2021 last update 29 Oct.
新型コロナウイルスの猛威は、昨年3月からの全国一斉休校そして7月より条件付きで
競技会は解禁になりました。
2021年も兵庫県は「蔓延防止措置」の対象府県に指定され、競技会も条件付きの開催
となっています。
4月28日、兵庫県教育委員会は部活動の制限(条件)を通達しました。
「緊急事態宣言」下、高体連関係の競技会以外は出場できません。6月20日まで。
再度 緊急事態宣言 が8月20日に発令されました。9月12日まで部活動に制限があります。
緊急事態宣言 の延長で9月30日まで部活動に制限があります。
豊岡市陸協記録会(11/14 豊岡スポーツセンター)
シーズン最後の競技会。パーソナルベストを更新して冬季練習に入りたい。快晴、気温は17℃、最後の競技会は絶好の
コンディション。最初の競技は女子3000m。船田(1)がスタートからほぼ独走で自己記録に3秒ほど足らなかった。
次の競技は男子5000m先週の県駅伝では力を発揮できなかった坂田(1)。社会人、八鹿高の山口と3人で先頭グループを形成。
3000mの通過9分16秒。ここで坂田がスパート、後続はこれについてこれずに2000mは独走。15分30秒64のフィニッシュは
自己記録を5秒更新。800m1分58秒のスピードランナーの大谷(2)は後半よく粘って5着、16分19秒79はPB(パーソナルベスト)。
1500mの永瀬(1)は初挑戦の1500mで非凡な能力があることを示した。
次の種目は400m、来年のマイルメンバーを懸けての争い。一番は久保田(2)マイルでのラップは49秒台だったが駅伝練習のため
スピードがなく52秒22。続いて田中(2)、田井(1)、浪華(1)、上田(1)の順。この冬で大きな変動がありそうだ。
100mが始まる頃には風は絶好の追い風に変わってきた。
記録の良かった順に前田(2)11”13(+2.1)、黒崎(2)11”52(+0.5)、吉谷’2)11”81(+0.5)、西村(2)、大石(1)。
大石は自己記録を0.5秒ほど更新。女子の杉立(2)はPBながら+2.6mの参考記録。
男女1人ずつ出場の走り幅跳びは2人とも3ペケ、記録なし。兵庫ユース2位の走り高跳びの岡林(2)は1m75。
これでコロナ禍で限られた競技会しか出場できなかったシーズンが終わった。
これから長い冬季練習に入っていく。今シーズンをしっかり見つめ直し、来シーズンに向けて単調ではあるが大切な半年を悔いなく
過ごさねばならない。
2年生にとって高校生活最後の競技会はあと7か月後にまで迫ってきている。
高校駅伝(11/7 篠山)
駅伝シーズンに入っても暖かい日が続く。今日の篠山路のコンディションは晴れ、気温18℃から19℃と高い。
但馬予選会を2着ながら2時間22分台の記録は久しぶりに県大会で勝負できる記録だけに期待は高まる。
コロナ禍無観客の大会のため、iPadのアプリ、radikoでライブ放送を聴く。
1区:但馬大会で31分台で走った坂田は区間22位の33分07秒。但馬大会の31分台の好走から大きく遅れる。
八鹿の山○君に20秒の遅れ。ちなみに区間賞の報徳は28分59秒と驚異的な記録をたたき出した。
以後豊高の区間順位は36位、35位、19位、40位、36位、33位。4区の大谷の区間19位が最高。
フィニッシュタイムは2時間27分19秒、35位。但馬大会を5分も下回ってしまった。
それに対して八鹿高校は2時間19分45秒。但馬大会と変わらない好記録で18位は立派の一言。
女子の但馬代表の豊岡総合は28位、日高は29位。日高の1区吉○は区間9位と光っていた。
次の大会は一週間後の記録会。シーズン最後の記録会を自己ベストで冬季練習に入っていこう。
但馬選手権(11/3 豊岡スポーツセンター)
天気予報の降雨の確率は午前中60%、午後50%。最後の競技会となる但馬選手権のコンディションは最悪かと思いきや
競技開始の9時半には雨は止み晴れ間が出てきた。この時期にしては恵まれた天気といえる。
コロナ禍、今シーズンの但馬での大会は県高校総体の予選会、県ユースの予選会そしてこの但馬選手権の3回だけという
