休止状態の勧め
あぶすとらくと♪
パソコンの起動が遅い。
この問題を解決するには、例えば64bit環境でマルチコアDDR3デュアル+SSD(SLC)をそろえ、且つ不要スタートアップや用事のない常駐ソフトを 徹・底・的 にアンインストールするなどの方法が考えられます。
しかし、そんな手間をかけなくても、そしてWindowsXP+HDD環境であっても、圧倒的にPCの起動速度を向上する方法があるのをご存知でしょうか?
これさえ使えばただ起動が速くなるに止まらず、日頃利用しているアプリの状況さえ瞬時に復旧されます。
無論、スタンバイやスリープ状態のように電力を悔い続けることもありませんので家計に優しいテクニックであります。その名は休止状態。
ここではその休止状態がどれほどありがたいのかを順に見ていきましょう。
原理
休止状態を呼び出すと、メモリ内のデータをそのまんまローカルディスクにコピーして、電源を完全に切るという動作が行われます。
次に電源を入れた時にそのデータがメモリへ読み込まれ、電源を切る直前の状態がまったくそのまま復元されます。
この全くそのままというのがすごいところで、メーラーやブラウザやネットラジオなどのいつもよく使うソフトを起動させたまま休止状態に入れば、それらの起動状態も全くそのまま復元されます。
* ただしネット接続が復旧する必要があります。Windows7の場合はほとんど自動で接続を復元します。XPの場合、ご使用のクライアントソフトによって再接続にうまくいかないこともあるようです。そんな時は、ネット接続に使っているソフトの最新版をインストールして再度試してみてください。
例えば文書編集ではネットは無関係なので、とても便利に使えそうに思います。
そもそもOSの起動があれだけ遅いのは、PCの動作に必要な色々なファイルをハードディスクのあちこちから大量にロードせねばならない故にございます。
たとえるなら、机上で仕事をしようとしたとき、必要な道具を大量の引き出しからもってくる手間に近いと申しましょうか…
休止状態は、たとえて言うなら机の上の状態をそのまんまの形で格納できる大引き出しに収納する有様に似ています。
次に作業を再開したい時は、わざわざ大量のミニ引き出しをあさらずともそのおおきいのを引き出してドンと机上に置くだけでよい、これにより素早い動作が実現するのです。
長々と書きましたがとりあえず論より証拠、ぜひ以下の手順をご参考いただきながらお試しください。
実行方法
XPの場合:
- スタートメニューを開く
- 終了オプションを選ぶ
- 休止状態を選ぶ
Vista 7の場合
- スタートメニューを開く
- 電源ボタンの右側矢印をクリックする(方向キーの右を四度ほど押す)して、終了方法選択画面を出す
- 上下で休止状態を選び決定する
設定手順
Vistaの場合…
環境によって、スタートメニューの終了方法選択に「休止状態」が現れないことがあります。そんな時は、ここに公式自動修復プログラムがありますのでこちらをお試しください(Fix it で解決する をクリック)
XPの場合……
コントロールパネルを開く。
電源オプションを開く。
・{休止状態}のタブコントロールへ移動
・「休止状態を有効にする」にチェックが入っていることを確認
(入っていなかったら入れる)
さらに便利なTIPS
A.セキュリティ上問題なければ、スリープ解除時のパスワード保護(XPの場合ではスタンバイ復帰時のパスワード保護)をOffにすることで復帰処理が短縮されます。
設定はコントロールパネル、電源オプションから行います。
B.電源ボタンに休止状態の実行を割り当てることが出来ます(コントロールパネル> 電源オプションより)。
これを設定するだけで、
1.電源ボタンを押すと休止状態へ…
2.もう一度電源ボタンを押すと再開
…という、実に家電チックな素敵環境が顕現します。ぜひお試しください。