eoさんの旅ノート ワイルドフラワーの旅
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 準 備  など

 2002年9月12日から9月22日まで、西オーストラリアのワイルドフラワーを見る旅をした。ツレアイとの2人旅である。
 レンタカーでまわる。モンキー・マイアMonkey Miaでイルカを見たい、など旅の骨子を決めたのは、2002年の初夏だった。コースの細かい部分は、ワイルドフラワーの咲き具合に関係するので、出発直前に決めた。

 まず始めに、6月初旬、航空券を予約。マレーシア航空を利用。オーストラリアに行くのにわざわざマレーシア航空を利用したのは、ワールドパークスのマイルを利用して特典無料航空券を使ったからである。

 航空券の予約ができるとすぐに、予約が難しいと思われるモンキー・マイアの宿を予約。海側の部屋を予約した。モンキー・マイアのホームページから連絡先のメールアドレスを調べ、「9月14日から2泊、2名、海側の部屋希望、予約したい」とEメールを送り、「OK。クレジットカード番号を知らせよ」の返信を得た。

 パースからモンキー・マイアまで車で行くには、途中で1泊しなければならない。ジェラルトンで泊まるのが順当だ。
 オーストラリアに到着したその日に泊まることになるので、ジェラルトンの宿も予約することにした。寝不足、時差ぼけの状態で5、6時間のドライブをした後に宿さがしをするのは辛い。その町に到着するまでは緊張して何事もなくドライブしてきても、町に着いてから宿さがしする段階で、疲労や気の緩みから事故を起こす危険性がある。だから、これまでいつも、海外旅行で到着初日からドライブをする時は、初日の宿だけはできるだけ予約をした。
 ガイド本などで調べてみたが、結局 西オーストラリア政府観光局の本国ページを参照して、Eメールで宿に直接、予約した。
 以後、情報収集は主としてこの西オーストラリア政府観光局の本国ページに頼った。

 西オーストラリアのワイルドフラワー情報では咲き具合は例年通りであり、私たちが滞在する9月13日〜9月21日頃は、 ワイルドフラワーはパースの北部に留まっていて、パースの南部にまでは達していない。この情報を元に、西オーストラリア政府観光局の Wildflower Holiday Guideの中にある"The Everlasting Trail"(そのページのWildflower_Brochure_2002_3.pdfは壊れているようである。Wildflower_Brochure_2002_3.exeが利用できる)を中心にまわることにした。

コース図
 コースの概略を次のように決めた。
 パース空港からBrand Highwayを北上してジェラルトンで1泊の後、 モンキー・マイアへ。モンキー・マイアで2泊の後、南下してカルバリ2泊、ドンガラ1泊。ドンガラから少し北東に上がって、いわゆるワイルドフラワー・ロードの起点の1つであるムレワへ。ムレワからワイルドフラワー・ロードをゆっくり南下し、Great Northern Highwayに合流してニュー・ノーシアへ。ムレワからニュー・ノーシアまでの間に2〜3泊することになるが、どこで泊まるかはドライブの進み具合による。この間を2泊で済ます場合は、最終日はパース近郊で泊まる。

 西オーストラリア政府観光局の本国ページからダウンロードしたpdfファイルの中の、お勧めコース図を拝借して作った私たちのコース図が右図である。

The Everlasting Trail

 (1)Gingin(Gingin Cemetry)→(2)Red Gully Reserve→(4)Regan's Ford→(5)Badgingarra→(6)Coomalo Creek→ (8)Eneabba→モンキーマイア、カルバリに滞在→ (10)Depot Hill→(11)Coalseam Conservation Park

  ↓
ワイルドフラワーロード
 (12)Mullewa→(13)Tardun→(14)Canna→(15)Morawa→(16)Perenjori→(17)→(19)Wubin

