ティンクルスタースプライツ 〜ラペタイトプリンセス〜
ジャンル:対戦型シューティング
メーカ:SNKプレイモア
ハード:PS2
プレイ人数:1~2人
音声:フルボイス
公式サイト
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いいゲームには修飾としての演出強化こそ望ましいんじゃなかろうか。今日はそんなお話です。

さて、このティンクルスタースプラ以下略(長いので以後ティンクル)がどういうゲームなのか頑張って説明してみることにします。
基本は2D縦スクロールシューティングを遊ぶゲームです。
ところがただの縦STGではありません。対戦するSTGなのです。
対戦といっても相手と打ち合うというのでもないわけで、まぁともあれどんなプレイ内容なのか順に説明して行きましょう。
1pプレイの場合、自分の操作するエリアは画面左側にあり、それとそっくりな画面が右側にどかっとあります。
そこではコンピュータもしくは2Pが自分同様生き残るべく弾撃ったりボム打ったりしてがんばっているのです。
そう、そうなんです。こういうぷよぷよを髣髴とさせる状況でSTGやりつつ、相手より長く生き残ることが本作品における勝利条件となるのです。
標準では3セット勝負でどちらかが2勝した時点で決着となります。
(この設定は変更できますので、詳しくは後述のオプションに関するところを読んでください)
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大体どんなものなのかお分かりいただけたでしょうか?
次は中級なお話。勝負の根幹にかかわる駆け引き要素について説明しましょう。
こっちが敵を倒すとその爆風に周囲の敵が巻き込まれて連縛が起こります。
それをうまくつなげることで、ぷよぷよで言うところの連鎖のような出来事となり、おじゃまぷよよろしく相手に敵を送り込むことができます。それをうまく撃破するとエキストラアタックとかいうことになってより強力な敵を送り返すことができます。
その他、丸ボタンを押し続けると敵の撃破量により最大3段階までたまる貯め攻撃ができます。
・・・ややこしいです。ほんとややこしいです。こうして説明してる本人がよくわかっていないのですからきっとややこしいのに違いありません。
ですが、ですがなのです。コノソフト、実際にはそれほどややこしくありません。
遊び始めた当所は、こんなしゃらくさいルールはともあれ忘れて何も考えずに適当プレイでこの世界に慣れてみてください。
難易度を最低にすれば、そういうプレイスタイルを充分に許容してくれます。この辺りに製作者の了見の広さが見て取れます。
ともあれ縦STGで、丸ボタン押せば弾が出る。もうそれだけの理解で大丈夫。あとのことはやりながら覚えればいいのです。わたしだってそうやって上達していったんですからこのやろう。
そうそう、そうでした。タイトルガメンでコントローラを触らず放置しておくとチュートリアルデモ(フルボイス)が始まってこれらややこしルールを説明してくれるのでした。詳しくはそちらをご覧ください(逃亡)
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本策の始祖はネオジオ時代に産声を上げたとか。このPS2版でも隠しキャラ3人のクリアデモを見るとそのネオジオ版で遊ぶことができるようになります。
さて、私。はばかりながらそれとPS2版をやり比べて現代技術のすごさについて感動してみることにしました。
そのオリジナルを遊んでいて、ふと看過できないおもしろ進化を見止めたので、ここにご報告させていただこうと思います。
まずネオジオ版を遊んでみた率直な感想をば。
感動しました。すごい、ネオジオすごいです。オープニングでアニメーションしていました。バトル中結構しゃべってました。その声もメガドライブ版バーチャファイター2とかと比べるとかなり綺麗でして、拝啓スクロールにもエフェクトかかっていて・・・・・・とにかくいろいろ感激させていただきました。
ただ!!・・・そこではPS2版と比較して埋められない、プレイ間にかかわる厳然たる差異があったのです。
それは何か。
・・・結論を申しましょう。
PS2版では、サウンドが完璧な形で鳴らされているのです。
旧来ハードでは音源の同時発音数が限られており、その制約からサウンドがいっぱい鳴るとVGMの一部パートが消えうせる、もしくはボイスと効果音を同時に鳴らせないなどということがありました。
このネオジオ版でも爆発音とヒット音が重なったときはヒット音が優先される、場面によってショット音が消えるという状況が間々起こりました。
その制約がPS2のスペックにより解消されたらしく、ゲーム中流れる大量の音が全て間引かれることなく再現されているのです。
これはすごい。さすがSCE前社長苦多良木大先生の遺作。66000000ポリゴン(ピーク値)は伊達じゃなかったんですねっ!
えぇと、したがって何が言いたかったかというと、本サイト的に見逃せない「目を使わないプレイ」においての情報保証がこのソフトはものすごいというお話だったのでした。
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せっかくですので、下記に他にもこのソフトが目を使わずに遊べる要素をまとめておきますか。
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1.左スピーカからは1p画面での音が流れ、右では2p側のそれが流れる。それを了解すれば状況の把握は容易。
2.敵にショットが当たると音がする。
3.画面下に張り付くような位置取りをしていればそうそうやられることはない。
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一人プレイ用ストーリーを2~3週もすれば、隠しキャラ含めて全て出ていることでしょう。
難易度を最低にすればなんのことはない作業です。
ですが、そこで終わらせてしまうのはこのティンクルを遊ぶ上であまりにももったいないと確信します。
一度でよいですからだまされたと思って誰か実力の拮抗しそうな人と対人戦を行ってみてください。
暴論かもしれませんが、えてして良いゲームというのは対人戦の時にこそ輝くものです。
キカイオーの分かってる人同士でのロボットアニメ風プレイ、キャリバーでの人により独特の息吹を吹き込まれたキャラとの対決、超DBZの技の応酬。どれもこれも相手が人間であればこそ花開く作品たちです。そして私は、このティンクルが彼らの次席に十分名を連ねられる作品であると確信いたします。
連鎖を狙うべく貯め攻撃を多用する、相手のチャージLv2攻撃によりこちらへ出現したおじゃまキャラをボムで消し去る、
エクストラアタック合戦により互いのフィールドにあふれかえりまくる敵キャラ達。それを往なしながら手連で手当たりしだい迎撃すると処理落ち。
これら駆け引きは相手の出方を見ながら行っていく要素を他聞に含んでいます。下手を打てば相手にとって有利な状況をこちらが作り出してしまう恐れが生まれるからです。
1pモードでは所詮相手がコンピュータでありますからそんな駆け引きを楽しめる余地など無いわけじゃないけどそれほどあつくもなく、つまりむなしいという状態に陥りやすい。誤解を恐れずに言うならCPU戦は体験コース・・・、それがこのゲームにおける一人用モードの嘘偽り内正体です(SNKプレイモアの人ごめんなさい)。
以上の理由により、一人プレイをやっただけだと、ともするとなんだこれつまんねぇえええええええwwwwwwwwwうぇうぇとなる可能性が無いわけじゃ無い、その事実は隠さず申し上げましょう。
でも中古にもっていく前に、一度だけ2人プレイをしてみてください。
下手したら一生遊べるソフトです。上述のとおりやりこみを吸収するテクニックが数多くありながらゲームそのものの敷居はかなり低い。慣れて自分なりの戦術を組めるようになればたとい敵が見えてなかろうがかなりの実力に至ることができます。
なにより対戦してておもしろいなんてすばらしいじゃないですか。
ぜひ冷え切った世相のカンフル剤としてこのソフトを活用してください。
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こっからはガイダンスです。

