アコースティックエミッション(AE)の計測機器

 

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■アコースティックエミッション(AE)信号処理方法


AE信号

振幅やエネルギー、持続時間、発生数などのアコースティックエミッションのパラメータは、

計測したAEの波形形状を数値化して評価する。AEの計測装置では,右図に示すように、

しきい値を超えたAEが発生するとAEを収集し、同時に波形の最大値や面積(エネルギー)

持続時間といったAE波形の特徴量をDSPで計算して結果を保存する。

 

 

 

■アコースティックエミッション(AE)信号処理方法


上述のように、AE計測装置は計測されたAEの波形形状の特徴量をDSPで数値化して保存して表示

AE計測ボード

する。右図にこの処理を行うAE計測ボードの一例を示す。このボードには、AEセンサで検出した

信号を増幅したり、ハイパスフィルタやローパスフィルタなどの信号弁別を施す信号弁別機能と

DSPでAE波形の特徴量を計算する高速演算機能を有する。本ボードをコンピュータのPCIスロット

に取り付けて、計算結果をコンピュータでグラフ化して表示したり、演算処理したりする。AE計

測ボードは、2CH、4CH、8CH…と2の倍数のCH数を有するのが一般的で、将来の計測点数を考

慮してボードのCH数を選択する必要がある。

 

■アコースティックエミッション(AE)信号処ソフトウェア


AE計測ソフト

AE計測装置のソフトウェアは、上記のDSPの処理を指示したりDSPの計算結果をコンピュータの画

面に表示する機能を有する。さらに、計測したAEデータから目的のデータだけを選別したり、演

算処理を施して表示する機能を有する。ソフトウェアはWindows上で動作するのが一般的であるが、

Windowsの処理の関係で表示速度が若干遅く、高速な表示速度が必要な場合にはDOS上で動作させ

る必要がある。なおデータ処理はAE計測ボードのDSPで処理されるためWindowsの影響は少ない。

 


■連絡先

株式会社SETLa

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