異常事態となった。そんな貴重な大会なのに不出場者が多く出たのは残念なことだ。
豊岡高校の成績は男子で3番以内が5人、優勝者ゼロ。女子は1人、優勝者1人というさみしい大会だった。
男子200mでは前田(2)が向かい風3.1mをついて2着ながら22”39、先日の県記録会の11”01も向かい風。条件が良ければ
快記録が出るはずだ。400mも前田が2着。大学生と一緒に走って力不足を体感できた。
県駅伝を週末に控える長距離陣は順調な仕上がりぶりを示した。5000mでは最後まで先頭争いをした坂田(1)が15分台、
5着6着の久保田(2)、大谷(2)の16分22秒台も悪くない。県大会では少しでも順位を上げてもらいたい。
110mHでは大石(1)、岡本が2,3着。練習でコンスタントに走れる力を・・・。
走り高跳びの岡林(2)は1m82の同記録ながら失敗試技数の差で2位。
女子は出場者は100mHの杉立(2)が独走で二連覇だが16”30はまだまだ。動画により動きの分析をし改良点は見つかっている。
今回初めてプログラムの巻末に歴代優勝者の名前が記載された。それを見ると豊岡高校関係者が大勢いる。
今年の先輩方の優勝者は塚原くん(大学2年)の400mH、森友くん(社会人1年目)の走り高跳び。
先輩も頑張ってる姿は現役生にも刺激になる。
例年ならこれで冬季練習に入るのだが、今年は記録を狙うチャンスがもう一度14日にある。今シーズンをまとめる意味でもまた
自分の適性を確認する意味でも重要な記録会だと思う。
但馬高校駅伝(10/23 出石)
但馬では「うらにし」と呼ばれている晩秋特有の天候で、選手はコンディヨニングに苦労したと思う。
「うらにし」とはウィキペディアによると「一日の気象の変化が激しく、朝は晴れているかと思えば突然暗雲が垂れ込め、
雨や雪を交えた湿度の高い風が吹き荒れたかと思えば、束の間の晴天に恵まれたりする。
このため丹後地方では、古来から「弁当忘れても傘忘れるな」と言い継がれている。」この地方の晩秋特有の天気だ。
男女とも2位までのが県大会出場の権利がある。
神戸新聞に掲載された予想では「男子は八鹿と豊岡の一騎打ち」、「女子は日高と豊岡総合の争いに豊岡が食い込めるか」でした。
だが武田予想では「八鹿が豊岡を3分ほど上回る」だった。八鹿にはエースが3人。最長の10km、8km、8kmを走れば
一人のエース(県ユース大会で5000m4位に入賞した坂田君(1年))だけでは2つの区間で3分引き離される。
あとの区間でどれだけ巻き返せるか?でも劣勢は確実。でした。
男子:1区坂田1km地点ですでに八鹿の岡○君と集団を抜け出し併走。5Km地点で20mほど引き離す。独走になるかと思ったが、
八鹿の岡○君もさすがの粘りで40秒ほどの差をつけて1位で2区へ。31分55秒!36年前の大会記録を更新する快記録。
2区八鹿の廣○君はスピードランナー。豊高木山は区間2位ながら逆転され2位で3区へ、。
八鹿の3年山○君は実質八鹿のエース。さすがの区間新記録の25分18秒。豊高大谷は27分05秒、悪くない記録ではあるが
八鹿との差は3分に広がった。
4区豊高はマイルリレー近畿出場メンバーの久保田。八鹿は福○君。短い距離なら久保田だが8Kmになると分が悪い。
だが久保田は27分42秒、昨年の区間賞を上回る好走ながら差はさらに40秒ほど広がった。
5区上田は区間3位。6区1年の清水は区間賞を獲得、差は少し縮まったがなお八鹿は3分先。
アンカー川上は3年生ながらチームに戻ってきてくれた。受験勉強しながらの練習だったけど17分05秒の区間2位。
フィニッシュタイムは2時間22分36秒だった。4区以降は八鹿の姿は1kmほど先にあり完敗だった。
男子:1着 八鹿、2時間19分27秒、2着 豊岡2時間22分36秒、3着 村岡 2時間:31分07秒。
八鹿は平成4年に生野が2時間20分を切って以来の20分切り。
昨年の但馬大会の優勝記録は2時間23分台だから県大会では久々の但馬勢の活躍が期待できる。
豊高の区間の順位
1区:坂田 1位(区間新)、2区:木山 2位、3区:大谷 2位、4区:久保田 2位
、5区:上田 3位、6区:清水 1位、7区:川上 2位。