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@@基本操作@@
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ゲーム中の操作を説明します。
丸ボタン:単発ショット
  (押し続けることでチャージ攻撃を打てる、最大3段階)
三角ボタン:オート連射(そんなに早くない)
罰ボタン:ボム
方向キーOr左スティック:移動
スタート:ポーズ
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オプション説明です。ご参考ください。

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オプションへの入り方=>
タイトルガメンで
スタート


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です。
次はオプション画面そのものの説明です。

項目は縦に並んでおり、
上下で項目移動
左右で値の変更
という操作方式。
なお、カーソルは端でつきあたらず循環するので充分注意して操作してください。

以下はオプションのならびです。項目名、標準値の順に記しています。備考はそのつど入れています。

ゲームレベル:デフォルト=3
(1,2,3,4,5から選択します。操作になれないうちは1にしておいた方がなにかと幸せ。)
プレイヤー:デフォルト=3
(1,2,3,4,5から選択します。ストーリーモードの残機数を設定するところです。5にすると5回コンティニューできます)
VSラウンド:デフォルト=3
(1,3,5から選択)
スローモード:デフォルト=On
バイブレーション:デフォルト=On
オートセーブ:デフォルト=On
デモボイス:デフォルト=On
サウンド:デフォルト=ステレオ
キーアサイン:いじらない方がいいかも
セーブ
ロード
デフォルト:標準に戻す
ランキングクリア
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**参考**
下記の操作で初期設定へ戻せます。わけわからなくなったらとりあえずこれで逃げてください。
オプション開いたら



ここで警告ダイアログが出るので



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最終更新: 2008年2月20日 推敲&修正 2008年2月29日