ここでは、有ると便利な物、時には必要な物を紹介します。
- 照明
- 水草を育てる時、光合成をおこないますので必ず必要です。蛍光灯やハロゲンランプ等があります。良く使われるのが水槽の上に設置する蛍光灯タイプです。蛍光灯を1〜4本程を使って水槽を照らします。また、蛍光灯には吊し上げのタイプもあります。水槽から離して置く為、掃除する時等、邪魔になりません。蛍光灯のタイプの物には蛍光灯の奥にアルミ箔を貼り付けると反射して光量がアップします。
ハロゲンランプのタイプは、水槽に付けるスタンドの様な物が多く、掃除の時等も邪魔にならず便利なのですが、蛍光灯と比べて光量にムラが出来てしまいます。
照明の役割は、魚や水草を綺麗に見せる他、水草の光合成の為にも必要で、また、照明を出来るだけ決めた時間に点け、決めた時間に消す様にすると昼と夜の区別が魚に付き、魚が安心します。
- 手動ポンプ
- 手動ポンプが有ると水槽の水替え等の時、大変便利です。灯油ポンプ(新品の物)でも代用できますが、熱帯魚用の物の方が、吸い込み口が網目状になっており、誤って魚を吸い込んでしまう事も無いので出来れば、熱帯魚用の物を使用しましょう。
- バケツ
- 水槽の水替えの時に水を運ぶのに便利で、魚が病気にかかった時等にも応急処置として隔離水槽の役目にもなります。素材はどんな物でも良いと思いますが、洗剤等が付いていない物を使用しましょう。
- 水温計
- 水温計が有れば、水槽内の水温がが計れる他、ヒーターの故障時等の水温異状に早く気付く事が出来ます。アナログの水温計よりもデジタルの水温計の方が解り易くて良いかも知れません。
- ガラス蓋
- ガラスで出来た水槽の蓋です。冬場は少しだけ保温効果が有る他、水の蒸発も若干防ぎ、魚が飛び跳ねた時に水槽から出てしまうのを防ぎます。
- 床材
- 水槽の下に敷く砂や砂利で水草等を植える時に必要です。また、床材が有ると魚も落ち着きます。しかし、ディスカスを飼っていて繁殖させたい場合は床材は流木等も入れない様にしましょう。
粒の大きさや素材の種類も色々あり、粒の小さい物の方が水草の根の張りが良くなります。素材によって水質(ph)も変わって来ますので、飼う魚や水草に合わせて購入しましょう。
- バックスクリーン
- 水槽の背景部分に貼り付ける物で、写真がプリントされている物、岩壁風に立体的になった物、ミラータイプの物等があります。バックスクリーンを付けた方が魚も落ち着きます。お薦めはミラータイプの物、光が反射するので光量をアップ出来る他、水槽が広く見え、写真タイプの物より背景がリアルに見えます(水草を植えている場合)。
- アクセサリー用品
- 人工の置物や岩と天然の岩等が有ります。人工の物天然物のどちらも、水質(ph)を変化させる物もありますので注意しましょう。また、アクセサリー用品には見た目が良くなる他、魚の隠れ場所にもなって魚にも落ち着ける場所となります。
- 流木
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天然の流木です。アクセサリー用品と同様、見た目が良くなる他、魚の隠れ場所となり魚が安心します。
また、プレコを飼っている場合、プレコの餌にもなります。
流木は市販されている物、拾ってきた物どちらも使用出来ますが、灰汁抜きが必要で、そのまま、水槽に沈めると、水槽の水が灰汁で茶色く濁ってしまいます。灰汁抜きは水が茶色くなるだけで魚には影響は無いと言う説も有る様ですが灰汁抜きをしておく方が無難でしょう。
灰汁抜きの方法は、要らない鍋で30分から1時間程、流木を煮ると灰汁は抜けます。
流木は灰汁抜きの処理後、まだ、処理が必要です。流木を2週間〜1年程、重しを付けて水に浸けて流木に水分を含ませないと水に浮いてしまいます。そんなに待てないと言う方は重しを浸けたまま水槽に沈めてしまいましょう。流木が浮かなくなった頃に、重しを外し水槽に再び戻します。
次は、いよいよ熱帯魚を入れてみましょう。