機 能


1. 住所録
 住所録では、一覧表印刷・携帯用電話帳・ラベル印刷ファイル出力ができます。


2. 過去帳
 過去帳では、住所録に連動して (リレーション) どちらのご門徒の過去帳かを指定するようになっていますので、もし該当のご門徒の住所や電話番号が変わっても、そのご門徒の住所録の内容を変更するだけで、そのご門徒の過去帳全てから、内容更新された住所等が見えることになります。カード型データベースソフトのように、同じご門徒の過去帳なのに、記載されている住所が違うというような矛盾がおこりません。
 中陰や年忌の計算を自動で行います。また、中陰表や年忌表を作成する際、"一太郎"等の差込印刷機能をもっているソフトを使って簡単に美しく作成できます。残念ながら "Paradox for windows 7. 0J" は印刷機能がそんなに強力とはいえません。特に日本語の縦書き印刷は苦手です。そこで差込印刷用のテキストファイルを出力して、登録してある他のソフトを立ち上げる機能を設けました。これにより"一太郎"等のソフトで好きなフォントを使って、好みの中陰表や年忌表を作成できます。また、日にちの表現を算用数字や漢数字を指定できます。出力する書式もカスタマイズできるように柔軟な設計にしてあります。登録できる書式、アプリケーションの数には制限はありません。(ハードディスクの容量の制限は受けますが)
 今年の年忌に当たっている過去帳を抽出したり、来年の年忌にたっている過去帳を抽出したりできます。それぞれ一覧表で表示し、即印刷できるようにしています。抽出に当たっては、特定のご門徒を指定することもできます。
 特に、来年の年忌に関してはご門徒に配布する通知書もご門徒単位で出力できます。その際の通知書をだすご門徒分だけのラベル印刷もできます。
 過去帳は性格上、取り扱いに非常に慎重でなければなりません。内容が第3者に漏れることは、大変な人権問題を引き起こします。これを防止するため、PASSWORDをかけるようにしています。これによりインストールされているパソコンがたとえLANで他のコンピューターと繋がっていても、内容が外部にもれることはありません。
 くれぐれもPASSWORDの管理には気をつけて下さい。また、一回かけたPASSWORDを忘れると二度と内容をみることができません。これはどうやっても復旧できませんので、ご注意下さい。