シカやイノシシが民家近くに出没するようになったのは、山にエサがなくなったから?
アライグマの農作物被害が深刻なのは、ペットとして輸入されたものが逃げて(逃がして)野生化した?
原因は様々ですが、人間の生活のために、犠牲になっている野生動物もいるのは事実。
少しでも、そんな動物たちの力になれたら、と思います。
かといって、私は獣医でもなんでもない、ただの動物好きですので、できることなんて限られていますので、
傷病野生鳥獣飼養ボランティアに登録しました。

★いままでの居候★
コノハズク(コノハちゃん) 残念ながら、写真なし。(どっかにあるはずなんですが・・・)
約1ヶ月で亡くなりました。
原因は不明です。
足を骨折していたのですが、当時は「鳥インフルエンザ」真っ最中で、獣医さんも見てくれませんでした。ちゃんと鳥インフルエンザの検査を受けて異常はなかったんですけど。
うちに来たときには、疲れ果てて、コクコクと船をこいでいました。
メジロ1号(シロちゃん) 同じく写真なし。(まとめてどっかに??)
面倒が見られなくなったと役所に返しにきたそうです。
(メジロは1羽のみ都道府県から飼養許可が出ます。)
最初は、暖かくなったら放鳥する予定で、飛行訓練なんぞもさせたのですがなかなかうまく飛べませんでした。
羽を切られていたのが原因で、居候が長期化するかと思われましたが、しばらくして亡くなりました。
鳴き会わせ用だったようですが、だいぶお年寄りであまり鳴かない子でしたので、飼い主さんが嫌になったのかもしれません。
メジロ2号(シロちゃん)

やっと写真が見つかりました。
同じく、寒い時期に返された子です。
この子はよく鳴いてくれましたので、その鳴き声に釣られて、野生のメジロがよく遊びに来ました。大阪市内でもメジロがたくさんいるんですね。
無事に放鳥しました。
子ダヌキ3兄弟


1頭300グラムくらいでしたが、微妙に大きさが違いましたので、「大」「中」「チビ」と呼んでいました。
タヌキは元々、凶暴な動物なので、少し大きくなって野生に目覚め凶暴になる時期を待っていました。一ヶ月後に「大」だけめでたく凶暴になり、山へ帰しました。
残り2匹はいろいろあって、最後までウチの子になることが決まりましたので「チュウタ」と「チビタ」に改名。
※大阪府の鳥獣ボランティア制度が改正されて、今後は終生飼養は認められないことになりました。
 最後の終生飼養獣となりました。