ファイナルファンタジーIX | RPG | PlayStation |
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SQUARESOFT(スクウェア) | 2000/07/07発売 | 7800円 |
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ファミ通評価; 38点/40点 | 販売本数; 240万6653本 | 俵屋評価; 7点/10点 |
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現在の価格;6000円ぐらい | 1ブロック〜 | 備考;エンディングテーマ (Melodies Of Life) PS2での読み込み短縮;約2秒 |
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[概要] 前作の発売からわずか1年半で発売された。テーマは「原点回帰」。発売までのインタビューで、プロデューサーの坂口博信は、前作(7,8)までの路線とは「違う」ことをなんども強調していた。 発売予定日より早く発売されることになった稀有なケース。『ドラゴンクエストVII』と発売時期がかぶることを恐れたのだろうか? |
[総評] オススメ。FFシリーズで初めてエンディングで、じんわりした。昔なつかしのモンスターが出てきたりして、古くからのFFファンならより楽しめる要素もある。 戦闘のロード以外で気になったのは、後半の作りこみがイマイチであること。チョコボとか12星宮とか、色々楽しめるのだが、ほとんどの街・ダンジョンに入れなくなるのはどういったことか? |
良かった ところ |
グラフィック | プレイステーションで、これがリアルタイムで動くの?と思うほどのグラフィック。『ベイグランドストーリー』でも思ったが、スクウェアのグラフィックはやはり群を抜いている。さりげなく背景が動いているのがすごく驚いた。 |
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前向きな主人公たち | やっぱり前向きな主人公たちはホッとする。だいたい、日本人自体が基本的に能天気で、前向きな民族なんだから、「悩みながらも行動する主人公」ってのは基本だね。もしその基本を外そうとするなら、よほどシナリオを練らなきゃダメだろう。 | |
ボスの動機がわかりやす | クジャが世界を滅ぼしたい理由がわかりやすかった。彼のイカレた格好は理解できんかったが。FFといえば、なんだかよくわからんが世界を滅ぼしたいボスばかりだったのに。(8なんか究極…) | |
戦闘のバランス | すこしシビアになった。HPの少ない前半なんか油断したらザコに殺されたりなんかして、嬉しくなった。マゾ?いやいや、やっぱりFFはコレぐらい敵が強くないとやりがいがない。まぁ、ラスボスはあっけないほど弱かったが。 | |
駄目な ところ |
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戦闘突入時のロード時間 | 今作最大の弱点。他の部分では、CD-ROMだということを忘れるほど快適であるが、戦闘のロードは長い。7秒前後。PS2でも5秒前後。 | |
エンカウント率が高い | 原点回帰ってコレもかいっ!ロード時間が長いという欠点を考えるとかなりイタイ。 | |
どこかで 見たことある… |
最初から最後まで、あらゆる場面が「どこかで見たことあるよなぁ」という印象を受ける。別に悪いことじゃない(面白かったから)のだけれど。「良いところの寄せ集め」だし。 | |
微妙につくりこみが甘いような… 妙に急いで作ってませんか? やっぱり『ドラクエ』効果ですか? |
最初、町の人にも名前があったり、細かいところに仕掛けがあったりして、「なんて作りこみだぁ」と驚いたのだが…。物語中盤以降は、その細かさが見られなくなってしまう。最初の作りこみを考えると、ストーリーに従って街の人の台詞がもっと細かく変わっていてもおかしくないはず。4枚目のラストダンジョン突入前なんかは、世界中をまわっていろいろやりたいのに、街やダンジョンに入ることさえ出来ない!!どういうことだ、コレは。なんか急いで作ったという印象がぬぐえない。 あと、少し関係ないけど、やりこみ・おまけ要素(チョコボとか)のイロイロがあんまり面白くなかったのは僕だけでしょうか。いや、やってる最中はものすごく面白いけど、達成したときに急激に冷めてしまう…、ってもしかして歳かなぁ。 | |
妙に残る不満足感 | ゲームを終えた後に妙な不満足感がのこる。まるで豪華なディナーセットを食べ終わったのに、まだ空腹感が残っているような気分。「ここをこうしたら面白かったのに」「あともう少し練りこんで作ったらよかったのに」とそんな思いでゲームを終わる。 |