◆将棋30++について
・・・将棋30++では、現行将棋と同じ9x9升目の盤を用います。

  将棋30++は将棋ペンタスロンの概念をさらに拡張するアイデアに沿って生み出されたおよそ30種類の将棋初期配置を総称したものです。

  [1]置換駒の概念
  本将棋の1段目に配される「香車」「桂馬」「銀将」「金将」のそれぞれにそれを置き換える駒(置換駒)を定義します。それは将棋ペンタスロンで既に登場している「山車」「京翔」「銅将」「金翅」となります。
置換駒の定義
          
          
      
      


・・・升目は9x9、敵陣配置は同様です



  [2]左右系の概念
  左右型を有するというのは京将棋のコンセプトですが、同じ事を置換駒を導入した将棋にも適応し、左右系をそれぞれの将棋に設定します。対局開始のプロトコルも京将棋同様となります。すなはち、第一優先権者が先手を取るか、左系配置か右系配置を指定するかを選択します。

  [3]置換駒の数
    1個置換、2個置換、3個置換、4個置換が考えられます。
  1個置換・・・4種類 4C1=4
  2個置換・・・6種類 4C2=6
  3個置換・・・4種類 4C3=4
  4個置換・・・1種類 4C4=1
  Σ=4C1+4C2+4C3+4C4=4+6+4+1=15     この15通りに左右系の2をかけて30となり、「将棋30++」の30という数字の由縁となります。

  [4]++の意味
  初期配置の種類増加の意味の+ 面白さ増加の意味の+ を重ねて「将棋30++」となりました。    

  組み合わせの公式  nCr=n!/(n−r)!/r!

・・・「京」「銅」 [駒動作の図表示はこちらです]
・・・「山」「翅」 [駒動作の図表示はこちらです]

◆将棋30++の初期配置 4個置換の場合(京将棋同様2種類あります)・・・ [初期画像]全体図はこちらにあります

左系フル置換将棋
          
          
        


・・・升目は9x9、敵陣配置は同様です



右系フル置換将棋
          
          
        


・・・升目は9x9、敵陣配置は同様です




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