衣服の汚れ

汚れの種類

落とし方
口紅(油溶性) アルコールに浸したガーゼでその部分をつまみながら拭き、ぬるま湯に洗剤を溶かした中で、その部分をつまみ洗いする。ベンジンでふき取れるものもある。
チューインガム 冷水か氷でその部分を冷却し、チューインガムを固くしてとる。ドライアイスがあればそれを使う。
血液 冷水がよい。お湯だと固まって取れなくなる。蛋白質分解酵素の溶液に浸漬することがよい。
木綿(天然繊維)は水の中に漬けておくだけである程度取れ、その後洗剤で洗う。合成繊維の場合、出来るだけ早く洗剤で洗う。
墨汁 すぐ水で洗う。時間が経過したシミは、ご飯粒やねり歯磨きに汚れを移し替える。
イカの墨 大根オロシか大根の切り口でシミの付いているところを叩く。(又は、還元漂白剤に漬ける)
インク(青・赤) すぐ水洗い。(大量の水)白い布地の場合、黄ばみを取るのは漂白剤を用いる。
油性のインク(マジック・ボールペン等) ベンジンやシンナーで叩き洗い。生地によりシンナーが使えないものもある。
白髪染めのヘヤダイ あきらめる。衣服を捨てる。
ジュース・果汁 すぐ水かお湯で洗う。水を含ませた布(ティッシュペーパー)で果汁をつまみ取るようにして叩き出し、その後洗剤を使って洗う。
醤油(水溶性) 内側に乾いたハンカチを敷いて、表革から濡らした布で汚れを叩き続ける。
シミにたばこの煙を吹きかけるのは全く効果なし。水のついた布をかたく絞って、それでシミの部分を叩き、その後、中性洗剤をしみ込ませた布で叩き、その上を水でかたく絞った布で再び叩く。時間の経過したものは、酢の中にアンモニアを数滴垂らした液に布を浸してシミを叩き出す。

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