5回目



5回目は腸腰筋にアプローチをかけるのです。
長腰筋はみぞおちあたりの背骨のきわから始まって太腿の内側に繋がっているインナーマッスルです。
「・・・なので直接は触れないけれど間接的にアプローチをかけていきます。」
と説明を受けました。
ほんとにインナーマッスルに間接的にアプローチをかけるなんてこと思いついたことがすごいです。

いつものように
最初ポーズや歩きをmさんにみてもらい
前回からこんな今までの様子を話し合いました。
私は首が痛くなったときのことを話すと
mさんは
「全部繋がっているので腰をいじると首や顎、歯なんかに影響が出る方が多いんです」
といわれた。けっこう良くあることみたいです。


具体的に触るところは脚の前面が主でした。
これもいつもながらけっこう圧をかけるのでかなり痛いはずなのに
爆睡してしまう。

 寝てはいけない、寝てはいけないと思うのだけれど
どうしようもなくまどろんでいくというか
引きずり込まれるように眠ってしまうのです。
今日なんか夢まで見ちゃった!

・・・夢の中・・・・・
小さい子供が声を限りに泣いています。
アフリカ見たいな風景で男の子で半裸状態の子どもが泣いている
この男子には前にも夢であったことがあります。
「前見たときよりも太ったじゃん!」
(この子は前にも夢で見たことがあります。)
と思って
フォーカスしてみると
張り裂けそうな孤独や不安をみぞおちのあたりに感じます・・・・

いま自分は夢をみているという自覚があり、
そしてmの声も聞こえており、
しかも鮮明なイメージを自分でコントロールできる

こういう夢を・・・
覚醒夢とか明晰夢とかいいます。

 体外離脱の練習なんかをしてたり、
ヒプノセラピーをシリーズで何度も受けたりしていると
よくこういうタイプの夢を見ます。
(私が特別そうだというのではなくて、みんなそうです)
覚醒夢はメッセージであることも多いです。
いったい何が言いたいんでしょう。
私の無意識さん。

 覚醒夢を見るとみなスグに何の意味か知りたがりますが、
 覚醒夢に関してはあまり分析したり、理解してしまったりせず、
フィーリングのまま、心の片隅に置いておくのがいいというのが私の持論です。
 これからどんどん時間と共に夢は変化していくかも知れないのに
理解しきってしまうとそういうチャンスが失われてしまいますし、
ムリに理解するとこじ付けになったりもします。
 しっかり感じて・・・なんとなく理解して、置いとく・・・のです。

 この日は夜も本当に眠くて
9時前に寝てしまった。
何でこんなんに寝れるんでしょう・・・


翌日


次の日起きると
7時でした。
って事は10時間ねたんだ!
なんだかスゴク癒された感じがする。

少しかったるいこういう朝が私は大好き
ってことで
鏡を見るとなんと私の顔がまっすぐに!
私は普通にしていると首が右に傾く傾向があって
顔もちょっと右に傾いている
それが何気に鏡を見た状態だとそうな手いるのがいつもなんだけど
今朝は驚いたことにまっすぐだ!
オモシロイ!

カラダもなんか伸びている・・気がする
伸びていてしかし元の除隊に戻そうとするかのように
右半身の背中辺りむび筋がぴんと張っている

なんだか肩の辺りや背中の上部がもやもやする
なんかがここに溜まっている感じです。


立っている状態を味わう


次の日の朝、mさんからメールが来ていた。
練習をするなら動きをセーブしてただ立っている状態というのを
味わってはどうかと言うような内容でした。
その方が微妙な違いがわかると言うものです。
なるほど・・・
けれどもみなさん、実際にやってみるとわかりますが
立つというのは日ごろあまりにも無意識にしている動作であって
それを意識的にしかも自然に行なって観察してみるというのはなかなか難しいのです。

意識をすると自然ではなくなり、
自然にしようと思うと堅くなり・・・
微妙すぎて言葉でつたいることの出来ないような体の中の感覚のエクササイズをすると
みなさんも経験があるでしょうが
出来ているのか不安な気持ちや
先ほど書いたような、
意識すると堅くなる感じやなんかで
難しいとあきらめてしまいがちですよね。


 緩めるというリラックス動作と注意するという集中動作は相反するものであり
同時に行なうのは大変難しいのです。
 気功というのもこの2つを同時にやります。
 正直難しいかったです。。
 気功をはじめたとき
先生から「もっと緩めて・・」と言われるたび
「え?せいいっぱい緩めているつもりなんだけど・・・」
「これ以上どうしたらら緩まることが出来るんだろう?」
と考えすぎて、
自分が一所懸命やっているにもかかわらず出来ない
どうしていいのかもわからないということでイライラしてしまい、
しんどかった思い出が私にもあります。

 そのしんどさを通り過ぎて今思うことは
もう少し自分を信用してやればよかった
ということです。


今ならもう少し解かります。
「もっと緩めて」
と言われたら
「はい」
といって、
ただもっと緩めようと思ってやってみればよかったのです。

それでちゃんとそのときできる分は緩んでいるからです。
単純ですがそれだけです・・・

その時にできる分しか出来ないけれど、その事も受け入れて
ただ単に
「そうなんだ」と受け入れて
ただ、教えてもらったように
今出来ることを出来るだけやってみる・・やり続ける・・・
結局大切なことはそういうことであり、
そういう気持ちになれると
スウ〜〜と伸びやかに楽しく練習も出来て
いつの間にか出来るようになっているし、
出来ているかどうかは問題ではなくなって
楽しく自分を味わっているというところに意識がシフトしていきます。
きっと何か気づくこともあるはず・・・

立つ練習をしながらそんなことを思いました。


日曜日≪とにかく眠い≫


昨夜も9時ごろに寝たのに今朝は7時まで寝てしまいました。
昨日も9時ごろに寝てしまったし、仕事が終るとお昼寝までしました。
自分でも良く寝れるもんだと感心します。
けれどもイヤな感じの(怠け〜〜という感じ)眠さではなく
起きた後はさわやかで気分がよく、呼吸がスウスウ体中にいきわたる感じがします。
だからその感じを味わいたくて寝るというところも実はあったりなんかします。

mさんによると
「コアのセッションに入るとお腹の調子を一時的に崩したりとにかく食べたくなる人や、
眠くなる人がいる」
そうなのです。
私はとにかく眠いタイプなのです。きっと・・・

さすがに仕事中は気が張っているせいか眠くなったりしないけど
ちょっと時間が空くと横になりたいという気持ちになり、
横になると眠ってしまいます。
ロルフィングはあまり忙しい中時間を割いて頑張って受けるよりは
少し余裕のあるときに
変化を味わいながら受ける方がいいように思います。
セッションからセッションの間の日常に起きる変化を味わうのもとってもオモシロク
ロルフィングの価値がグンと上がる気がします。

それは私のしている仕事とも同じです。
忙しい中で慌ただしく受けられるよりはゆっくり自分を味わえる余裕のある状態で受けられる方が良いですし、
変化はオフィスの中だけで起こるのでなく、
オフィスで内容をその方が日常でどれだけ味わって下さるかというのは大きいのです。