非常に片寄った私的なおすすめ (現在16枚)

ここではyossyの好きなRockアルバムを紹介しようかなと。

別に好きな順番とか関係無しで思い出したまま並べるつもりです。

日本未発売分については輸入CD店で探せば購入できる可能性があります。

逆に日本盤であっても入手困難なものも含まれています。

これが80年代日本のプログレハードの頂点にあったノヴェラのベストアルバムである。企画モノですが。解散まですべての曲を網羅しているわけでなく、第2期ノヴェラまでの曲をピックアップしている。これはファンにとって間違いではないだろう。第3期以降はノヴェラであってノヴェラでないからだ。1STでの大作「魅惑劇」から第3期の「ALFA CITY」まで楽しめる内容です。って第3期入ってるやん。先程の発言は間違いでした。1曲だけ第3期のものが収録されてました。個人的にはこの選曲に不満が残るものの、日本にもこんな高度な音楽性と高度な演奏技術をあわせもったグループがあったという、記録の1枚としてはおすすめできます。ちなみにTVでも放映されたマンガ「愛してナイト」に出てくるバンド、ビーハイブとはノヴェラがモデルであります。

収録曲 1.魅惑劇 2.星降る夜のおとぎ話 3.ヒドラ伯爵の館 4.青の肖像パート1 5.青の肖像パート2 6.青の肖像パート3 7.奇跡 8.調べの森 9.夢の絵の具 10.アルファシティ 11.マジカル・アクション 12.少年期-時の崖 13.怒りの矢を放て

THE VERY BEST OF NOVELA/ノヴェラ

キング KISC2813 定価1.748円

カナダの演奏職人(?)トリオ「RUSH」の国内未発売のライブ盤です。今はすっかりおとなしくなってしまったRUSHですが、この当時(1976年)は「これでもか!」と言わんばかりのテクニック見せつけプレイをかましています。アレックス・ライフソンはギターとキーボード、ゲディ・リーはベース&ヴォーカル&キーボード&ベースペダル、ニール・パートのドラムはツーバスに林立したタムやエフェクトシンバル類と人間はここまで出来るのか、と感心してしまいます。変拍子バリバリのyossy大好きハードロックです。

収録曲 1.BASTILLE DAY 2.ANTHEM 3.FLY BY NIGHT/IN THE MOOD 4.SOMETHING FOR NOTHING 5.LAKESIDE PARK 6.2112 7.BY-TOR&THE SNOW DOG 8.IN THE END 9.WORKING MAN/FINDING MY WAY

ALL THE WORLD'S A STAGE/ラッシュ

ポリグラム 822 552-2 M-1 日本未発売

元ニルヴァーナのドラム、デイブ・グロールのソロプロジェクトから始まったフーファイターズの1STです。知ったのは米国版ゴジラのサウンドトラックに1曲入っており、その曲がいたく気に入ってこのアルバムも買うことにしました。ソロプロジェクトから始まっただけに、と言うかデイブさんマルチなんで、ドラムは当然ギターからベース、ヴォーカルまでこなしています(全てじゃないけど)。このヒトの作る曲は単純に「かっこいい!」と思わせるものが多くお気に入りです。余談ですが、デイブさんRUSHが大好きで、聞いてて「RUSHちゃうん?」とつぶやいてしまうようなフレーズや、ドラムワークがあって面白いです。パンクな雰囲気も最高。

収録曲 1.THIS IS A ALL 2.I'LL STICK AROUND 3.BIG ME 4.ALONE+EASY TARGET 5. GOOD GRIEF  6.FLOATY 7.WEENIE BEENIE 8.OH,GEORGE 9.FOR ALL THE COWS 10.X-STANG 11.WATTERSHED 12.EXHAUSTED 13.WINNEBAGO 14.PODUNK

FOO FIGHTERS/フーファイターズ

東芝EMI TOCP-8622 定価2.427円

言わずとしれたピストルズの1978年1月14日収録のラストライブらしい。迫力あるのか無いのかわからない演奏です。むちゃくちゃなのは確か(笑)。これが欲しかったのは6曲目の「VELSEN WAS A GAS(ベルゼンの毒ガス室)」と言う曲がお気に入りだったんです。カラオケに無いのが残念。ジョニー・ロットンの叫びは一度聞いたら忘れられません。この叫びの中に今は薄れてしまった権力に抗う若かりし日を思いだすのはワタシだけではないでしょう。

