私が看護士になった理由


看護士になって必ず聞かれることがあるんですよ
それは
「なんで看護士になったの?」
というありふれた、かつ、素朴な疑問です。






そりゃ、男性は珍しいことですし
女性ばかりのところに特攻をかけるのは
非常に勇者的であるかもしれません






でも・・・
「え、それは・・・・」
言葉がちょっと詰まってしまいます
まぁ、ありふれた言葉としては
「小さい頃、入院していてその時の看護婦さんによくしてもらったから」
そんなことは僕はありません
某病院で看護婦に冷たい対応をされてからは
不信感でいっぱいです
それに目つき怖いもん、マジで

つーか、看護婦さん嫌いでした。あの言い方は・・・
事務的で愛想のカケラもなかったから・・・







「看護婦の仕事に憧れて・・・」
いやそれもないなぁ・・・
めちゃきつい仕事ってわかっていたし
別名「きつい、汚い、危険、感染」の
4k職だから・・・

そんなの働く前から、
学校はいる前からわかっていたことさ




僕の場合は
「家が医療関係者でその影響を受けた」
ということですね




そして、いろいろ学校受けたけど
「看護学科」しか合格しなかったのは
内緒である

まさか1勝11敗だとはねぇ・・・・
試験日ダブルブッキングしてることも発覚していたし・・・





学校に行ったのはいいけど
そのころから精神科、神経科のお世話になったよなぁ
孤独感、自己嫌悪、視線恐怖、疎外感
嫌な感情の塊でした

そりゃ、関西から、全く言葉も文化も違う東北の山に囲まれた県ではねぇ
異文化コミュニケーションできなかったんです
NO○Aでもいくべきだった(笑)




何度やめようと思ったことか
でもね
すごく片思いの人がいたのよ!

その人同棲していたけどね(涙)
僕が好きになった頃には
その彼氏とラブラブだったけどね(大泣)





すごく励ましてくれたんだ、その人
学校にいるときは・・・
だからやめなかったんだ

国家試験3日前
その人が結婚するというメールをもらった




痛!!




もう、どうでもよかったよ
正直言って、その人に対する恩返しのために
国家試験頑張ってきたようなもの
僕は関係ないんだから
その3日間抜け殻のようでした

ところが合格したんですよ

で、
「あの人を忘れるために一生懸命働くぞ!」
と思って就職

でも、
「働かなくちゃ、自分の趣味のことが出来ないからなぁ」
とも思いましたけど・・・


のち2年後、職場変わる
現在に至っている

その人は、いまではいい奥さんに
なっておられるそうです。
本当に幸せになって欲しいです
心から願ってします。友達として・・・

もどる