女子は1区から最終5区まで日高と豊岡総合の抜きつ抜かれつのデッドヒート。
豊岡高校は1区先頭の2人は3年生、県でも通用する選手に船田は想定内の3分のビハインドで2区へ。
ここから猛追が始まった。2区小松は区間2位の好走。3区大坪、4区谷垣jはともに区間賞の好走で1分ずつ短縮。
アンカーへたすきが渡ったときには県出場が見えた30秒差だった。がアンカー村上は後半粘れず3位でのフィニッシュ。
女子は陸上競技部の長距離選手だけではチーム編成ができないのでバレー部から2人の助っ人が来てくれた。
感謝!感謝! その上3km区間の3.4区で区間賞を獲得してくれた。
優勝は豊岡総合、2位は日高。今年の女子のレベルは男子とは真逆、1時間28分34秒が優勝記録。
豊岡は2時間31分01秒。昨年豊高の4位だった記録でさえ2時間27分22秒だったので停滞ぶりがわかります。
女子:1着 豊岡総合1時間:28分34秒、2着 日高1時間29分27、3着 豊岡。
スタート、ゴール地点は昨年までの「ひぼこホール」が撤去されたため、近くの小野小学校校庭に移動しました。
大会は無観客試合のため武田はコース上を移動しながらの応援。従ってスタート、たすきリレー、フィニッシュの様子は撮れませんでした。
1区:坂田1km地点すでに2人の独走 | 1区5Km地点:この時点で差は30mに広がる |
3区:大谷は27分05秒とよく頑張ったが八鹿は大会新記録の走り | 4区:久保田も27分台と自分の力は発揮できた |
7区:唯一の3年川上は区間2位の好走 | 女子1区:船田は区間3位。この後八鹿を引き離す |
2区:小松は区間2位の好走で先頭集団を追う | 助っ人2人でトップ集団に30秒差まで詰めたのだが・・・ |
兵庫陸協秋季記録会(10/9.10 ユニバー競技場)
緊急事態宣言がようやく解除になり部活の制限はあるものの競技会への参加が認められる。
競技会は8月末の県ユース以来でその予選を含めて3回目の競技会。
10月とはいえ未だ季節外れの30度越え。競技会としては絶好のコンディション。好記録を期待してPCとにらめっこ。
初日、最初の種目は100m、前田は組1着の11”01(-0.8m)。向かい風を考慮したら10秒台の力を確認。
が後は自己ベストに及ばず残念。男子の100mだけで72組もある。コンディショニングが難しい。朝5時の出発も重なって。
続く400m。記録会は自己記録の順に組は分けられる。その中において上位になることは大切なこと。
前田2着、田中1着、浪華2着それぞれ力を発揮したといえる。が来シーズンのマイルを考えたら大幅な伸びが必要だ。
長距離では坂田が1500mで4分10秒93で組2着。久保田が初挑戦の5000mで組2着。駅伝に弾みをつけたが、
今年の八鹿はこの記録会で好調さを見せつけている。あと二週間でどこまで迫れるか。勝負強いメンバーに期待したい。
跳躍陣は県ユース2位の岡林は1m80、同記録の岸田は試技回数で岡林に勝った。走り幅跳び陣は惨敗。
やり投げの谷村は40mが目前の自己ベスト。
女子では駅伝に弾みをつける。船田、小森ともに組1着でテープを切った。
本来なら気温もそこそこの陸上シーズンなのだが部活制限があったり十分な準備もできなかった。
この後は
今月は駅伝、そして11月3日は但馬選手権、14日の豊岡市陸協記録会。残りの競技会で来年への弾みをつけたい。
直ぐに始まる三定。自主トレでパフォーマンスの維持を期待する。
近畿高校ユース選手権(9/17~19 京都・たけびしスタジアム)
コロナによる非常事態宣言が9月末日まで延期になり、一週間前に開催予定だった但馬ジュニア大会は中止になった。
県ユースで走り高跳び2位の岡林が出場。8月の県ユースからほぼ一か月、部活動の制限もあり十分な練習ができてなかった。
最初の高さ1m80を2回目にクリア。次の1m83を3回失敗し1m80で13位。
10月2日に予定されていた県高校記録会は中止が決まっているが、翌週の10月9.10日の兵庫陸協記録会は開催される見通し。
コロナ禍、部活の制限のある中、練習できる喜びをここで爆発させてもらいたい。
兵庫高校ユース大会(8/20~22 ユニバー競技場)岡林2位 近畿へ!
