婦さんには日勤しかできないとか
子供さんが小さいとか
いろいろ付随条件もあります

これをまとめたものなんです

確かに、勤務表は組まれましたが
どうしても、休まなければならない状況があります
まぁ、結婚式とかになるんですけど

有給を使えばいいのですが
それが使えないのがこの仕事なんです。
だって人が足りません
一人いなくなるだけで
修羅場に変化します



基本的に有給を行使できるのは・・・
婦長なんです



「今月は婦長さんに有給を入れていただきました」
なんて表現が当たり前だった

風邪で休んだとしても
違う日の休みと交換して
出勤するんですよ


やむ得ない場合、他の人と交換します。
まぁ、これは他の仕事でも同じだと思いますが・・・
この仕事の場合違う点があります

それはその人の能力です

これは私の場合なんですが・・・
私は、それほど仕事が出来るわけではありません
つーか、めちゃめちゃできなかったです
その為に、たとえ、先輩から勤務の交換を依頼されても
それを婦長が了承しない場合が多々ありました

理由は、私のフォローを
誰もできない状況になるからです


なんとなく、悲しいのですがね


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