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明石の教育を考える用語集

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明石高校
 明石で最も古いとされる伝統校。(本当は明石南とどっちが古いか微妙。)昔は東大、京大合格者を多く輩出する進学校だったが、総合選抜制度導入後、どんどん大学合格者が低迷してしまった。旧制中学時代の甲子園出場の、対 中京中学 延長25回の死闘は有名。その後も何回か甲子園に出場している。(文責:やっさん)
兵庫県立明石高校ホームページ

明石北高校
 明石、明石南高校に次ぎ、三番目に古い高校。高校受験志願者増加に伴う校舎不足の対策として開校した。地域では明北(めいほく)と呼ばれている。成績優秀者の志願が多く、「勉強の北」と称される。多くの成績優秀者は、ここを志願して各校学力均等の名の元、明南なんかに飛ばされる。理数コースという特進コースがある。
兵庫県立明石北高校ホームページ

明石清水高校
 正直言ってこの高校はよく知らない。(説明できる方はメールくれ) 最近、理数コースという特進コースが「科学と人間コース」という、だからなんなんだと思う名称に変更された。
兵庫県立明石清水高校ホームページ

明石城西高校
 総合選抜下で開校した明石で最も新しい高校。1984年創立。開校当初から「勉強が厳しくなる」と言われ、その3年後には総合選抜の逆風の中、高い大学合格実績を成し遂げた。今はそれほどでもないが明石の中では優秀な方だ。英語コースという特進コースがある。エンジ色の制服がダサい。
兵庫県立明石城西高校ホームページ

明石西高校
 明石では明西(めいせい)と呼ばれている。「英語の西」と称され、国際交流は英語教育に力を入れている。最近、英語コースという特進コースが国際人間科という意味不明な名称に変わり、他学区からの受験が可能となるらしい。このコースの説明には「地球市民」などという偏狭思想系団体が好みそうな言葉があり、少し心配である。HPに大学合格実績を掲載しているのはエライ! 因みに公立高校では珍しいライフル射撃部があるそうだ。(文責:やっさん)
兵庫県立明石西高校ホームページ

明石商業高校
 明石市唯一の商業高校。市立。総合選抜導入当初、この高校も総合選抜枠に入れることが検討されたか結局、他の県立高校とは別となった。昔は悪の巣みたいな高校だったが今はそうでもない。

明石南高校
 明石高校と並ぶ伝統校。地域では、明南(めいなん)と呼ばれている。「スポーツの明南」と称され、確かに、過去、甲子園出場を果たし、マラソンで小鴨由水を輩出したが、スポーツの…と呼ばれる所以は、男子の体育授業で毎回、上半身裸で5分間走があることが大きいだろう。明石では唯一、特進コースがない高校。それが原因なのか、学校の雰囲気が楽しすぎるからなのかわからないが、大学合格者が低迷している。因みにMr.オクレ師匠は明南中退。(文責:やっさん) 
兵庫県立明石南高等学校ホームページ

明石6高
 明石に六甲高校があるのではない。明石の6つの総合選抜県立高校の総称としてこう呼ぶ。

アホ
 ドモリという言葉は差別用語なのだそうだ。だからテレビや雑誌では、代わりに「吃音」(きつおん)という言葉を使用する。しかし、ドモリ症の人たちの団体の代表者はこの吃音という言葉を嫌っている。「吃音という言葉は意味がわかりにくい。ドモリという言葉の方が自分たちのことをわかってもらえやすい。」のだそうだ。
 アホという言葉も同様のことが言える。教師の中には、このアホという言葉を使う我々を批判する者がいる。(単なる攻撃材料だが)そして彼らはアホの代わり「低学力者」などと言う。本人たちはうまく言い換えたと思っているかもしれないが、アホ以上に辛辣な言葉である。アホを包み隠し、奇麗事ばかり言っているようでは生徒の学力向上は叶わない。教師は生徒がアホであることを認識し、生徒自身も自分がアホであることを自覚し、体当たりで学力向上を目指さなければ、アホは克服できない。また、「アホ」は関西人が普段から相手への親しみを込めて頻繁に発する言葉でもある。
 当サイトでは、以上のような考えで、「アホ」という言葉を度々使用する。とりわけ、当サイトにおいては、「アホ」の主たる定義を、明石の公立普通科高校に関する問題を多く取り上げる関係上、以下の通りとする。
 中学課程を満足に習得していないにもかかわらず、普通科高校に入学してしまい、授業についていけない高校生。明石6高では、360人中250番以下。公立高校入学試験60%以下。明石6高に入学してはいけない。

インセンティブ・ディバイド
 学習意欲格差のこと。親の学歴と職業、収入の格差を背景に、学習意欲を「持つ者」と「持たない者」、あるいは「自ら学ぼうととする者」と「学びから降りる者」が2つの分かれてしまうメカニズムをいう。教育社会学者の苅谷剛彦教授は「ゆとり教育」は「子供の学力(学歴)は、親の職業に依存する」という傾向をより強くしているということを統計学的に論証し、日本が階層社会に移行しつつあると分析している。ゆとり教育は学力競争を排除し、興味や関心を以って学習意欲を高めることをめざしたが、それが却って「やる気ある者」と「やる気ない者」の格差を生み出してしまった。昔は、「貧乏でも小学校の頃から抜群に勉強が出来て、公立のトップ高校から東大や国立医学部に行って、エリート官僚や医者になった」という「教育を通じた立身出世」が至るところに存在し、社会階層を移動する「とても夢のある手段」として学校教育が十分に機能した時代があった。明治維新以降、今日まで全ての階層の人間にチャンスがある世の中であったからこそ、日本のこれまでの繁栄があった。しかし、そのような古き良き時代も消滅しつつある。

Fランク大学
 少子化傾向により現れ始めた定員割れで受験者全員が合格できるドアホ大学のこと。

大西議員
 平成11年から明石市議会議員に初当選し、超無謀にも、明石市ではタブーだった総合選抜に関する議論を初めて議会に持ち出した若手議員。明石において、総選廃止を訴えると「受験競争容認するのか」「勉強より大切なものがある」「勉強できない子がかわいそう」などの非難を受け、あげくに「差別者」のレッテルを貼られかねないと思われ、誰も「総選廃止」を口にできなかった。氏の訴えは非常に勇気ある行動だ。今のところ、大西議員はそんな非難を受けていないとのこと。明石に真の「総選賛美派」など存在しないかも知れない。詳しくは
明石市市議会「総合選抜に関する質疑応答」を読んでもらったら早い。


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