GA645 フジノン55mm イルフォード製赤外線フィルム
私は赤外線フィルムが好き。
赤外線フィルムで新緑を撮ると、葉っぱが桜の花のようにも見える。
それにしてもおおきな樹だ。
ベンチで談笑しているおじさんたちや、ベビーカーで私を待っているうちの次男と比べるとよく判る。
(2002年5月撮影)
和歌山城内の楠木だから、もしかしたら、暴れん坊将軍も眺めていた樹なのかもしれない。
でも戦災に遭っているお城なので違うかもしれない。
この面白い表現をするイルフォード製ブローニの赤外線フィルムは多分もう絶版。
もしかしたら、もうこの世界にはブローニの赤外線フィルムはないのかもしれない。残念。
しかし、経営ピンチと伝えられたイルフォード社自身は建て直しに成功したと聞くので、
いつかまた、このフィルムを再度出してくれる日を待ちたい気持ちです。