収録曲 1.God Save The Qeen 2.I WANNA BE ME 3.SEVENTEEN 4.NEW YORK 5.E.M.I 6.BELSEN WAS A GAS BODIES 7.BODIES 8.Holodays In The Sun 9.LIAR 10.NO FEELINGS 11.PROBLEMS 12.PRETY VACANT 13.ANARCHY IN THE U.K 14.NO FUN

伝説のラストライブ/セックスピストルズ

IMAGICAビデオアーツ VACM1114 定価2.427円

あのペイジ&プラントの1995年のカリフォルニアなどでのライブ盤です。2枚組でかなりの曲数です。Zepナンバーめじろ押しで楽しめます。二人ともCDジャケットを見る限り美形ミュージシャンとしては終わっています(50歳越えてるもんな)。ビデオも持ってますが、ペイジがおっさんになってるのに振りだけ若いままなんで、結構辛いモノがありました。で、内容なんですがZepの曲がさらに中近東テイストを増していて、ペイジとプラントが好きなものが特化された印象です。ペイジの演奏よりも、アレンジの変化と曲の懐かしさを楽しむべきものか。

収録曲 DISC1/1.INTRO 2.THANK YOU 3.BRING IT ON HOME 4.RAMBLE ON 5.SHAKE MY TREE 6.INTRO 7.LULLABY 8.NO QUARTER 9.GALLOWS POLE 10.HURDY GURDY SOLO-NOBODY'S 11.FAULT BUT MINE 12.HEY、HEY、WHAT CAN I DO? 13.THE SONG REMAIN THE SAME 14.INTRO 15.SINCE I'VE BEEN LOVING YOU DISC2/1.FRIENDS 2.CALLING TO YOU-BREAK ON THROUGH -DAZED AND CONFUSED 3.FOUR STICKS 4.IN THE EVENING 5.BLACK DOG 6.KASHMIR 7.IMMIGRANT SONG-WANTON SONG 8.DANCING DAYS 9.BRING IT ON HOME 10.LONG DISTANCE CALL 11.BABY PLEASE DON'T GO

SUPREME THEATER/ペイジ&プラント

PLANET-X PLAN060-2 日本未発売

おすすめロックと言いながらなぜキース・ジャレットが?良いんです。ジャンルにこだわってたらダメなんです(するとタイトルはいったい?)。で、このアルバムですがこれは芸術です。このピアノ・インプロビゼーションはどうでしょう?キースのピアノにベースのゲイリー・ピーコックの多彩なサポートがからみ、ドラムスのジャック・ディショネットがすばらしい反応を返してくる。三人の芸術対話がこのアルバムですなあ!

収録曲 1.FLYING,PART ONE 2.FLYING,PART TWO 3.PRISM

CHANGES/キース・ジャレットトリオ

ポリドール POCJ-2414 定価1.942円

YMOのリーダー細野さんのベストです。なんせ聞き出したのがYMOからですから、はっぴいえんど時代とかのソロを聞くのは始めてのものが多いです。年代的にはかなり幅広いので、音の作り方にはかなり違いがありますが、コンセプトと言うかポリシーと言うか一貫して「細野ワールド」と言うのがすごい。「東京ラッシュ」なんて大好きですねえ。「フニクリ・フニクラ」なんかはちと辛いんすけど。でも最近ワタシは細野ファンです。

収録曲 1.三国志のメインテーマ 2.東京ラッシュ 3.四面道歌 4.フジヤマ・ママ 5.はらいそ 6.フニクリ・フニクラ 7.L・D・K 8.スポーツマン 9.フィルハーモニー 10.夢見る約束 11.ウォリー・ビーズ

細野晴臣ベストセレクション/細野晴臣

アルファ ALCA-74 定価2.800円

ワタシが多大なる影響を受けたYMOです。ソリッドステートサヴァイヴァーが衝撃のアルバムだったのですが、有名すぎるんで渋めのお勧めで「BGM」です。今の若いヒトの中にはYMOを知らないヒトも多いかと思いますが、日本のロックシーンでも異色の存在だったと思います。それまでシンセサイザーって市民権が無かったですから、音色に驚かれたり謎のイメージが多いグループでしたね。

今思うとYMOと言う名前の元に3人の作曲家・プレイヤーが集まりそれぞれの作品を発表し、演奏は1人でやったり皆でやったりと言う形態が変わっているなあと。メンバーも大物ばかりですからね。

