<コース紹介>
風吹岩から北へ…。雨ヶ峠方面へ魚屋道を進みます。
メインルートですから行き交う人も多い。少し行くと
打越山方面への分岐、そして次は横池分岐、その後、
打越山・十文字山方面への分岐。ここには案内板があ
りますので位置確認を。ここは直進、しばらく行くと
湿地帯らしき低地帯になり、所々ぬかるんでいます。
荒地山への分岐を通り過ぎると貴重な湿原帯であるこ
との表示板が…。しかし今は過去のこと。
今までよりも少し狭くなり、少し崖道も…。そこを過
ぎるとまた、歩きやすい道になり、前方にフェンス扉
が見え、黒五谷・住吉川方面への分岐です。
フェンス扉を通り抜け芦屋カントリークラブの敷地内
を通ります。
(フェンス扉はイノシシ除け=閉まった事を確認!)
そのまま道なりに進むと次のフェンス扉…、それを過
ぎ、ここからは坂道を登って行きます。やがて階段状
になった急坂が始まり、疲れもピークに…。
なんとか我慢をして登りきると雨ヶ峠に到着。右方向
は東お多福山、直進は六甲山頂…という要所。ベンチ
も数ヶ所あり、休憩するには最適ですが昼時は場所確
保が難しいかも…。
(この先、本庄橋跡でもランチタイム可能です)
休憩もそこそこに直進…東お多福山の西側山腹を緩や
かにアップダウン、道なりに進むと、住吉道への分岐
…。ここからは目指す六甲最高峰・住吉川上流の巨大
な砂防堰堤などが一望できます。右に下って行くと住
吉川の流れに…川の踏み石を越え、石段を登ると左・
本庄橋跡を経て六甲最高峰、右・七曲りを経て六甲最
高峰…と書かれた道標、一瞬迷いますが、どちらに行
っても同じ所に出ます。
今回は右に進み、川を越えてすぐ急坂を上ります。坂
を登りきったところの左が、本庄橋跡からの石段…。
先程の分岐の合流点が、ここという訳です。
堰堤を過ぎると広場に出ます。そのまままっすぐ進む
と川の方に下る道があり、その先が七曲りの入り口。
初めて六甲を訪れる方は、この入口を見落とし、工事
用車道を北に進んでしまい、土樋割峠周辺で道迷…。
メインルートの七曲りには、この川を渡り進むと不揃
いの石段、階段を登って行くと、後は緩やかな一本道
です。途中、階段が数箇所ある程度で、次第に標高が
上がって行きます。山腹の西側を進み、終盤、東側に
進んでから、一軒茶屋まで残り約400m。
その後、崩落で通行止めだった場所は=11月に迂回
路が完成。その迂回路が急な斜面に設置された階段で、
疲れた足に厳しい試練を与えます。
なんとか、迂回路を越えて進むと前方に最後の階段、
登りきると一軒茶屋の前に到着です。
自販機あり、トイレは車道の北側に新設された休憩所
にあります。
何はともあれ小休止…。最高峰へは舗装された坂道を
約10分弱、最後の踏ん張りで頑張りましょう。
途中からの眺めは絶景…、運が良ければ大阪平野・大
阪湾一帯が眺められます。
その先に東屋、さらに電波塔の西側を進むと六甲最高
峰931mに到達。
最高峰の標柱の北側から休憩所に下るルートも新設され
ましたが、眺めは無く、階段を下ることになります。
さて、帰路は魚屋道を有馬に下る(約1時間半)か…、
縦走路を六甲ガーデンテラス方面に進み(約50分)
…山上バスか、歩いて六甲ケーブル山上駅へ…。
往路を芦屋に戻る場合(約2時間半)…、体力に応じ
て行動してください。
なお、芦有道路:宝殿ゲートにある阪急バス・宝殿橋
からの平日便はありません。土・休日のみ一日4便で
冬季は運休=注意が必要です!


<コースのポイント>
芦屋・岡本などから六甲最高峰への
メインルート。魚屋道の中間部で、
整備された道は歩き易い。
雨ヶ峠はこのルートの要所、場合
によっては、東お多福山から登山口
へ下り、バスで芦屋へ戻る事も可。
最高峰からの帰路・時間など予定を
予め組んでおく事。
(崩落ヵ所=2020年11月:迂回路が完成しました)
最高峰から大阪湾への見事な眺望…
風吹岩から北に向かって進みます…
<風吹岩から六甲最高峰を目指して…>
●風吹岩→雨ヶ峠→七曲り→一軒茶屋→六甲最高峰 ●所要時間/約2時間30分