名作フリゲ、Vol1


タイトル:Drive
ジャンル:レース・ミニゲーム
プレイ人数:1人
プラットフォーム:Windows
配布形態:フリーウェア
入手先:http://www.audiogames.net/drive/
(上から8番目のリンク)
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ここでは、WindowsXPPCで手軽に、そして無料であそべるゲームを紹介します。
今回は第1回ということで、以前に当HPへ情報をいただきましたオランダ発祥のレースゲーム、
Drive
について紹介させていただこうとおもいます。
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さて、ほぼ全てのゲームにおいて、共通して重要な能力の一つに、「反射神経」というものがあります。
支持に対して素早く反応するための力。これさえ鍛えておけば、アクションリズムシューティングミニゲーム集への順応が容易になるばかりか、それを槍込んでいるならばスコアアップに確実につながる、とてもとてもすてきなプレイヤースキルです。
私事で恐縮なのですが、実際に反射神経が鍛えられているなと実感できる出来事に遭遇したのです。
このDriveを遊び始めてからこちら、
太鼓でワンダーモモーイハルヒプリキュアとフルコンボになるは、
リズム天国でポンダンスをパーフェクト出すは、
斑鳩1面をノーミスクリアできるは、
宝くじに当たるは彼女が出来るは庭を掘ったら石油がでてくるはと、
このようにいと華々しい成果が上がっております。きっとこれらには相互に関連性があるのでしょうと思うにつけ、生理学的見地からのデータをとってみたいことしきりです。
そんなわけで、みなさんもこのゲームで一緒に反射神経鍛えてみませんか?そうすればきっとあなたにも夢のような未来が開かれることでしょう。
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さて、このゲームのルールを紹介しましょう。
このゲームは、路面に落ちているブースターというアイテムによって速度が保たれる
「サイコムテストラップ」という新開発のシャトルの走行試験という設定で、
テストドライバーになったつもりで車を操縦していくというものです。
操縦席は、車の左側にあり、
右側の席には、ボブ副操縦士という、ガーガーしゃべりたてるぎりでやかましくてかなわない男(たぶん男)が乗っています。
ゲームが始まり、車両の点検が終わったら、
カウントダウンの後、上カーソル(アクセル)で発進してください。
走行中はくれぐれも上カーソルを離さない様にしてください。
途中でアクセルを切らすと、減点されます。

走行し始めると、前方から
「ゴーッゴーッゴーッ」というブースター音が聴こえてきます。
さらに近づいて、「ポポポポ」という音になったら、
ブースターが拾えるタイミングですので、
左カーソルキーで拾い、
好きなときに右カーソルでアクティベート(使用)します。
1個アクティベートするごとに、
現在より1段階高い速度が、10秒間だけ保持されます。
ブースターが切れる4秒前から、「プップップッ」というアラームが聴こえます。
その後しばらく空白を置いてから、「ププッ」という音がしたら、ブースターが切れて、
元のスピードに戻ってしまいます。
なるべく、ブースターが切れない内に、
うまく次のブースターを拾って、加速を続けてください。

ブースターは3つまでストック可能で、
全て貯まった状態を、「ブースターマキシマム」といいます。
これを6回繰り返すと、
「ハーハー、ブースターマキシマム」という声がして、
ボーナス得点がもらえます。
ただし、「ブースターマキシマム」の状態でさらに新しいブースターを拾うとミスとなり、大量減点されます。

また、シャトルのスピードが最高速度に達すると、
「マキシマムスピード」と言います。
この状態でブースターを使っても減点になります。

もし「マキシマムスピード」で「ブースターマキシマム」である場合は、
ブースターを一つ切らしてから、アクティベートしてください。

一つ、高得点に結びつく裏技をご紹介しましょう。
シャトルがマキシマムスピード、
そしてなおかつブースターマキシマムの時に、
「プップップッ」というアラームが鳴って、
それが空白になった時に、
あるタイミングでブースターのアクティベートに成功すると、
全く速度を落とさずに次のブースターにつなげることができます。
この時、「ピユウー」っという音がして、ボーナス得点をもらうことができます。

もう一つ、隠れ技です。
スペースキーで急ブレーキをかけられるのですが、
これを何度も続けると、とんでもないことが起こります。
何がおきるかは、やってのお楽しみです。
でも、たとえ途中で停止したり速度が落ちても、
ルールをちゃんと守っていれば、
とてつもない大量得点に結びつくらしい!!

決められたルールに従っていかに正確にブースターを使い、
かつ3分間でどれだけの距離を走ったかを競うゲームです。
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さて、実際に遊んでみて感じたのは、その圧倒的なわかりやすさでした。
コンシューマ作品では、ユーザに飽きられないよういろいろなモードをつけて、その結果メニューや、そもそもルールが煩雑になることは決して少なくありません。それは、いくらゲームそのものがおもしろくてやりがいがあってもです。
たとえば、PS2で出たソウルキャリバー3。あれにはロストクロニクルというモードがあって、
これはシュミレーションRPGのルールで見方と敵がコマを順に移動させて、
互いに接触したら戦闘になり、その戦うパートで剣劇格闘をやるというしろものです。
これは、こと移動パートにあっては目の利用が必須で、しかもこのモードをクリアしていかないと解禁されない要素が多数あることから、少なくとも視力障害に対する障壁となりました。
このDriveでは、そういった「モード別の心配」をする必要が全くなく、
それでいて上述の通りゲームとしておくが深いというとても理想的なプレイ環境を提供してくれます。
慣れない打ちはボブさんのひとりごとや周囲の環境音にまどわされ、またブースター音の変動にもふりまわされてミスも多くなります。
でもそのミスが1つでも解決されたならその結果が明確に「スコア(成績)の上昇」として現れるというこの作りは、
自分の上達が目に見えてわかるというすばらしい要素としてこのゲームに組み込まれています。
自分があきらめない限り上を目指すことが出来、それに付随する達成感をちゃんと感じることが出来る。これこそゲームの醍醐味ではないでしょうか?
それが「ゲーム」としておもしろい作品なら、煩雑なモードは必要ないのです。
ファミコンの時分には、各種モードどころかオプションすら無いゲームが決して少なくありませんでした。その中に有名馳せるタイトルをあげればまさにきりがありません。
ゲーム本来のおもしろさこそ大切である、このDriveというソフトからそんな大切なことを教わったような気がします。
ほんとに良いゲームです。自分がうまくなっていくのが手に取るようにわかり、それが何とも気持ちいい、ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね。
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             ソフト紹介・情報提供多謝{くぼっち様}
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2007年7月7日
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