このアルバムは今までの派手目から「わび・さび」の世界に変化しています。「乾いたダークな世界」といった感じですかね。1曲目の「BALLET」が好きです。

収録曲 1.BALLET 2.MUSIC PLANS 3.RAP PHENOMENA 4.                         HAPPY END 5.1000 KNIVES 6.CUE 7.CAMOUFLAGE 8.MASS 9.LOOM

BGM/YMO

アルファ ALCA-9043 定価2.300円

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大好きなイタリアンプログレの巨匠「Goblin」の珍しいリミックス。バンドはとっくに解散しちゃってますが、これは何と1999年発売です。曲は以外とリミックスされても違和感なく仕上がっています。惜しむらくは、デジタルビートに変わっているので超技巧派のアゴスティーノ・マランゴーロのドラムが聞けないことです。有名な恐怖映画の曲は大体入ってます。Goblinファン以外の人でも楽しめるかもしれません。

収録曲 1.サスペリア2のテーマ 2.ジェニファー 3.シャドーのテーマ 4.ブイオ・オメガのテーマ 5.フェノメナのテーマ 6.サスペリアのテーマ 7.ガンマのテーマ 8.殺人鬼のテーマ(シャドー) 9.ゾンビのテーマ 10.死の滅亡(サスペリア2) 11.アクアマン 12.夜 13.スリーピウォーキング(フェノメナ) 14.ジェニファーズ・フレンド(フェノメナ)

ゴブリン/オリジナル・リミックス・コレクション

キング KICP679 ¥2.548

イタリアンプログレの巨匠「Goblin」の再登場です。もともとはイタリアの一流スタジオミュージシャンが集まって、映画のサントラ作成の為に結成されたグループなので、上記のアルバムセットリストを見てもわかるように、ほとんどが映画のテーマです。そのゴブリンが初めてオリジナルアルバムを作ったのがこの「ローラー」です。サントラと違い、自由に曲づくりをしているのがわかる。テクニックは完璧。ファビオ・ピニャッテッリのウニョウニョベースが超人アゴスティーノ・マランゴーロのドラムスに絡みつき、クラウディオ・シモネッティ(笑)とマウリッゾ・グアリーニ(難)の二人のシンフォニックキーボードとマッシモ・モランテの攻撃的なギターがかぶさって壮大なゴブリンワールドが生みだされています。5曲目の「GOBLIN」はイタリアンロック史上の残る名曲と言われています。3曲目の「SNIP SNAP」のジャズ・ファンク的アプローチも格好良いです。

収録曲 1.ROLLER 2.AQUAMAN 3.SNIP SNAP 4.IL RISVEGLIO DEL SERPENTE 5.GOBLIN 6.DR.FRANKENSTEIN

ROLLER/ゴブリン

キング KISC2750 定価2.136円

前出ローラーに続いてのオリジナルアルバムの2作目。入手前はかなり期待していましたが、イメージが違ったのがまずボーカル入りなことです。ギタリストのマッシモ・モランテさんが歌ってますが、明らかに美声とは言えない歌声。まあ、それを差し引いても演奏技術は完璧なんでカッコイイことはカッコイイです。コンセプト的には元NOVELAのリーダー平山照継師匠のソロアルバム「ノイの城」っぽいかな。どちらも少年が幻想の旅に出る話をモチーフにしています。いや、これはマークと言う虫だったかな。ただし、シンフォニックな美しさ、トータルバランスでは平山師匠の勝ち(笑)。

収録曲 1.マークの幻想の旅 2.ヴィリディアナの滝 3.ゴブリンの世界 4.ダルジェントの息子 5.舞踏 6.華麗なオペラ 7.夜 8.そしてロック

マークの幻想の旅/ゴブリン

キング KISC2836 定価2.136円

これは国内では上映されてない(はず)の映画のサウンドトラックです。ジャケット写真恐いですけど中にもっと恐い写真あります。ゴブリンはいつもそうですが、サウンドトラックには完全に職人になります。けど、聞き流しながら(笑)聞いていると、たまにハッとするような美しい旋律やカッコイイベースライン・ドラムワークがあるのでやはりおすすめ、と言うことになってしまいます。とくに音楽やってるかたには刺激になる部分が少なからずあるかと。

収録曲 1.ブイオ・オメガ 2.クワイエット・ドロップス 3.ストライヴ・アフター・ダーク 4.略奪 5.ラッシュ 6.キ-ン 7.ゴースト・ヴェスト 8.ビキニ・アイランド 9.ブイオ・オメガ 10.クワイエット・ドロップス 11.ストライヴ・アフター・ダーク 12.ブイオ・オメガ 13.ストライヴ・アフター・ダーク 14.ブイオ・オメガ 15.ブイオ・オメガのテーマ

