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一流国立大学云たらかんたら言っていると必ず「一流大学だけが人生じゃない」とか「一流大学にもダメ人間はいる」とか突っ込み入れてくる人がいますので、ここで牽制球を投げておきます。
確かに一流大学だけが人生でなく、一流大学でもダメ人間はいることでしょう。全くその通りです。私はある企業に勤めておりまして、若輩ながら人を使うこともありますが、一流大学出だから、高卒だからという拘りはありません。一流大学出でも使えない奴はバッサバッサ切っていきます。高卒でも使える奴はどんどん使います。
忙しいので学歴がどうのこうの考えている暇ありません。とにかく私の仕事を早く終わらせてくれる人を使います。
でも、それは私の身の回りで起こる印象深い事例に過ぎません。確率的には非常に低いことです。やはり一流大学出の人間の方が頭のキレる奴は多くいます。
最近、高級官僚の汚職がよく取り沙汰され、東大出てもそんなものかと思ってしまいますが、その一方で、無名ながら東大を出て活躍している方々は大勢いるのです。高学歴者の犯罪は、インパクトが強く心に残りやすいのでです。そういうのを母集団の誤謬といいます。
また灘、甲陽、白稜の進学実績見て、「大学合格実績がいいからと言って、いい教育してるってことない」とはならないでしょう。
冒頭で述べた「一流大学だけが人生じゃない」というのはある意味で僻み根性だと思います。もし、国体出場者数や甲子園出場回数を高校別に出しても「国体出場や甲子園出場だけが人生じゃない」と言わないでしょう。
まず、普通高校が何をするところなのがよく考えてみてください。普通高校は商業高校や工業高校のように職業知識を学ぶところではありません。ありませんと断言するのは過言かもしれませんが、その主たる役目は大学に合格させることと考えます。それは教育のカリキュラムを見ても明らかでしょう。
春になると、国公立大学、関関同立の合格者数がサンデー毎日に掲載されますが、すぐに売り切れ
ですよ。大学合格者実績というのは、どれだけ優秀な生徒が集まっているか?どれだけ熱心に教えて
くれる先生いるか?どれだけ頑張り屋さんの生徒がいるかのバロメーターです。
もし、総合選抜で入学後に特進コース・進学コースに振り分けられて一流国立大学合格率が高くなれば
それでいいのでしょうか?←よくわからん批判の意見
これについては、明石南高校の国公立合格者実績の推移を見ていただければ、わかると思います。
明石市の理系秀才トップ40人が集まる明石北高校の平成14年国公立大学合格者数は54名、
平成13年64名、平成12年64名となっています。
結論からいうと、明石市の学力低下は著しい。高校入学してからだと遅いちゅうの。
教育熱心な家庭は、私立か神戸市在住なんだね。ちなみに、私とこの子は、総選廃止させて、
学力に応じた学費ほとんどタダの公立高校にします。
明南 国公立大学合格者数 昭和50年代のデータがなく、申し訳ないのですが、
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