ジャンク・レンズの活用 その2 接写用に・・・               



ルーペに使っていたPENTAXのレンズもニコンカメラに使えている。
ただし、接写専用。

等倍以上の拡大撮影をする時にはレンズを逆向きで使用した方がいい、という事で、ニコンのアクセサリーに52mm口径のレンズをボディに逆向きに装置するリング、BR−2Aがあります。

このリングを使えば52mm口径(フィルター口径)のレンズなら何でも使えるという事で、どんなレンズでも52mmのフィルター径に合わせてやれば使える! って事ですね。

銀塩のPentax標準レンズを使う場合、そのフィルター径は49mmだから、49mm→52mmのステップアップリングを使えばいい訳です。
BR−2リングは、まだ Nikon Direct に載っているので現行品・・・と思う。
またステップアップリングは、ケンコーとかマルミ製が現行で市販されている。
 (私のは価格が安かったマルミ製)

下の写真(500円硬貨)は、その成果! (オート接写リング、PK-13 を併用)
BR−2Aと、52mmへのステップアップ(ダウン)リングがあれば、Kリングやベローズで更に拡大率を上げる事も可能。
まあ、ここまでして無理に使う必要はないけど、ジャンクレンズとはいえ、せっかく手に入れたんだから何かに楽しめないかと・・・。

(実際に各種リングやベローズとかで高倍率接写する場合、高級高価なレンズより、Nikon 最安レンズの 50mm F1.8 が一番使い易く、結果も一番いいみたいです。  ・・・マイクロレンズには負けるけど。)
 

 とりあえず、アップで。
 Pentax 50mm F1.8(カビカビのジャンク) + 49mm→52mmのステップアップリング + BR-2リング + PK-13 (オート接写リング) → D200
  (写真ではD100に装着していますが、実際の撮影は露出設定の楽なD200。)

 三脚は当然必須。 
 ( ISO800  シャッタースピード 1/25 レンズの絞り F8 ) トリミングなし。  (3872 x 2592)を、(480 x 321)に縮小

 更に、根性 ドアップで。
 Pentax 50mm F1.8 + 49mm→52mmのステップアップリング + BR-2リング (オート接写リング) + ベローズ (PB-6) + PK-13  → D200
 (注)D200、D100をベローズに装着する場合、グリップが干渉するので PK−13を間に装着してスペースを稼ぐ必要がある。

 リモートコード必須。  カメラや三脚に僅かに触れただけでもブレまくる。
 ( ISO800  シャッタースピード 1/8  レンズの絞り F8 ) トリミングなし。    (3872 x 2592)を、(480 x 321)に縮小