近畿労山救助隊講習会に参加200945日)

 近畿の各府県の労山の救助隊の合同講習会に参加した。3日目だったので、岩搬出のコースを選んだ。講習会は、まず、山での応急手当について1時間ほどの講習があった。三角きんの使い方や山に持っていけそうなストキングやスーパー袋での代用など実践に役立ちそうなことも多かった。

その後、ロープの破断テスト、百丈岩のやぐらを使っての兵庫労山の救助隊による岩搬出のデモンストレーション、ロープワーク、確保からロープの仮固定の実技、引き上げシステムのセット・実技などを行った。普段、あまり使わないロープの様々な結び方はなかなか覚えらない(何回も教わったのに、使いこなしていない)繰り返しこうした講習会に参加することで事故への意識を持つことが大切だと感じた。

2時過ぎに終わったので、前日、烏帽子岩に行ったもののタイムトンネル1本登ったところで雨がぱらつきはじめたので、引き上げでしまった分を取り返そうとこのはな山の会の先輩Kさんと烏帽子岩に向かう。すると上からすごい人数が一度に下りてきた。骨折事故があり、まさに搬出の最中に出くわした。すでに救急車も向かっているとのことで見送るだけだったが、気がひきしまった。

いきなり事故とすれ違いもあり、講習会の疲れもあってか、テンションがあがらないまま、熊カンテ、太陽がいっぱい、いじわるおよね、アルゼンンチリの4本を登った。これで2日合わせて5本、きのうの昼から雨を考えるとまずますの週末だった。成果としては、「オヨネの10bバージョン」をトップロープだったが、核心部分をマスターでかける練習をしてみたが、なんとか行けそうな手ごたえがあった。次回はマスターでリードだ!

追伸としては、囲炉裏のメンバーのなつちゃん、まるいさんとも講習会、烏帽子まで一緒、栞さんが清掃、不動から烏帽子まで顔を出してくれました。


home