Contract Bridgeの話

コントラクトブリッジ(Contract Bridge)って、知っていますか?

知らない人のために、少し解説してみます。

1.トランプの遊びの一種です。

2.ゲームするのに4人必要です。(麻雀と同じ)

3.ジョーカーは使いません。

4.頭はすごく使います。

5.ゲームは、向かい同士が組んでプレイします。

ゲームの仕方

1.カードは、1人に13枚ずつ配られます。

2.最初、ディーラーが決められており、順番にビッドといって、一種のセリ(オークション)を行います。

これは、何を切り札にして、何組(トリック)自分たちが取れるかを競るわけです。セリ方に一応のルール(システムという)があります。札の順位は、クラブ、ダイヤモンド、ハート、スペード、ノートランプ(切り札なし)の順に高いビッドになります。

3.全部で13組ですから、半分より多くとる、すなわち、7組とることをワン(1)、8組でツー(2)、・・・・・・13組だとセブン(7)となります。

4.ビッドをするかどうかは、自分の手の強さによります。手の強さは、次の方法で判断します。A・・4点、K・・3点、Q・・2点、J・・1点として、13点あれば、最初のビッドが可能です。

5.自分のパートナーがビッドすれば、自分のポイントは低くてもビッドを続けることが出来ます。点数が少なくビッドしない人は、「パス」をします。

6.オークションは、その場での最高のビッドの後、3人ともパスすれば決定されます。これをコントラクトといい、親(ディクレヤラー)が決まります。そして、プレイが始まるのです。

7.プレイでは、コントラクトをとりプレイをやる人(ディクレヤラー)の左側の人からカードを出します。最初、出た札とおなじ種類(スーツ)の札を出さなければいけません。(持っていなければ何でもよい。)

8.プレイが始まって最初の札が出される(オープニングリード)と同時に、右回りで次の人、すなわち、ダミーになる人は、自分の札を全部さらけ出します。それ以降は、ディクレヤラーが一人でプレイします。ダミーの出す札もディクレヤラーが指示します。

9.4人が出した札が、一番強いのは、Aで、あと、K>Q>J>10・・・・・・>2の順に弱くなります。ナポレオンの時のように、2が勝つことはありません。

10.切り札(トランプ)は、オークションごとに決定され、同じスーツのカード13枚がすべて切り札となります。切り札は、他のスーツよりも強いことになっています。

11.13回で勝ち負けを決めますが、最終的には、オークションで宣言したトリック数を達成できたかどうかで決まります。

12.勝ち点は、ペアの2人に与えられます。普通のゲームでは、ペアは固定しています。(遊びのゲームでペアを変える場合を除いて)

ゲームを楽しむには

1.大勢で行われるゲームに参加するためには、オークションのルールを身につけると同時に、ビッドをする際のシステム(定跡)を学ばなければなりません。少し時間がかかります。

2.システムの勉強法は、a)講習会への参加、b)入門書による勉強、c)上手な人の手ほどき、等がありますが、ほぼ同じレベルの人が4人で一緒に勉強していくと効果的です。

3.ある程度、出来るようになると定期的に開かれているクラブの例会に参加することで、レベルアップをはかることが出来ます。

ブリッジのシステム

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