今年の夏は異常だ。8月に入り猛暑の中、但馬の合同練習は順調に終わった。さぁ県ユースに向けて仕上げを・・・が盆明けから
全国的に災害級の大雨で練習計画は大きく狂った。特に大会直前の一週間はずっと雨。不安のまま大会を迎えた。
今回も無観客の競技会。県IHのようにライブ配信がない。武田はiPadとにらめっこ。遅いアップロードにイライラしながら。
大会期間中は雨か曇り、気温が30℃に満たなかったことがせめてもの救いだ。
豊岡高校の入賞者は例年になく多数出た。が近畿へ駒を進めた者は残念ながら一人だけ。あと数種目を期待していたが・・・
2日目に近畿を決めた岡林。但馬予選では同僚の岸田の1m81に6cmの大差をつけられての負けで発憤?
1m81を一回目にクリアして3位が確定。続く1m84も一回目にクリアした後1m87。これはさすがに失敗。一位は1m90。
1m84をクリアした者が二人いたが試技数の差で2位!うれしい想定外だった。
あと一息で近畿だったのは須磨学園、西脇工業、報徳の長距離名門校に割って入った1年男子5000m4着の坂田。
6着まで近畿へ行けるマイルリレーは7着。
入賞者
1日目:2年男子400m:前田5着 49”81
2日目:2年男子走高跳:岡林2位 1m84 2年女子棒高跳:小畑6位 2m10
3日目:1年男子5000m:坂田4位 15’35”14 2年男子800m:久保田6着 1’57”80
2年女子100mYH:杉立8位 15”52 男子共通4×400m(黒崎・前田・田中・久保田)7着 3’28”30
入賞できなかったけれども殆どの者が大幅な記録更新をすることができた意義ある競技会となった。(反省点ももちろん多数)
ユースが終わったらすぐ2学期。学校祭そして但馬ジュニアと忙しくなる。
コロナ禍、緊急事態宣言下部活の制限も出てくるかもしれない。記録を出す最高の季節はあっという間に過ぎてしまう。
一日一日を無駄なく過ごしてもらいたい。
8月20日にまた非常事態宣言が発令された。これにより「但馬ジュニア」の中止が決まった。
残す競技会は10月はじめの2つの記録会、そして11月の但馬選手権。この一年間の努力の証を表現してもらいたい。
全国高校総体 7/28~8/1 全国高校総体(福井)
日本列島は猛暑日が続いている。この時期に400mを一日3本はメンタル的にもフィジカル的にもタフな選手でないと勝ち進めない。
強い選手は地区大会でも次のレースのためにいわゆる「流す」レースも可能だが、全国大会ではそうはいかない。
今年も予選から47秒台が続出。準決勝進出の条件は9組2着+6。
予選:アウトレーンには県チャンピオンの明石北のN君がいる。号砲とともに勢いよくスタート。300m通過はN君と先頭争い。
直線に入り後ろから近畿チャンピオンの比叡山高校のM君以下が猛追。M君が抜け出て47”90でフィニッシュ。
続いてN君48”07、最後まで水田は粘って水田48”20の3着。4着、5着はともに48”21という大接戦をよく頑張った。
結局この組は5着まで準決勝進出というハイレベルな組だった。
猛暑の中、全力を出し切った体力の回復は準決勝までの2時間あまりでは難しい。ほとんど準決への準備ができないまま準決勝を迎えた。
準決の組み合わせは予選を一緒に走った比叡山のM君、明石北のN君と同じ組。結果4着で落選。ちなみに3着はM君、5着はN君。
県大会から始めてN君に勝つことはできた。近畿勢は準決勝で全員散った。それにしても準決で47秒台で走っても落選した生徒もいる。
猛暑の中3本とも自己記録で走ることのできる体力と精神力が必要。それは日頃の追い込んだ練習なしに身につかない と痛感。(武田)
県ユース但馬地区予選会(7/21・22 豊岡スポーツセンター)全員が県への出場権獲得!