ブイオ・オメガ/ゴブリン

キング KKCP189 定価2.427円

先に製作されたのに、日本では上映の順序が逆になったため「サスペリア2」とされた「プロフォンド・ロッソ」のサウンドトラックです。これはサウンドトラックとは言うものの、アルバムとしてもなかなか楽しめる内容です。1曲目のテーマ曲がとても美しくゴブリンらしい恐怖感が漂っています。ゲストミュージシャンでジョルジョ・ガスリーニがサックスを吹いています。

収録曲 1.サスペリア2のテーマ 2.死の滅亡 3.マッド・パペット 4.ワイルド・セッション 5.ディープ・シャドウズ 6.スクール・アット・ナイト 7.ジャンナ

PROFONDO・ROSSO/ゴブリン

キング KICP2751 定価2.136円

これもサウンドトラックです。日本では「ローマ麻薬ルート大追跡」もしくは「ビッグバイオレンス」と言うタイトルでテレビ放映されたらしいです。アクション刑事ものみたいです。音楽的にはタイトルもまともに付けて無く、断片的な音楽の寄せ集め、のような印象ですがある意味バリエーションが豊富で聞ぎこたえがあるかも。一曲目だけは曲らしいですがなんか「太陽にほえろ!」な感じですね(笑)。しかし全体的にはこれもたまにハッとするような美しい旋律やカッコイイベースライン・ドラムワークがあるのでやはりおすすめ、と言うことになってしまいます。

収録曲 1.シークエンス1 2.シークエンス2 3.シークエンス3 4.シークエンス4 5.シークエンス5 6.シークエンス6 7.シークエンス7 8.シークエンス8 9.シークエンス9 10.シークエンス10 11.シークエンス11 12.シークエンス12 13.シークエンス13

LA VIA DELLA DROGA/ゴブリン

キング KKCP190 定価2.427円

これはかの有名なサスぺリアのサウンドトラックですね。始めて聞いた時はカッコ良さに感動しました。タイトル曲のあの悪夢のような美しい旋律、中間に入るプログレッシブな激しいドラムス、トリップしそうな効果音、悪魔の囁きなどyossyを引き込むには十分すぎました。ただし周りからは「こんな曲かけんといてくれ〜」と良く言われましたが(笑)。全体的に音使い、プレイ、曲構成などバランスが優れているのではないでしょうか。

収録曲 1.サスペリアのテーマ 2.魔女 3.謎の呻き声 4.悪魔達の囁き 5.エレナ・マルコス 6.暗黒の森 7.闇の饗宴 8.死のワルツ

サスペリア/ゴブリン

キング KICP2721 定価2.136円

ゴブリンの前身バンドのチェリーファイブのアルバムです。プログレなんですけど、割合軽快な感じがします。アレンジは70年代にありがちなパターンもありますが異常に動きのあるベースラインやアンサンブル、変拍子や暗いのに妙な明るさがあったりと、イタリアのツボを押さえています(笑)。ゴブリンファンはぜひ聞くべし。

収録曲 1.田舎の墓地にて 2.ドリアン・グレイの肖像 3.白鳥の殺意(パート1) 4.白鳥の殺意(パート2) 5.オリヴァー 6.雲の王国

白鳥の殺意/チェリー・ファイブ

キング KICP2709 定価2.136円

不必要かもしれないおまけ(笑)。GOBLINの紹介です。
第一期GOBLIN・左後列から知らないヒト、マッシモ・モランテ、左前列からファビオ・ピニャッテッリ、クラウディオ・シモネッティ、カルロ・ボルデーニ。ドラムスのカルロ・ボルデーニは1stアルバムのみで脱退。 第二期GOBLIN・左からマッシモ・モランテ、マウリッゾ・グアリーニ、アゴスティーノ・マランゴーロ、ファビオ・ピニャッテッリ、クラウディオ・シモネッティ。この時期だけツインキーボードです。ドラムスがアゴスティーノ・マランゴーロに変わっています。
第三期GOBLIN・左からマッシモ・モランテ、アゴスティーノ・マランゴーロ、ファビオ・ピニャッテッリ、クラウディオ・シモネッティ。また4人になりました。このあとギターのマッシモ・モランテとドラムスのアゴスティーノ・マランゴーロが脱退しますが、それ以降はあまり興味がなく、実際GOBLINも名ばかりと言う状態になってしまいます。
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