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>> 大阪市立大学理学部 附属植物園

大阪市立大学 理学部 附属植物園 (以下、市大植物園) は大阪府交野市にあります。

アクセス:
最寄りの駅は右の京阪電鉄私市駅です。

交野は 「かたの」、私市は 「きさいち」と読みます。
かつて 私 (きさ) は后 (きさき) と同義で、つまりここは 「后の領地」 でした。 はるか昔、額田部皇女 の時代につながる話です 1)
 
私市駅から10分ほど歩くと植物園の入口に到着します。

この植物園は、本来は大学の研究施設です。
しかし園内のほとんどの場所は自由に散策できます。

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園内に入ると、広い芝生の広場が目に飛び込みます。

花が咲き乱れる花壇や、バラ園、フォーマルガーデンなどを期待すると拍子抜けするかもしれません。

この植物園は、大きく分けると樹林地帯、乾燥地帯、水生植物コーナー、初夏から秋にかけてできる熱帯植物コーナーで構成されるのですが、樹林地帯の割合が圧倒的に大きいのです。
 
舗装道路はほとんどありません。
自然の地形を生かした森を歩くと、ここが植物園だということを忘れてしまいます。

平日に入園すると、森で人と出会うことも稀です。

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スイレン用のプールと、近くのフィールドで群れ咲くコスモス。園内では絶滅が危惧される水生植物も栽培されています。

決して大規模ではないけれど、気軽に行けて四季の変化を楽しめる植物園です。

(2009年10月13日)
【リンク /引用時のご注意】
 
参考 (先頭の数字をクリックするとページ内のリンク先へジャンプします):
  • 1) ふるさと 交野の地名 :1988年(昭和63年)、地元の方々の尽力により交野の地名について1冊の本がまとめられました。本自体は出版に至りませんでしたが、ウェブバージョンを見ることができます。
    交野近辺が物部氏の領地であったことや、蘇我系の額田部皇女が大后になったことに危機感を持ち、物部氏が肥沃な土地を彼女に献上した話などは興味深いものです。 (2009年10月12日参照)

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