ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 | アクションRPG | Nintendo64 |
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Nintendo(任天堂) | 2000/04/27発売 | 5800円 |
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ファミ通評価; 37点/40点 | 販売本数; 50万2005本 | 俵屋評価; 8点/10点 |
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現在の価格;??? | バックアップカートリッジ | 備考;振動パック対応 拡張メモリパック必須 宮本茂プロデュース |
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[概要] 「同じハードで『ゼルダ』は2作以上作らない。」と言われていたが、拡張メモリパックを必須として、64での2作目。 今までのソフトは拡張メモリパック(旧ハイレゾパック)をグラフィックの強化のみに使用していたが、この作品はシステム面にも使用している。(だから必須なの) |
[あらすじ] 前作での冒険の後、愛馬のエポナと共に旅に出た「リンク」。 しかし、旅の途中で禍禍しい仮面をつけた「スタルキッド」のために離れ離れになってしまう。 エポナとスタルキッドを追っていくうちに足を踏み入れた世界「タルミナ」…。 そこは前作の舞台であるハイラルと似ているようで全く違う、パラレルワールド…。 そこは3日後に月が落ちてくるという世界。 |
[総評] 前作とシステムや外観は似ているのだが、中身はすこし違うという、物語設定と同じような印象を受けた『ゼルダ』。 まず、前作の長所のほとんどを捨てている。 うろついているだけで楽しかった前作とは異なり、今回はどこかボタンを掛け間違えたような、狂った世界。歪んだ童話のような世界観なので、なんだか落ち着かない感じがする。 システム的にも、いろいろ制限されている。 ・世界設定が「3日後に月が降ってくる」というものなので、制限時間が出来た。 ・オカリナで時間を戻すことで初日に戻れるが、そのときにしかセーブできない。 ・そして、セーブするたびに様々なことがリセットされる。(イベント、消費アイテムや持ち金など) 最終的には、スタルキッドに狂わされた世界の修正が目的なのだが、前作の「お使い」タイプの冒険ではなく、自分から困っている人を探す「探索」タイプになっている点も重要である。 |
良かった ところ |
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システム | Z注目など、簡単操作で複雑な(かっこいい)動作というシステムは素晴らしいの一言。 | |
ダンジョンの謎解き | 謎が解けたときの快感は最高。言葉には出来ない。前作に加えるなら、時間制限があるので「ホッと」する快感もある。 | |
駄目な ところ |
難しい… | 前作もなかなかの難易度だったが今作はかなり難しい。制限時間があるので、なんとなく心理的にあせってしまうし、セーブするとダンジョンなどの謎解きもリセットされてしまうので、1プレイでダンジョンをクリアしなければならない。ダンジョン攻略なら、1〜3時間は必要かも。 | 時間がない… | セーブするたびに色々リセットされるのがキツイ。特にダンジョンの攻略もリセットされるため、1度ダンジョンを攻略し始めると、クリアしなければ意味ないので、とんでもなく疲れる。「時間を戻す」のと「セーブする」のは別にして欲しかった。 | 繰り返す出来事 | セーブするたびにリセットされるのは、イベントやダンジョンの攻略が代表的なのだが、失敗するたびに同じイベントを繰り返さなければならないのは、精神的にきついときがある。 |