製造責任、販売責任

捏造番組を販売(放送)した関西テレビの経営者責任が問われるのは当然である。
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2374698/org.bin?m=1185334038
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孫請けのせいにするな!総務相関テレ批判
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今回、総務相からの「ダメ出し」を受け、進退問題へと発展するのは必至だ。


では、何人もの死者を出したガス湯沸かし器を販売した、東京ガスの経営責任者の進退は、
なぜ問われないのだろうか。
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2374279/org.bin?m=1185334038
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リンナイが製造して東京ガスが「RN―405SD」として販売したもので、
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7日の事故はこの機種だった。

http://art2.photozou.jp/bin/photo/2374280/org.bin?m=1185334038
 (全文 460KB


一方で、販売責任者(本社 :大阪市)を最大責任者だと報道し、
他方で、製造責任者(本社 :名古屋市)を最大責任者だと報道する理由は、
明らかであろう。




この湯沸かし器の件については、前回の事故の時、ガス会社の責任を問う声は既にあった。

http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/cat6253242/index.html
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パロマ事件−ガス会社と経済産業省の責任は甚大だ。
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パロマ事件は,単なるパロマの問題ではなく,○○ガス事件(たとえば○○は東京),
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経済産業省事件の体質そのものの事件に大きく発展していくと思います。

しかし、前回も今回も、販売した東京ガスの責任を問う声は、マスコミからは聞こえない。

ガス会社だから、責任を問わないのではない。
同様の事故を起こした大阪ガスの責任は、追及しているのである。
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2376212/org.bin?m=1185334038




再び冒頭の記事に関連したことだが、
実は、捏造番組を実際に制作した日本テレワークと関西テレビは、
発注元と下請けという単純な上下関係ではない。

日本テレワークの実質的な親会社は、関西テレビが系列下にあるキー局のフジテレビであり、
フジテレビの社長が日本テレワークの役員になっているのである。
http://news.livedoor.com/article/detail/3002860/
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2375051/org.bin?m=1185583878
 (画像化−リンク切れの場合)

本来、相互監視しなければならないはずの、他のテレビ局や新聞からも
フジテレビの責任を問う声が聞こえてこないのは、この問題が、
単にフジテレビだけの問題に留まらず、キー局制度の根幹にかかわってくるからであろう。



【関連】
捏造問題という火事場で

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