また、この系統の底砂は色が白っぽい物や石英が多く含まれている物もあるので照明を反射し水槽内をかなり明るくします。
このため、明るい環境を好まない生体には不向きですし、大量の排出物を出してしまう生体にも適しません。(見た目が悪くなる)
逆に有茎草などは光が当たらなくなって枯れてしまう底床付近の葉にも底床から反射する照明の光が届くこととなり、その草体を維持するには適しています。
高光量を必要とする種類の水草を用いてレイアウトするのであればその利点を最大限に利用でき明るくきらびやかな水景を醸し出してくれることとなるでしょう。
ただし、この底砂がコケまみれなどになってしまうと見るにも忍びない悲惨な状態となってしまいます。
このようになってしまった場合などは、思い切って汚れてしまった部分を細目のチューブを利用して全て吸い出してしまい、新しい物を再度敷き直すしかありません。
コップなどに新しい砂を入れて静かに底床付近に持っていき静かに敷き直します。