天候が回復し、白馬コルチナから中土へ山スキーツアー2015112日)

 スキーシーズンがスタート、12月に志賀高原で足慣らしをし、110日から白馬岩岳でも滑り込み、準備万全で山スキーに参加したはずでしたが・・・・

 前日の午後から大雪で、ゲレンデでも吹き溜まりを楽しめる状況に、今シーズンの第1弾として、白馬スキースクールバックカントリーツアーにエントリーした。水越ガイドは、腰を痛めたと聞いて心配していたが、無事に決行、しかし、前日から大雪、冬型のため風も強く、予定していた栂池トップから天狗原は、ゴンドラ運休のため変更に、白馬コルチナスキー場に移動し、スキー場トップへのリフト待ちを白馬グリーンホテルでさせてもらった。高級ホテルのロビーの吹き抜けに感動し、コーヒーでもと思ったが、結局、ロビーで時間待ちしただけ、しかし、10時になっても、終日運休とのこと。水越さんから、再度の計画変更の提案、「リフトを1本登って、あとはハイクアップをし、裏側、中土へドロップしましよう」とのこと、山スキーツアーだからハイクアップはあたりまえ、5人のお客とガイドでツアースタート、リフトを降り、当初、山頂への尾根をハイクアップすると言っていたが、一度、谷に短いドロップをかけて、(1015分)もう一本となりの尾根を登ることに、さっそく、滑りだす、前日から大雪で軽く膝上まで潜るスキーに、無難に滑り、谷筋へ、そこから、シールをつけ、ハイクアップ開始(1057分)、みずならや岳樺の美しい林の中を登って行く、最初、トレースがあったものの水越ガイドはすぐに自分の登るラインを決め、ラッセルをしながら登ってもらう、あまりに申し訳なく感じたのか、ツアーのメンバーであった大学の後輩の女性が「ラッセル体験したい」と言い出し、交替で、体験することになったが、3人目の自分の番が来た時には、尾根の上に上がっており、もうラッセルも楽になっていたのと、ルート通りもあり、また、水越ガイドに替わる。

1157mの小ピーク(1157分)で、昼食休憩をし、頂上をめざすとしていたが、時間もあり、ドロップをすることになった(1224分)、急な林の中での滑降だった、雪が深くて、新雪だったが少し重く感じた、後輩の彼女は「最高においしい、ムラサキウニみたい」との感想だった。自分は、深雪にスキーが食い込んで転ぶのが嫌で、トップを上げようと思い切り後傾になってしまい、思うようにターンができないまま、あっという間に谷の底に959m)に着いてしまった。ゲレンデの練習の成果を試すこともできずに、「敗退」という感じで少し落ち込みながら、後半は、谷筋、斜面のトラバースの連続、林道に出合(843m)、もう一度、シールをつけ、林道を10分ほど登り返し、再び、ドロップ、池原の集落をみながら、山際をうまく滑って、中土駅までスキーをはいたままで到着(469m1424分)することができた。タクシーで白馬コルチナスキー場に戻り、ツアーの他のお客さんの車に乗せてもらい、1515分に常宿の岩岳・高山館に送ってもらった。

岩岳の湯を楽しみ、最後に、「居酒屋くいくい」でひとり反省会をした。「まあ、あまり転ばずに降りれるようになったからよしとしよう」と、反省のない酔っぱらいになり、ご機嫌で帰阪の夜行バスに乗った。



                     大学の後輩の彼女とツーショット




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