幻想水滸伝2 | RPG | PlayStation |
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コナミ(KCET) | 1998/12/17発売 | 5800円 |
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ファミ通評価; 30点/40点 | 販売本数; 35万0523本 | 俵屋評価; 8点/10点 |
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現在の価格;2500円ぐらい | 2ブロック〜 | 備考;前作『幻想水滸伝』のデータ引継ぎ可能 |
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[概要] 名作RPG『幻想水滸伝』の続編。前作と同じく(最大で)108人(+?匹)が仲間になる。 おまけ要素として、前作のデータの引継ぎが可能で、一部のキャラのレベルやちょっとしたイベントなどに影響を与える。 |
[総評] グラフィックはかなりの進化を見せたが、基本は『幻想水滸伝』、丁寧なつくりと108人のドラマはファンの期待を裏切らない。前作から引き続き登場するキャラもおり、キャラの味はいっそう深みを増したと言ってよい。 ただ、前作をやっていない人には楽しめない部分も多い。ので、未プレイの人はぜひ前作とセットで。ちなみにベストエンディングは今回も難しい。 裏技=バグ(笑)…物語の序盤、「ピリカ」のために買い物に行くイベントがあります。その買い物をする都市の北の方にある関所(詳しくは忘れました)の扉は、押したら動きます。開くんじゃなくて、動きます。十字キーの上ボタンを押しつづけてみてください。笑えます。 そのまま関所を抜けて、街道の村へ行くことも可能です。周りの敵はレベル40以上なので、戦闘になれば即死ですが、街道の村にたどり着けば、「ハンフリー」などを仲間にすることも出来ます。運良く一度でも敵を倒せれば、すぐにレベルが40を超えるのであとの展開がすごく楽になります。 多分、バグなので、修正されて、出来なくなっているかもしれません。 |
良かった ところ | ||
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キャラクター | 108人の仲間たちの一人一人に個性がある。あれ?、前作のときも書いたか。これのおかげでシナリオに奥行きがでる。 | |
戦闘システム |
いわゆるコマンド入力式で、すばやさの順番に攻撃が行われるオーソドックスなタイプなのだが、キャラの行動が並列で処理されるため、非常に爽快。 また、経験値はキャラと敵のレベル差で修正が入るため、レベルの低い仲間もすぐにレベルが追いつき、置いてけぼりにならない。 これも前作のとき書いたね。 前作の良いところはそのままです。 | |
前作からの引継ぎ | 意外と本当の意味での「続編」は少ないのだが、このゲームは世界観・歴史・一部のキャラを引き継ぎ、舞台は前作の隣国と正統的「続編」なので、前作のファンにとってはうれしいかぎり。 | |
駄目な ところ |
前作からの引継ぎ | 前作からのファンには嬉しいが、今作からシリーズに入った人には、少し不親切かもしれない。ま、続編のジレンマというやつだろう。いい機会なので、前作から遊んでみてください。ちなみに前作のベストエンディングのデータを引き継げば、今作にも大きく影響します。 |