世界陸上
    東京がでっち上げる偽りの大阪像 その二   その一はこちら

組織委員会事務総長 逸見博昌さん
「開・閉会式を含む大会の運営や競技の運営には、大阪らしさを存分に出したいと考えています。」



組織委員会が考える大阪らしさとは

開会式 食い倒れ人形            閉会式 盆踊り
                 



しかし、食い倒れ人形なんて、思い切り国内向けのパフォーマンスではないか。
日本以外のどこの人たちが、大阪と言えば食い倒れ人形だと思い浮かべるというのだ。

同じ人形なら、国際的には文楽人形であろう。
youtube  文楽(bunraku)



閉会式の盆踊りにしても同様である。
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閉会式で盆踊り? 世界陸上
太鼓のパフォーマンスで幕を開けた閉会式では、女子マラソンで銅メダルを獲得した土佐の表彰式も行われ、
満面の笑みに観客席から大きな拍手が送られた。

しかし、2009年ベルリン大会への引き継ぎの後、迎えたグランドフィナーレは、
なぜかいきなり「町内会の盆踊り」の雰囲気に。

河内音頭で知られるタレントの河内家菊水丸さんによる「レゲエ・ボンオドリ」「ロック・ボンオドリ」での締めくくり。

大阪カラーを打ち出した演出だったが、大会とのあまりのギャップに、選手たちはついていけないようで、
踊りの輪に加わらず、早々とトラックを後にする選手も相次いだ。

(引用終り)
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結局、組織委員会の考える「大阪らしさ」とは、いつものように
現実の大阪ではなく、彼らが思い浮かべたい大阪だったのである。

現実の大阪でないということは、時代にも合っていないということである。
だから、盆踊りの閉会式が、現在の日本や大阪をよく知っている選手たちから拒否されたのである。

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