壁と天井の作成
壁は45センチ幅で3センチのあら材で枠組みを作成。 その上から吉野石膏のタイガーボードを張りました。 これもいろんな形や斜めの形などあり、裁断に苦労しました。 切断もふつうの鋸で切りましので埃が大変。 たぶん、プロは専用の機械を使うと思います。 これで、鉄骨に囲まれた無骨な屋根裏がきれいな壁に囲まれることになります。
ボードのつなぎ目はジョイントテープというのを吉野石膏のHPから見たものを使いましたが、これは単なる紙テープです。 自分でやるなら、ざら版紙を切って木工用ボンドで貼るので十分と思います。
素人が制作しましたので密閉性など全くありません。 むしろ通気性がよすぎるくらいです。でも、上から壁紙を貼るので不細工なのは隠れるかも。。。。
壁紙はホームセンターで買った糊付きの壁紙を使いました。 ちょっと、高いですが、糊がついていると大変楽です。 刷毛やローラーはそこでセットになっているのを買いました。
次に、天井です。 元々、屋根は鋼板の下にベニヤ板が貼っているだけで屋根裏が夏場などは地獄の暑さ、冬は極寒の場所でした。 つまり、この屋根下の断熱をきっちりすると建物全体の防熱、防寒になるのです。 断熱材ははじめ、試しに発砲ウレタンの断熱材を試しましたがどうも、適当な大きさに細工するのが大変で結局、グラスウールの一般的な断熱材をたっぷり使いました。 屋根下の木材の間に断熱材を埋め込み、その上から化粧天井ボード(トラバーチン)を貼りました。
以下、写真をご覧下さい。
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いちばん奥の部屋、鉄骨は緑の塗料で統一しました。屋根がトラバーチン模様の化粧天井材です。 |
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最初からあった空気取りの窓は緑の枠組みを作り明かり取りの窓としました。 |
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床の鉄骨部分は床材で立ち上がり部分として、その中に電気配線などを点検できるようにしました。 |
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まだ、ちょっと工具などが散乱しています。 |
プロの作成した事務所の天井などを見ると非常にきれいに貼ってあります。 交互に半分ずつずらしておいていくようですが、屋根裏ですし、あまりきれいにしても仕方ないのでそのまま、面一で置いていきました。 また、ビスもプロはほんとにきれいに打っていきますね。 私はへたくそです。。。 ときどき、ボードが割れたり欠けたりします。 でも、素人ですから許容範囲内です。
あとから分かりましたが、この断熱効果は抜群でした。 24時間、2台の換気扇を付けっぱなしですが、2階の部屋の暑さが非常に楽になりました。 当初、真夏の屋根裏は温度が50度ほどあったと思います。 しかし、完成後はあつくても38度程度になりました。 当然、下で暮らす2階の部屋も温度が下がりました。 これこそ、宣伝などでよく聞く「屋根裏換気」なのです。
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