コロナ禍、この競技会も無観客、応援は拍手のみという制限、2日間とも猛暑日の中で競技会は実施された。
男子は4位、女子は3位までの県体系への出場権。全員が獲得できた。これは豊高史上初めてのこと。
素直に喜ぼう。でも但馬の陸上競技部員の減少、レベルの低下であることは否めない。
まずは2種目制覇者 1年男子:上田(400m、800m)、坂田(1500m、5000m)、大石(110mjH、走高跳)
1年女子:船田(1500m、3000m)
2年男子:前田(200m、400m)、岸田(走高跳、棒高跳)
2年女子:杉立(100mYH、400mH)、裏戸(走幅跳、三段跳)
県大会で決勝進出は?と問われれば、今の力では片手で足りる。この夏のいどれだけ頑張れるか?
ポテンシャルはあっても応援されるアスリートであるかどうか? 「心・技・体」を鍛えていかねば凡人で終わってしまう。
競技会終了後、豊高陸上競技部のOB組織「豊高AC」の南会長から陸上競技部に金一封、全国IH に出場する水田君に激励金が贈られた。
近畿IH(6/17~20 兵庫・ユニバー競技場)水田全国決定!
近畿IHは日頃の競技会で慣れている県予選と同じユニバー記念競技。いわゆる「地の利」を期待できる。
豊高からは男子400mとマイルリレーの2種目で参加、ともにランキング的には全国が可能である。
初日、400m予選から決勝まで1日3本。レベルの高い近畿大会では非常にきつい日程だ。
だが組にも恵まれた。
予選:余裕を持って1着49秒20。他の組では48秒63でも4着で落選した選手もいる中で。
準決勝:2着、48秒48。組の1着は県大会で勝っている滝川第二の下里君。相手の力を理解できてるのでここも無理せず、
余裕を持っての2着通過だった。でも自己新。
決勝:優勝候補の滋賀比叡山高校の森本君、明石北の西田君がバックストレートを飛ばし、水田は冷静に4、5番手でつける。
300m通過は5番手か?でもラップは34秒後半と悪くない。が森本、西田君との差は5m。ラストスパート、下里君を350mでとらえ
県大会では5m近く離された西田にぐんぐん迫り3着でフィニッシュ。2着西田との差0.05秒。記録48秒04の自己新。
近畿突破おめでとう! 次のステージでは、より輝いてもらいたい。300mラップをみれば47秒台は可能だ。
コロナ禍、無観客の競技会。表彰式はなかった。
1日あけてマイルリレーの予選。県大会で3位になり、満足してしまった感が
あり、練習も盛り上がらないまま近畿を迎えた。
予選はランキング通り、3着で通過。3分19秒68。ベスト記録から2秒悪い。
準決勝1走前田は健闘しラップ49秒台5番手?
助走のない1走のラップとしては順調な滑り出し。
2走水田はコーナーから飛ばし、ブレイクラインでは2番手、
優勝した大阪高校を追いかけ2番手で3走久保田へバトンパス。
ここまでは県大会の決勝の記録を1秒上回っている。久保田は持ち前の粘りを発揮、
3番でアンカー金澤へ。
金澤は頑張ったが2人にかわされ5着、撃沈!
