『六甲岩めぐりハイキング』 サポート集

 本コーナーは、紙面の関係上書き足りなかったところや、
皆様の山行記録の疑問点についてサポートしております。

第1部 ノーマルコース

1 弁天岩と伝承の岩めぐり

六甲岩めぐりハイキング1 弁天岩と伝承の岩めぐり
 
道畦谷北尾根から荒地山
 
アドバイス 岩の展望台(p18)への行き方(2018-6-26調査)

山行記録によると扇岩には到達しているので、扇岩の手前のY分岐(写真1)から説明する。

写真1 扇岩のY分岐 右:扇岩 左:荒地山山頂 

扇岩のY分岐から3分程登ると、稜線上に「岩の展望台」に至るT分岐がある。
左手方向に注意をしながら歩くと、尾根上らしきところに写真2のようなT分岐がある。
写真2はT分岐を少し過ぎ、下山路を撮影したものである。
中央の岩には薄っすらと赤い矢印が描かれている。

写真2「岩の展望台」に向かうT分岐 左:下山路(扇岩への分岐) 右:岩の展望台 

写真2の右の道を直進すれば、2分たらずで岩の展望台に到達することができる。
途中の見晴らしは良好である。



2 ごろごろ岳の刻印石めぐり

六甲岩めぐりハイキング2 ごろごろ岳の刻印石めぐり


アドバイス ひよこ岩(p24)の探し方

ひよこ岩は似たような岩が登山路の近くにごろごろしているため、山を登る途中で探し出すのはすこし難しい。
そのため、目立つポイントである十字岩まで一旦登り、そこから3分程下るのがわかりやすい。(p29イラストマップ参照)
ひよこ岩は、下山路の左手にあり、刻印も正面にある。


ごろごろ岳の刻印石の詳細については下記ページを参照
徳川大坂城東六甲採石場の刻印石<ごろごろ岳の前山公園コース上にある奥山刻印群>



4 蓬莱峡の岩峰めぐり

座頭谷の伝説



6 甲山周辺と霊場めぐり

 神呪寺 甲山八十八ヶ所の石仏詳細
  
阿波 発心の道場  第 1番〜第23番
  土佐 修行の道場  第24番〜第39番
  伊予 菩提の道場  第40番〜第65番
  讃岐 菩提の道場  第66番〜第88番


甲山八十八ヶ所参拝地図
 西宮まちあるき情報誌「ウブスナ」Vol.2より引用
  http://fuji55.sakura.ne.jp/yama/590walking/kabuto88/kabuto88.html
  (注)下図で第8番の位置は、バス道の反対側(石材店側)にある。



アドバイス 神呪寺から阪急沿線へのバス便(p65)
阪神バス 甲山大師〜苦楽園口東(1時間に1本程度) 鷲林寺・阪神西宮方面(東回り)
        バス停「甲山大師」の位置(神呪寺の前)は上記の地図を参照
       甲山大師
 乗車時間 21分 運賃 220円
詳細 阪神バスHP https://rosen.hanshin-bus.co.jp/で検索

バス停苦楽園東口から阪急苦楽園口駅まで3分程度



第3部 岩アラカルト

アラカルト12 亀石(大龍寺) (p131)

亀の石は弘法大師が刻まれたとされているが、風化によりこの様になった奇岩ではないかという説もある。(写真1)
ごろごろ岳の苦楽園尾根を歩いている時に、この説を補強するような岩を見つけた。(写真2)
またこのような岩は、北山の「時をカケル少女」と名付けられたボルダーにもある。(写真3)

写真1 亀石(大龍寺)の上面

 ごろごろ岳の苦楽園尾根    北山のボルダー
   
写真2 亀石に似た岩 自然の風化 
     岩の上に亀がのっているようでもある

   写真3 北山のボルダー「時をカケル少女
      左の写真と類似

写真2、3の風化した岩に、彫刻を施したものが写真1の姿と推定される。
真偽のほどは読者におまかせするが、太龍寺の亀石は、厳密には自然と人間の合作と言えるのではないだろうか。


Pick Upエッセイ 8 山論の岩(p132)

一里塚についての考察

石楠花山の一里塚と生田川の立岩について

慶長十年中一里山裁許絵図の一里塚について

                                                            (C20180622カウンター )