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連立方程式(Systems of Equations)

a R コマンドは、(数値的に)連立方程式も解くことができます。 この場合、方程式はベクトル(並び)で与えられ、 初期推定値は数値(区間型式はサポートされません)のベクトル(並び)で、 変数群もベクトルで指定されます。 変数リストを入力するときはカッコを省略することができます。 このモードが機能するためには、 各方程式はそれぞれの変数について微分可能でなければなりません。 答は2つのベクトル「解となる変数値群, それらによる方程式の両辺誤差群」 のベクトルになります。 未知変数群と同数の方程式群が必要です。 連立方程式を数値的に解く場合は初期推定として数値しか許容されないので、 ハイパボリック・フラグは意味を為しません。

a N によって、 多変量について最小探索(a X を使えば最大探索)することもできます。 繰返しますが、変数名は変数群のベクトルに、 初期推定値は初期推定値群ベクトル(要素数は同じ)に替えて使用します。 しかし多変量の a R とは異なり、 最小探索する式は依然としてひとつの式であって、ベクトルではありません。 多変量の最小探索は今のところとても遅いので注意してください。


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