県を制覇した滝川第二ですら3分14秒07で6着。
全国一の近畿地区大会のレベルを痛感。
兵庫IH(5/28~30 ユニバー競技場)
緊急事態宣言発令中この競技会も無観客で開催される。でも地元サンテレビの好意でYouTubeでライブ配信がある。
管理者はパソコンとiPad、ストップウォッチを机上に放映を観る。
1日目 水田君近畿大会出場決定
最初の種目は1500m予選。長い距離が得意の遠地は7着ながら4分06秒56のPBで最終日の5000mに期待を持たせた。
400mの水田は予選、準決と危なげなく1着で通過。
決勝は5レーン、6レーンには優勝候補の明石北のN君。水田は前半から積極的に飛ばし200mを1m差2番手で追いかける。
コーナーでやや離され300mでは3mの差に。ラストよく頑張って3位以下の猛追をかわし2着でフィニッシュ。48秒62のPB。
1着のN君は47秒半ば。300m通過タイムは47秒台も可能な記録。5着までが48秒台のハイレベルのレースだった。
この日の大問題は男子ヨンケイ。400mと重なっている水田を準決からに温存し、2年生だけのオーダーで練習してきた。
ユースで近畿を狙うために。15組、豊高のレーンが空いている。マネージャーにラインを入れたら「オーダー用紙の提出ミス」
女子では小畑の棒高が10位。
2日目 男子200m予選は前田(2)が22”23(-1.5)で2着通過、水田も22”19で3着通過。が準決で残念ながら落選。
800m予選では山本が待望の2分切り!でも準決に進めず。 女子の小谷はよく粘り勝ったことのない豊岡総合のFさんに先着。
2日間頑張った八種競技の岡本は但馬大会を150点上回る健闘。
男子マイルはリレーカーニバルの記録を上回り、全体の3位で明日の準決勝へ。ラップは3人が50秒を切っている。
準決の組み合わせが発表されているが、ラッキーな組に入っている。
女子のマイルは吉谷・澤本・伊地知・田中の3年だけのオーダー。最後のレースを満足に走り終えた。
3日目 マイルリレー3着 但馬高校新記録!!
今日もYouTubeのライブ配信で観戦。
昨日の予選を全体の3位で通過したマイルの準決勝。今日はみんなリレーだけの日。昨日の記録を上回れるはずなのに、
切れがない。組み合わせが良くてとりあえず組では1着。着取りで決勝進出だが全体の7番目の記録。
決勝までの3時間でどこまで回復、調整できるか、オーダー表はちゃんと提出できてるだろうか いろいろな心配が頭をよぎる。
女子のマイル決勝が終わり、男子の一走が入ってきた。4レーンにちゃんと前田がいる。一安心。
号砲とともに前田が飛び出した。バックストレート、1つアウトの滝川第二、報徳が飛ばしている。前田は落ち着いて追いかける。
滝二、報徳、県立西宮、加古川西に次いで5番手で2走の水田にバトンが渡る。水田はバトンを受け取るや猛追。コーナーで先を行く
3校を抜きブレイクライを2番手で通過。滝二との差との差5m、そこからどんどん追い上げて3走の久保田に渡ったときには2m差。
長距離の久保田に渡ったとき後ろの報徳以下とは5mの差がある。さすがに3走の滝二、報徳は強くバックで報徳にとらえられるが
そこからよく報徳に食らいつきほぼ同時にアンカーへ。この時点で1位と10mの差。
エースのそろうアンカーの金澤がバトンを受けたとき手元のラップは2分25秒。但馬記録が出る!
後ろ県西、加古川西、姫路東との差は10m。逃げ切れる!
前の2校はどんどん前へ。報徳のアンカーは大差を追い上げてほぼ同時にフィニッシュ。0.02秒滝川第二が先着。
YouTubeは1位争いのフィニッシュ地点を映したまま。3位の豊高が気になるのに。
金澤が最後に映ったのは第4コーナー。まだ加古川西との差は5mあった。
しばらくしてPCに映ったのは加古西との大接戦。金澤が0.04秒先着する姿だった。この間10秒くらい長く感じたけど実際は3秒ほど。
記録3分17秒63。30年前に前任校で近畿IH決勝で記録した但馬高校記録を更新! 大感動!!
