北海道の旅、

滝川・Nさん宅〜大雪山・旭岳往復

姿見から見る旭岳

8月13日、今日は大雪山・旭岳に登ります。5時に起床、6時半過ぎ出発です。登山口の旭岳温泉まで約2時間のドライブですが奥さんが運転手です。何とか9時のロープウェーに間に合いました。

どこの山もそうですが、ガイドブックやWeb上でいくら下調べをしても「百聞は一見にしかず」に近いものがあるようです。旭岳はまさしくその筆頭とも言える山で、山頂に着いたとたん北側に突如大きく広がる表大雪の大きな山容は想像していませんでしたし、想像できるものではありませんでした。まさしくそこには”大雪山”が広がります。

旭岳は北海道のほぼ真中に位置する道内最高峰なので、道内全体が見えているような感覚です。昨日に引き続き今日も見通しはすごく利き、事実、石狩平野の遥か向こうに後志羊蹄山の特徴ある姿も肉眼では確認できました。距離的には利尻山が見えてもおかしくないところと言えます。

大雪山・旭岳の登山記録は
こちら
旭岳山頂より北鎮岳

下山後、旭岳温泉の露天風呂もある温泉でひとッ風呂浴びて帰路につきます。旭川で夕食を摂ったので、ついでに駅にも立ち寄ってみました。

旭川駅

ここから滝川への道中で見た夕景も、とても素晴らしいものがありました。北海道で見る太陽は他で見るそれとは違うものなのでしょうか。




北海道の旅、

滝川・Nさん宅(カヌー)〜札幌

カヌーへ

8月14日、早くも今日はNさん宅を後にする日となってしまいました。とはいっても、お昼過ぎまでは時間の余裕があるので、昼まで近くの三日月湖でNさん手作りカヌーに乗せてもらえることになりました。

Nさんは先日も十勝川で浮いてこられたばかりで、取扱いから、取り回しまで手馴れたものです。それに引き換え私達三人はカヌーに乗るのは初体験ですので、口をアングリ開けて見ているだけです。丁寧にパドルの使い方を教わり、いよいよ浮かびます。
Nさんにとっては「こんなところ」ほどの場所でしょうが、初めての私達にとってはロケーションは最高です。

三日月湖で canoeing

カヌーの後はイルムケップ山山中の小川で水遊び。帰り道、空いたお腹を満たすべく立ち寄った”大門”が絶品の札幌ラーメンをを提供してくれました。どこまでも食べ物は美味しいです。

そうこうするうち出発の時間が近づいてしまいました。ほんの短い間でしたが一緒にいると、別れるのはつらいものです。一緒にカヌーで遊んだ犬のカールも滝川駅のホームまで見送りに来てくれました。

Nさんご夫妻、身勝手な言い分を聞いてくださって本当に有難うございました。私達二人は勿論、(あ)にとってはかけがえのない思い出になったことと思います。


北海道の旅、

札幌〜新千歳〜伊丹

旧・北海道庁にて

8月15日、今日はもう北海道を離れる日です。午後一番の飛行機なので、あまり時間の余裕がありません。定番どおり時計台には足を運んでしまい赤レンガの道庁も見た後、テレビ塔の上から展望を楽しむつもりでしたが、乗ったタクシーの運転手さんの口車にうまく乗せられてしまい、そこから見るはずの大倉山シャンツェを真下から見ることになってしまいました。思わぬ出費となってしまいましたが、その大きさには圧倒され、価値あるものとなりました。選手達はよくもこんなところを、あたかも鳥のごとく飛べたものです。感心させられるばかりです。

札幌駅に着くと、いよいよ北海道の旅も終わったも同然です。新千歳空港はお盆の最終日、人で一杯です。

これから乗り込むJEXの航空機と、機内から見る後志羊蹄山

佐渡島付近までは下界はよく見えていたので、再度北アの眺望を期待しましたが、午後ということで雷雲が発生し、やはり見えませんでした。ようやく雲が切れて見えてきたのは穂高を過ぎた乗鞍岳山頂付近でした。

伊丹空港に着くと北海道の快適さを実感。大阪は街全体に暖房が効いている状態です。
「だれかスイッチを切ってくれー。」

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G A L L E R Y | 山のアルバム