当医院の院内設備をご紹介します。当院では血液・尿検査を信頼できる大手の検査機関で行い、結果は半日〜一日後に報告されます（ただし特殊な内容は数日かかることがあります）。また当院では電子カルテシステムを導入しており、次にご紹介する各種画像検査を画像ファイリングシステムで取り込んでいますので、専門病院にご紹介する必要があっても鮮明な画像の提供ができます。


(1) 上部消化管内視鏡システム（「胃カメラ」）…当院では最新式の経鼻内視鏡（オリンパスGIF-XP260N）を導入しています。この内視鏡は先端部外径5.0mmと細く、鼻の穴から挿入できますので、内視鏡検査時に起こりやすい嘔吐反射がほとんどありません。もちろん口からも挿入できますのでどちらを希望されても対応できます。早期胃癌ではほとんどの場合自覚症状がありませんが、内視鏡検査を気軽に受けて頂き、「癌を手遅れにならないうちに見つけて早く治療につなぐ」のが当院の使命のひとつです。検査は事前にご予約下さい。
(2) X線テレビシステム…胸部や腹部のX線撮影はもちろんのこと、胃や大腸のバリウム造影検査（いわゆる「胃透視検査」や「注腸検査」）も行っています。「胃の検査は受けたいがどうしても内視鏡はイヤ！」という方には胃透視検査を受けてみられてはいかがでしょう。大腸も「内視鏡は痛くてイヤ！」という方は注腸検査をおすすめします。バリウム造影検査は事前にご予約下さい。
(3) 超音波検査（エコー検査）…腹部超音波検査では肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓や膀胱、前立腺、子宮などもチェックします。心臓超音波検査では心臓の壁や弁の動き、血流の状態などをチェックします。その他、頚部エコーでは脳梗塞の原因になる血栓や動脈硬化性変化をみたり、甲状腺エコーでは甲状腺の病気をチェックします。
(4) 心電図…解析装置付の最新式心電図装置を導入し、LAN回線で同時に電子カルテ上に展開されます。
(5) その他、経皮的動脈血酸素飽和度測定装置、空気清浄機、全自動洗浄装置付トイレ（待合室）など、豊富な近代的設備を導入しています。ただし、医療の本質は「人と人との信頼関係」との思いを大切にしており、それが当医院の最も誇れるものかもしれません。