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 「医師の会」の歩み89-08  医師の会
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 「医師の会」の歩み
1989年〜2008年

 1989年6月17日、約3年の準備期間の後、「核戦争防止和歌山県医師の会」が結成された。結成 総会には66人が参加、5名の代表世話人や運営委員、今後の活動方針などを決め会員数209人で スタート。その後、会員の協力の下、状況の変化にも対応しながら、核兵器廃絶に向けて着実に運動を進めている。
 以下に、過去の活動からその主なものを紹介する。

1.核戦争に反対する立場からの署名活動


   ○「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名
     アピール署名、人口の過半数を達成(90年、全国で一番早く)
   ○被爆者援護法制定の署名
   ○沖縄アピール署名
   ○長崎原爆松谷訴訟
    ○原爆症認定訴訟支援

   ○人類の生存と子どもたちの未来のために 核兵器のない世界を 国際署名

2.他団体との交流や会議への参加


   ○原爆被災者の会との懇談(89年・93年)
   ○IPPNW世界大会への参加     (89年広島 98年メルボルン 2000年パリ)    
   ○IPPNW北アジア地域会議(97年長崎 99年北京)
   ○非核の政府を求める県民の会との懇談(90年)
   ○反核医師・医学者の会各県代表者・活動者会議(90年)
   ○非核フィリピン連合のコラソン・ファブロス女史との懇談会に参加(91年)
   ○核戦争に反対し、核兵器の廃絶を求める医師・医学者の集い(90年〜)
   ○近畿医師の会(92年〜)  テレホンカードの発行やオダネル氏写真展などの共同企画、活動の交流
   ○医師の会・原水協・被爆者の会・非核の政府の会が懇談会(99年以降)
     その後、年2回〜3回の懇談を持ち、県下市町村への平和問題での申し入れや首長との懇談を おこなっている。
     (99年和歌山市旅田市長との懇談、00年貴志川町中村町長と懇談、02年和歌山市と懇談)
   ○「第11回核戦争に反対し、核兵器の廃絶を求める医師・医学者の集い」の 実行委員会の一員として参画(00年)
   ○「核軍縮における日本政府の成績表」についての学習懇談会を開催。(02、03年) 
     5団体共催 県原爆被災者の会、原水禁、原水協、医師の会、非核の政府を求める会
   ○運営委員会を定期的(隔月)に開き、行動計画の立案や、学習に努めている
   ○機関紙「医師の会ニュース」を年3回継続的に発行し、2008年10月現在58号を数えるまでに なっている

3.会員拡大


  会員拡大にも努め、最大236名に達したが、ソ連邦の崩壊により核兵器廃絶への関心が薄れたため新規加入者が少なくなり、やや減少傾向で、2008年末現在135名。
若い医師の参加を!

4. 訪問旅行

92年  2月 広島訪問旅行    原爆資料館などを訪問し、語り部 米田 美津子さんの話を聞く    
94年  4月 立命館大学国際平和ミュージアム見学会
96年  6月 長崎訪問旅行  被爆者(山田拓民氏)との懇談と、長崎大学医学部原爆披災学術資料センター見学
96年11月 平和観音像・石垣記念館見学会    
97年  6月 第5福竜丸見学会    
00年  5月 無言館訪問旅行

02年  9月 沖縄 佐喜真美術館と基地めぐり
05年  3月 広島平和ツアー  広島福島生協病院院長 斉藤先生を講師に学習懇談

5.講演等一覧

89年 ・「核兵器をなくす運動と医師の役割一被爆体験を通じて」
      埼玉中央医療生協理事長 肥田 舜太郎先生
90年 ・「核戦争を起こさないために−医師への期待」
       非核の政府を求める会常任世話人 黒田 了一先生
91年 ・「最新の核兵器の状況と核兵器廃絶の展望」
       立命館大学国際関係学部教授 安斎 育郎先生
92年 ・「核兵器の怖さ」 中央大学教授 中島 篤之助先生
93年 ・「最近の国際情勢と核兵器の問題」 ジャーナリスト 井出 洋氏
94年 ・「1945年8月の4日間」     元米国従軍カメラマン ジョー・オダネル氏 記念講演集を発行
96年 ・「ビキニ水爆実験でいまなお苦しむ島の人々」 竹内 理恵氏
96年 ・「あの日の長崎」  長崎原爆披災者協義会会長 山口 仙二氏
97年 ・「ビキニ水爆披爆者として生きる」     第5福竜丸元乗組員 大石 又七氏
98年 ・「第5福竜丸と平和への思い」
       映画第5福竜丸の上映と、同映画に子役出演した 寺村 優子さん
99年 ・「核実験は何をもたらすか」 河井 智康氏
00年 ・「無言館のこと」 無言館館長 窪島誠一郎氏
     ・アシュフォードIPPNW共同議長和歌山講演会
01年 ・「地雷廃絶運動はどのようにして成功したか ーNGOの果たした役割ー 」
      地雷廃絶日本キャンペーン運営委員 目加田 説子さん

    ・アレン・ネルソン氏(元米軍海兵隊員)を招いての平和講演会を開催 
02年 ・「沖縄の地で  丸木位里、丸木俊の志を継ぐ」
      佐喜眞美術館館長  佐喜眞 道夫氏
03年 ・「私達は微力だが、無力でない  −市民の力が平和を築く− 」
      翻訳家・平和運動家  池田 香代子さん
04年 ・「アメリカの世界戦略 ーなぜ戦争ばかりしたがるのかー」
      元津田塾大学教授、元米海兵隊員  ダグラス・ラミス氏
    ・アレン・ネルソン氏(元米軍海兵隊員)を招いての平和講演会を開催
05年 ・「戦争中毒」の治し方  きくち ゆみ氏(平和活動家)
06年 ・「アメリカの核戦略 イラン・北朝鮮の核は?」  安齋 育郎氏(国際平和ミュージアム館長)
07年 ・「アメリカ格差社会に見る日本の近未来」  堤 未果氏(ジャーナリスト)
    ・「核実験と環境破壊」  ティルマン・アルフレッド・ラフ氏(核戦争防止国際医師会議オーストラリア代表)
08年 ・「真実を聞いてくれ 俺は劣化ウランを見てしまった」  デニス・カイン氏(元アメリカ海兵隊員・障害退役軍人)