【宇多源姓 松本系図】
【世系】松本氏は人皇59代宇多天皇の苗裔なり。
【歴史】先祖もと会津天満宮の祠官たりしが、或時刃傷に及び出奔して摂州に籠居す。其の子、松本興正は、医を学びて「善甫」を号し東都に登る。江府御玉ヶ池畔に庵し、延宝年中(1673-1680)余暇に「松本鮨」を創始す。元禄5年(1692)幕府に召出され奥医師と為す。以後代を襲ふも、故有りて天明6年(1786)改易す。弘化3年(1846)8月3日、再び幕府に召出され再興す。戊辰之役、賊軍に組して仙台で降伏す。のち赦免されて帝國陸軍軍医総監となり男爵たり。
【墓所】谷中霊園
∴①松本善甫 法眼
(63)興正( -1695)
｜圓桂院殿
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｜②松本善甫 法眼
(64)尚興(1664-1745)
｜諦了院殿
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｜③松本善甫 法眼 ｜⑤松本善甫 法眼
(65)興信(1684-1765) 興長( - )
｜脩心院殿 ｜
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｜④松本善甫 法眼 ｜⑥松本善甫 法眼
(66)興信( - ) 興長(1730-1784)
｜観月院殿
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｜⑦松本 ｜⑧松本善甫 法眼
(67)邦昌( - ) 興世(1762-1795)
｜松壽院殿 天明6年(1786)改易
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｜⑨松本良甫 富五郎
(68) 善賢( -1826)
｜寛性院殿 町医者
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｜⑩松本良甫
(69) 良甫(1806-1877)
｜弘化3年(1846)再興
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｜⑪松本良順 男爵
(70) 良順(1832-1907)
↓養子實佐藤泰然次男
『断家譜(巻2)』
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