JR東海の不快CM−産経新聞  07109

関西のおばちゃん出演 JR東海の関西限定CMが話題  文書化)
近頃これほど不快なCMも珍しいと、多くの人が思ったのではないか。

お決まりの、しかし現実にはありえない、全身ヒョウ柄の「関西のおばちゃん」が、
東京へヒョウ柄服を買いに行くという内容で、「トーキョー☆ブックマーク」という商品のCMである。



JR
東海は私企業であるから、どういうCMを制作しようと自由であり、ここで批判することではない。

だが、それにしても、誰にそそのかされてこんなCMを作ってしまったのだろうか。
誰が、このCMJR東海の「トーキョー☆ブックマーク」という商品のPRになると思うのか。
誰が、このCMJR東海に良いイメージを持つと思うのか。

おそらくは、相当数の苦情がメディア関係にも寄せられていることだろう。
そのため、産経がJR東海という大スポンサーのために「御用」かつ「ガス抜き」記事を書いたことも容易に推測できる。

関西の多くの人の思いを反映した記事なら、現実に寄せられている苦情に言及するべきであったが、
そうしなかったのは、もちろん、産経新聞が関西の人たちの思いよりJR東海の利益を優先したからである。



ちなみに、「ページビュー(PV)」の増加に触れておくと、これは「亀田現象」と同じことなのだ。
亀田ファミリーの最初の世界戦は45の高視聴率であった。
しかし世界チャンピョンになった直後から、それまで亀田ファミリーと提携していた企業は次々に提携を打ち切った。
普通なら、世界チャンピョンになれば提携企業はますます増えるはずであろう。
なのに、逆に急減した理由は、世界戦の高視聴率が実は全体として見れば「不快率」だったからである。
それを察知した企業が提携を打ち切ったのである。

JR
東海のページビュー(PV)の増加も、これと同じ現象なのだ。

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