| 仏像の誕生−3 | 
|   ガンダーラ仏に対して「マトゥラー仏」ですがマトゥラー仏は黄班文がある赤色砂岩  マトゥラーの立像はもっぱら通肩でありますが坐像の場合は通肩と偏袒右肩とがあ | 
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 |  「仏三尊像」はマトゥラー仏の中でも傑作中 | 
| 両側には横向きの獅子、中央は正面向きの獅子の三頭が表わされております。古くは  光背の周辺部には菩提樹がありその枝が仏陀に厳しい太陽光線が当たらないよう垂 | 
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 |  若々しい青年の顔です。 | 
|   |  三十二相の「足下安平立相(そっかあんぺいりっ | 
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|    「仏頭」は若々しく溌剌とした美少年の面影で見開いた眼の形は違いますがゴムま | 
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|    |  「仏陀立像」は偏袒右肩で肌が透けて見えるぐらいの薄衣 | 
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|   「仏陀立像」はグプタ彫刻の最高傑作と言われる | 
|  頭光の繊細で華麗な装飾文様は、開敷蓮華、六弁花文、中央には向かい合う鳥、連  右手は施無畏印だったことでしょう。左手は衣の裾を手繰り寄せて握っております。 | 
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 |    大衣が短く下着の裙が現れてお  足元左右に小さな供養者が刻ま | 
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 |   「仏陀立像」はグプタ時代にサルナート様式で制作され | 
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 |   「仏三尊像」の本尊は偏袒右肩、説法印、 | 
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 |  「仏三尊像」の本尊は偏袒右肩、説法 | 
| 見したことはありません。ただ、「法隆寺金堂の本尊・釈迦如来」の脇侍は「薬王、薬上 | 
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|  仏 三 尊 像 | 
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|  仏 三 尊 像 | 
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|  仏 三 尊 像 | 
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|   「仏陀説法図」としておりますが異説もありはっきりしませんが参考図として掲載い | 
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|   過去仏は通肩と偏袒右肩の組み合わせです。仏陀も過去仏に入っております。それ | 
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|  右端が未来仏の弥勒菩薩です。 | 
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|   通肩の仏陀は右手を施無畏印ないしは与願印しておりますが、袖から手を出してい | 
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| これよりガンダーラの菩薩についてです。釈迦菩薩の様相を観音菩薩が引き継ぎます。 | 
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|   釈迦菩薩・観音菩薩は王侯貴族に相応しい姿でターバン冠飾を付けておりましたが | 
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|  菩薩に1本の華麗な頸飾り、2〜3本の胸飾りを付けております。頸飾りは幅広い | 
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|   我が国では菩薩は素足でありサンダルを履きません。「東大寺三月堂の月光菩薩像」  台座の前面の浮彫りは仏伝など多様であります。この図は交脚菩薩像の左右に3人 | 
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|   ガンダーラ仏の特徴を生かした「法華寺本尊・十一面観音像」は口髭を生やし右足は | 
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 |  弥勒菩薩立像 |  弥勒菩薩立像 | 
|   「弥勒菩薩像」は仏陀像に次いで多い仏像です。 | 
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 |  「バラモン僧像」は偏袒右肩の様相で右手は施無畏印の | 
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 |  弥勒菩薩坐像 | 弥勒菩薩坐像 | 
|   「弥勒菩薩坐像」で転法輪印を結ぶ場合は必需品である水瓶を持つことが出来ません | 
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|  釈迦菩薩立像 | 
 |  観音菩薩立像 | 
|  ガンダーラの「釈迦菩薩像」の様式が「観音菩薩像」に引き継がれ、我が国の「観音菩薩 | 
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| 見返り菩薩? |  観音菩薩坐像 | 
 |  交脚菩薩坐像 | 
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|    「観音菩薩立像」は宝冠に「化仏(けぶつ)(青矢印)」を表した最初の仏像かも知れな | 
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|   |  「観音菩薩立像」は我が国で言えば平安初期に造られた新しい  小さい脇侍はどんな尊像でしょうか。  |