通常、ニュースなどで取り上げられる二酸化炭素濃度は、
地球上における平均的な二酸化炭素濃度です。
これは、地球規模での二酸化炭素濃度の増加を議論するためです。
そのため、我々の身の回りの二酸化炭素濃度と違っています。
しかし、地球温暖化などの気候変動を議論するのではなく、
人体への影響を考えるのならば、身の回りの二酸化炭素濃度を議論したいものです。
そこで、我々の身の回りの二酸化炭素濃度の測定資料を紹介します。
下の表は『地球温暖化とCO2の恐怖(さがら邦夫 著)』に載っていたものですが、
これ以外にも、あちこちで二酸化炭素濃度を測定されてますので
気になる方は一度ご覧ください。
測定日 | 測定した場所 | CO2濃度(ppm) |
1996/12/5 | 東京・新宿の路上 | 450 |
1996/12/6 | 地下鉄「新宿3丁目」駅の改札口付近 | 700 |
1996/12/9 | 羽田空港内のエレベーター | 1350 |
1996/12/9 | 首都高速道路(瞬間値) | 2800 |
1996/12/9 | 閉め切った自動車内 | 5000 |
1996/12/10 | 映画館内 | 1100 |
1996/12/12 | 比較的すいた地下鉄車両内 | 1500 |
1996/12/12 | かなり混んだ地下鉄車両内 | 3800 |
1996/12/16 | 神奈川県・相模湖(東京郊外) | 500 |