阪急芦屋川→城山(鷹尾山)→岩梯子→荒地山→(魚屋道)→風吹岩 所要時間/約2時間  
<阪急芦屋川駅から風吹岩を目指して…>
<コースのポイント>
 このコースは高座の滝の東側の尾根
 を通ります。地理的には風吹岩を西
 に見ながら大きく迂回し、北から魚
 屋道を風吹岩まで戻ることに…。
 荒地山の手前までは登り易いですが、
 岩梯子付近は危険を伴います。子供
 や高所恐怖症の人は避けるべき。
 特に、下りは絶対に避けてください。
<コース紹介> 
 芦屋川の西岸沿いを北へ。高座の滝へ向かう道を途中
 まで進み、住宅街のS字カーブの上り坂を過ぎ、会下山
 遺跡への道標の後、右側に城山(鷹尾山)への道標…。
 ここを右折、後は道なりに坂道を進むと登山口です。
 歩き易い山道をしばらく進むと石垣があり、山城の面
 影をたどりながら歩くこと約20分程で、TV送信施設の
 ある見晴らし台に到着…ここが城山山頂。汗ばんだ身
 体に心地良い風が吹き抜け、西方向に会下山の山並み
 が見えます。
 
 小休止の後、尾根伝いに進みます。小さなアップダウ
 ンを繰り返しているうちに鷹尾山を過ぎ、急なアップ
 ダウンで山を越え、高座の滝分岐、高座谷分岐を過ぎ
 ると、ようやく目指す荒地山の岩場が木々の間か見え
 隠れして来ます。なぜか威風堂々といった感じさえし
 てきます。期待に胸を膨らませる
思いをするのもこの
 辺り…。ようやく岩場下に着き、見上げるほどにスリ
 ルが…しかし、目の前に現れた岩梯子には、一瞬たじ
 ろぐかも…。

 足元をしっかり固めて、慎重にゆっくり登って下さい。
 一難去って、また一難…。次はひと一人がやっと通り
 抜ける岩穴の登場です。ザックなど背中に背負ったた
 ままでは、潜り抜けれませんのでご注意を…。
 抜けた所は大きな岩の上…。西の方には風吹岩一帯が
 見えます。さて、続く岩場を征服すると危険地帯は最
 後…気を緩めず、足場を固めて慎重に登りましょう。
 広い岩のテラスで休憩をしてから、岩場を抜け、山道
 をしばらく行くと山頂と芦屋ゲートへの分岐。
 左に進むと木立に囲まれた小さな広場に出て…見晴ら
 しは良くないですが、ここが荒地山の山頂です。
 
 小休止の後、北へ…。行き交う人も多くなく、熊笹に
 覆われた静かな道を下って行きます。少し下ると今度
 は緩やかな上り坂、上りきった辺りがなかみ山。
 いつの間にやら、なかみ山を過ぎ、下る一方…。その
 うち、湿地帯と思しき平地に下りて来ます。この辺り
 はいくつかの道筋がありますが、出来るだけはっきり
 した踏み後をたどって下さい。小さなせせらぎを右方
 向に進むと広い道(魚屋道)に出て来ます。右に行くと
 雨ヶ峠方面、ここでは左に進んで風吹岩へ向かいます。
 メインルートだけに今までと違って行き交う人も多い。
 途中、打越山方面への分岐・横池への分岐を通り過ぎ、
 しばらく進むとと開けた風吹岩の北側に出て来ます。
 …ようやく目的地に到着です。
 標高447m。天気が良ければ大阪湾一帯から紀州の山
 並みまで一望。帰路は高座の滝へ、また、会下山遺跡、
 金鳥山から保久良神社〜岡本へ足を伸ばしても…可。
 

 

風吹岩からの眺望