伯母子岳1344m

537:37出発-高野山金剛峰寺等を散策 11:00 14:00-野川温泉15:00-東屋:車中泊

54日 5:00起床・朝食-大股6:08-萱小屋跡7:00-桧峠7:48-伯母子峠8:32-伯母子岳8:45 9:05-萱小屋跡10:05 10:25-大股10:55  船宿寺散策、帰阪

 高野山への道は、国道370号線から上がる、くねくね道が延々と続く、車線もセンターラインのあるところ、ないところがあり、緊張が続く、高野山ははじめてでどこに車を停めていいかわからず、奥之院近くまで行ってしまう、偶然、車道の駐車スペースが空いていたので駐車できた。奥之院に続く、中の橋近くだった。奥之院に続く、参道に上がり、金剛峰寺をめざす、途中、明智光秀供養塔などをみる、戦国武将から現代の社長、社の供養塔などが並ぶ参道を進む、一の橋から車道に出る、寺院やおみやげなどが並ぶ道を行くと、T字路に出る、地図を見誤り、少し遠回りして金剛峰寺に到着、主殿から拝観する、上段の間、上々段の間などの壁、天井の装飾などをみる、別殿の襖絵、蟠龍庭の砂紋はみるべきものがあった。柿の葉寿司を買って、高野山竜神スカイラインから野迫川村に向かう、想像通りの悪路だったが、交通量がなく、なんとか大股に着く、登山口の駐車場は集落が近く、車中泊にはもうひとつ、取りあえず、野迫川温泉に行ってみる、川沿いのキャンプ場がいい感じであったが、GWで空きはなかった。ホテルの日帰り温泉を利用、川を見下ろせるなかなかいい温泉だった。きょうのキャンプ地を探す、道路に設置してある看板に、新しくできた林道沿いにあずまやの絵があった。時間が早かったので、そこまで走ってみることにした。大股に戻る途中、急な登り坂から入り、山のほぼ頂上まで登りつめ、やや緩やかになる、その辺りでは高野山から大股に続く、小辺路の古道を何度も横切っていった。やっと東屋に着いた。机もいすもあり、展望もある絶好のキャンプ地である。熊出没注意の看板があり、テントはやめ、車の荷台で寝ることにした。ソロキャンプ用に購入した折り畳み椅子、テーブルも出してみるが、東屋のテーブルの方が広くて、結局、たいして使うことはなかった。夕飯は、ペンネを茹でて、家でつくってきたイカ・エビのトマトソースをあえて、ワインで乾杯した。素晴らしい星空もあったが、少し寒いので早々に車で寝た。

 朝5時には目が覚めた。ごはんパックをあたためて朝食、大股には6時前に着いた。集落の中の急坂を登り、お墓の前を通り、山道に入る。小辺路の古道だけあって、よく整備されている。植林された杉林の中の急斜面をジクザクに登っていく、いっきに高度をあげていく、50分歩くと、萱小屋跡に着く、跡ではなくログづくりの避難小屋的なものがあり、そこでチェーンソーなどで椅子を作ったり、掃除をする方がいた。前日から泊っているようだった。そこで休憩し、さらに登っていく、桧峠から先はほぼフラットな道となり、ペースも上がる、予定よりかなり早く伯母子峠に着いた。峠から古道を離れ、伯母子岳頂上をめざす、道は少し不明確になるが、自然林となり、芽吹きの緑がきれいで、ミツバツツジも鮮やかなピンクの花をつけて咲いていた。ひと登りで、フラットな頂上に続く道となり、急に視界が開けた伯母子岳頂上に着いた。ノンアルコールビールで乾杯し、柿の葉すしを食べた。展望はあるが山々の景色だった。熊野大社まで歩くというグループがいた。面白そうだと思うものの車道歩きがあるのが嫌なので走破はしないかな?

 下りもフラットな道で、順調に早々に下山できた。大股からの急登以外は緩やかな道だった。


 







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