今日は他にもあったけどこれだけ。
近畿は3週間後、ここユニバー記念競技場で。
全但春季総合体育大会(5/8・9 豊岡スポーツセンター)
兵庫県は緊急事態宣言発令中。選手は体調チェックシート、参加承諾書の提出が義務づけられ、無観客の競技会。
競技時以外はマスク着用で声出し禁止。拍手だけの応援しかできない。でも世の中の情勢をみれば、競技会を開催していただける
だけでもありがたい。感謝の気持ちでいっぱいである。早く日常の部活、生活ができるようになってもらいたい。
この時期の競技会は必ず「雨が降る」のに2日間とも好天に恵まれハイレベルな大会となった。
男子はトラック種目で健闘。
ワンツー・フィニッシュは200mで水田、前田。800mで山本、川上。3000mSCで西川、大谷。八種競技の岡本、田中。
200m予選で前田(2)が22秒58のPB、決勝ではコーナーで水田がトップに立ちそのままフィニッシュ。22秒37、前田が0秒3差で続いた。
400mでは先日のリレーカーニバルのラップは水田は48秒前半、前田は50秒。県のトップレベルであり大会記録(48”7)の更新も期待された。
号砲が鳴って積極的に水田がとばす。200m地点では2位の前田にすでに10mのリード。
300m通過36秒。続いて前田。が残り50mで総合の中島が前田をとらえ、そのままフィニッシュ。1着49”07、2着49”71、3着前田は49”94。
但馬では初めての3着までが49秒台のレースだった。
800mの優勝候補は八鹿のH君。それに豊高の2人が食らいつけるか。1周目の通過は近大の1分5秒。それに続く豊高にとってはラッキーペース。
鐘が鳴り一気にスピードアップ。八鹿が飛び出し山本、川上がつく。ラスト80mから3人が併走。フィニッシュ3mで山本、川上が八鹿を交わして
フィニッシュ。 スローペースながら2周目を59秒でカバーできたのは評価。
3000mSCは西川、大谷(2)が危なげなくワンツーフィニッシュ。問題は4着以内の県への出場権。
福井は一時4位に60mも離され絶望かと思われた。あと2周から徐々に差が詰まりあと一周の鐘がなったときにはまだ30mの差がある。
そこから生き返った。バックストレートで猛烈に追い上げ最後の直線で並び、そして大逆転の4着フィニッシュ。
3年間の地道な努力を見てきただけに大声で応援をしたかった。
1500mでは遠地、久保田が2着、4着。5000mでは、暑い中遠地が八鹿のY君によく食らいつき15分台2着でフィニッシュ。
女子の県大会への出場権は3番まで。
100m、200mは荒木の独壇場。100mは1.1mの追い風を受けて12秒62。大会記録は12”5。手動と電気計時の誤差は0.24秒と決められ
但馬地区は長い間、土のトラック、手動計時でたとえ12”5で走っても12”74の扱いをされ大きなハンデがあった。
現在は1500m未満の距離の競技は電気計時しか公認の記録にはならない と定められている。
荒木のそれは30年以上前の大会記録を上回る価値ある記録だった。200mも同じ、大会記録は26”1、荒木のフィニッシュタイムは26秒14。
手動に換算したらそれぞれ12”4,25”9!
800mでは小谷が粘って3位。
100mHの杉立(2)は15秒台にようやく入った。リズムが良くなった。400mHでも大幅にPB。走力がついてきている。
超驚きは裏戸(2)走り幅跳びのPBは4m。それが2回目に4m64!PBを60cmも更新しての1位。伊地知も20cm更新。
男子八種競技は豊高の岡本、田中の戦い。投てき種目で得点を稼いだ岡本の優勝。
フィールド種目、走り高跳びの岡林(2)は1m80の3回目。わずかに触れてクリアしたかに見えた。
マット状でクリアの余韻に浸っているところに風が吹きバーは無情の落下。PBの1m75の更新はできなかった。
投擲では砲丸投げ西田(2)の3位が最高。ハンマー投げは2位だったが県大会への標準記録の突破はできなかった。
男子4×100mは岡林(2)・前田(2)・黒崎(2)・水田とつないで42秒85。県大会決勝進出の可能性が出てきたと同時に2年生の大幅な
走力アップが確認できたレースだった。県ユースでも良いとこいける!
