釈迦ガ岳(2020年6月27日)

 このはな山の会のメンバーを誘って、二百名山:大峰の釈迦が岳に行く。コロナ感染拡大で自粛が続き、本格的な山登りから離れていたので、日帰りハイキングでのアタックとした。標高1800mの山頂まで2時20分のコースタイムで手頃だった。ところが、大変な核心があった。国道168号線を南下し、十津川温泉手前の旭橋で曲がり、登山口へ道はすでに細いが上流にダムがあるためか、落石や枝はそれほどなく、走りやすかったが、ダムサイトからさらに上に登ると急になり、落石もたくさん転がっているし、路肩の下は100m以上の絶壁をトラバースする林道だった(舗装してあるが・・・)国道から30分以上もかけて、やっと登山口に着いた。ここまでが核心か?
 駐車場には思っていた以上に車があった。(20台以上か)アプローチで苦労した分、登り始めるといきなりブナやミズナラの原生林に、緩やかな尾根を登っていく、大峰は積雪ためか下草があまり高くはえていない、まるでホテルの庭園を歩いているかのような景色に感動する。20分登るとバイケイソウの草原に出た。緑かかった白い花が咲きはじめていた。視界も開け、大峰奥駈の主稜線も真近く見えてきた。
 緩やかな尾根上の小さなピークを越えていく、古田の森ピークには幼児連れの家族連れがいた。釈迦が岳の直下の登りもそれほど長くなく、コースタイムより少し早く2時8分で山頂に着いた。
 梅雨の合間の晴れ間が広がり、山頂から景色を楽しむことができた。北は、八経ヶ岳、弥山、南は深仙の宿の避難小屋、大日岳が近くにみれた。下山は1時間40分、体馴らしのハイキングとして上々の成果だった。帰りは、大塔温泉夢乃湯(660円)で汗を流して帰阪した。



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