  ↓
(21)New Norcia(Calingiri)→パースへ

 モンキー・マイアからカルバリに車で移動すると、カルバリへの到着は夕刻近くになる。カルバリは峡谷あり、海あり、川ありという観光地。観光に丸1日かけるとなると、カルバリ での泊まりは2泊必要だ。オーストラリアの有名観光地であるようだし、到着が夕刻近いので、 宿を予約しておくことにした。
 『地球の歩き方』などのガイド本でカルバリの宿情報を調べると、どのガイド本にもHotel Palm Resortがほとんどトップに出てくるので、いわゆるお勧め宿かと考え、Webで空室情報を調べると、私たちの宿泊希望日は"満室"と出た。そんなに混んでるのかと少々焦った。西オーストラリア政府観光局の本国ページからカルバリの宿を探し、川を目の前にした宿Kalbarri Seafront Villasに「眺めの良い部屋希望」と書き加えた予約希望のEメールを送り、OKの返事を得た。
 カルバリでの峡谷などの観光は地元のバスツアーを利用するのが普通のようだが、Webで調べると、メインの観光コースである National Parkを巡るバスツアーの出発時間は朝早いようである。カルバリに夕刻に到着して 翌日のツアーの予約ができない場合には参加できない恐れがある。予約してある宿Kalbarri Seafront Villasのホームページを見ると、地元ツアーの案内・取次ぎもするように書いてあったので、Eメールでバスツアーの予約を依頼した。

 日本のハーツ事務所でハーツのレンタカーの予約をした。パース空港から同じくパース空港まで。
 オーストラリアのETAS入国許可をWebで申請した。
 トラベラーズ・チェックは出発当日に空港で入手した。1オーストラリア$≒67円。

 オーストラリア関係のWebをみていて、 西オーストラリアオンラインガイドというページを見つけた。西オーストラリアに関する最新情報が掲載されており、また、その中にある掲示板では、質問すると現地在住の人が回答してくれる。西オーストラリアへ個人旅行する人は、旅の準備として是非見ておきたいページである。

 ワイルドフラワーを見る旅なので、当然、写真を撮りたい。古い一眼レフカメラとアナログのビデオカメラは持っているが、そろそろデジタルのカメラが欲しくなった。
 スナップ写真ではなく花の写真となると、撮影枚数にあまり制限をつけたくないが、 一般のデジタル・カメラは撮影データの記憶容量が小さい。これに比べれば、 デジタル・ビデオの記憶容量は大きいし、その上、静止画像も撮れる。その静止画像の画素数もデジタル・カメラに負けていないようだ。ということで、デジタル・ビデオを買うことにした。
 8月中旬、ソニーのハンディカムDCR-TRV27を購入。とりあえず、ビデオや静止画像のテスト撮りをしてパソコン上で出来上がりを確認したが、時間がなくて2回しかできず、充分に操作に慣れずに出発することになってしまった。

 出来上がりの画像は見ていただく通りだが、私の元々の写真撮影技術の問題はおいておいて、デジタル・ビデオの操作を充分に習得していたらもっと違ったものになったろう、というのは言い訳か。
 逆光の場合の撮影方法など身に付けておくべきだったと後悔した。静止画像の撮影でピント合わせが出来なかったことが一番残念だ。

 この旅は晴天に恵まれたが、風は絶えることがなかった。いつもいつも風が吹いていた。それも、大抵いつも強い風だった。花々はいつも風に揺れていて、静止した姿を私たちに見せてくれなかった。旅の前半は、静止画像でなんとか撮影した --結果はほとんどピンボケ-- が、後半では静止画像の撮影を諦め、ビデオ撮影を主体にした。

 掲載した花の画像は、ほとんどがピンボケ写真の中から少しでもましなものを選んで Jpeg画像に作成したものである。

 それぞれの花の名前は、ほとんど記していない。花の名前を辞典などで調べたのだが、 同定できないものがいくつかあった。分かるものだけ名前を記すというのもおかしいので、 基本的には、花の名前は記さないことにした。ご了解下さい。

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