●パソコンって人に譲っても大丈夫?結果から先に言いますと、大丈夫ではありません。貴方が不要になったパソコンを知人に譲ることになりました。 ハードディスクは、念のために初期化して見られてはいけないファイルを消しました。 その知人は、貴方のパソコンから自分が必要なメモリのみ取って、要らない物をPCの中古販売店に売ってしまいました。 その部品の中のハードディスクがパソコンが得意な人の手に渡った場合、貴方が消したはずのデータを復活することができてしまうのです。 何故消したのに復活できてしまうのでしょうか? ハードディスクというのは、ハードディスクの先頭に実際のデータが何処の位置に書かれたかを保存しているエリアがあります。 ハードディスクを初期化した場合、その先頭の情報を消すだけなので、実際のデータは消されずに残ってしまうのです。 データ復元をしようとする人は、先頭の情報を無視して、直接書き込まれた情報を収集するという方法を取ります。 では、不要になったハードディスクはどうすれば良いのでしょうか? 物理的に破壊することが一倍安全です。 ハンマーで壊しても良いですし、ドライバーで穴を開けても良いです。 ハードディスクだけは、たとえ知人であっても譲らないようにしましょう。 ハードディスク以外の部分は、他の人に譲っても安全です。 |