4×400mは3’24”の大会記録を上回る3分21秒台をリレーカーニバルで出している。目標はもちろん大会新。
一走の前田(2)がラップ50秒6ですでに独走態勢。二走の400mチャンピオン水田は連戦の疲れが出たのか51秒5ながら2位を60m以上
引き離す。三走久保田(2)は5000mを棄権して今日はこれ一本。50秒8でさらにリードを広げ、アンカーの金澤へ。
足の故障でこの大会はマイルだけに懸けている。無理をせず、2着の八鹿に11秒の大差をつけての優勝。3分26秒12。
残念ながら目標の大会記録の更新はならなかった。
面白かったのは(失礼な言い方)女子のマイル。一走の荒木はスピードを生かして2位に30m差ですでに独走態勢で二走の吉谷へ。
吉谷もよく頑張ったが、エースのそろう二走では後続も追い上げて2位豊総に20m差、さらに10mで八鹿。
三走杉立(2)はこの2日間で走りが変わった。ダイナミックなフォームで後続を引き離す。アンカー小谷にバトンが渡ったとき、
2位総合との差30m、その15m後ろには3位の八鹿。八鹿との差45m、これなら完全に逃げ切れると武田は思った。
八鹿のアンカー昨年近畿800m優勝者の太田垣は猛烈な勢いで追い上げてくる。バックストレートで総合とらえ、小谷にロック・オン。
ラスト100m地点でその差20m。これで絶対大丈夫。だが太田垣のスピードは落ちない。
ラスト15mでほぼ並ばれる。小谷も意地の頑張り、抜かさせない。フィニッシュ2m手前で太田垣は力尽き、
歓喜のフィニッシュテープを小谷が切った。(下)
総合成績
男子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | 女子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | |
総合の部 | 豊岡120点 | 八鹿113点 | 豊総 55点 | 総合の部 | 八鹿134点 | 豊岡 70点 | 豊総 54点 | |
トラックの部 | 豊岡 78点 | 八鹿 60点 | 豊総 40点 | トラックの部 | 八鹿 54点 | 豊岡 54点 | 豊総 42点 | |
フィールドの部 | 八鹿 40点 | 豊岡 31点 | 近大 21点 | フィールドの部 | 八鹿 74点 | 近大 17点 | 日高 17点 |
兵庫リレーカーニバル(4/24・25 ユニバー競技場)男子41年ぶりの入賞
新型コロナウィルスの緊急事態宣言発令により無観客の競技会。
武田は初日はYouTubeのライブ放映でレースを確認。
女子は予選で落選したが前日の練習記録を2秒短縮する53秒22。失敗箇所もありあと0.5秒以上の短縮は可能だ。
個々の走力は上がってきている。
男子は予選から加古川東とデッドヒート。最後少しだけかわされ3分23秒35、全体の10番目で予選通過。
翌日はまた朝6時出発の強行軍。2日目は終日サンテレビで放映がある。ストップウォッチ、iPadを準備して観戦。
準決勝は4組1着+4と厳しいレースに2着、3分21秒97 予選の記録を大きく短縮。全体の4番目の記録で決勝へ。
決勝は一走の前田が50”11と好走。報徳、滝川第二に次ぎ3位で二走の水田へ。準決48”1で走っているエースは3m先を
行く報徳とを追い滝川第二とデッドヒート。
滝川第二に1m差で三走の久保田へ。長距離ランナー、前半はよく食らいついたが後半バテて社に抜かれ4位でアンカーの金澤へ。
社との差は5m、後ろのチームとも5m差。
テレビはトップ争いばっかり映していて4位以下の状況はわからない。先頭争いはラスト50mで滝川第二が報徳をとらえフィニッシュ。
3’17”76の滝川第二に0.5秒遅れて優勝候補だった報徳が2着、3着は社。そのあと金澤のフィニッシュがチラッと映った。4着!
豊岡高校男子にとっては、昭和57年に5着に入賞して以来、実に41年ぶりの入賞だった。
女子は昭和63年に優勝、2001年に3着がある。
兵庫県の最北の地から神戸までの150kmを2日間往復というハンデがありながら公立の普通高校として陸上競技の名門校と
対等に戦ったことを誇りに思う。仲間にも誇りと自信を与えてくれた。
YouTubeで見ることができます。
決勝:
第69回兵庫リレーカーニバル 高校男子 4x400m 決勝 - YouTube
準決勝:第69回兵庫リレーカーニバル 高校男子 4×400m 準決勝 - YouTube
兵庫春季記録会(4/17・18 加古川競技場)
シーズンのはじめは週ごとの競技会で記録も上昇してくる。ところがこの日に模擬試験が入っていて出場者が限られて
しまったのは残念。加古川競技場は記録の出やすいトラックなのだが2日とも雨、やや追い風と先週の向かい風より条件は良い。
800mでは久保田が2分切りにあと0秒46と迫り、川上は先週の記録を1秒短縮。森友も日頃の真面目な練習が実り自己新。
1500mの遠地は4分11秒99の好記録。中長距離陣の頑張りが目立った。女子では杉立、村上が自己新。
次週リレーカーニバルで入賞を目指すマイルチームには赤信号が灯る。
高体連地区別記録会(4/10 姫路陸上競技場)
2021年度の競技会が始まった。コロナの「蔓延防止措置」対象府県である兵庫県は、今回は選手の保護者に限り入場が
可能となり、一週間前からの健康チェックシートの提出によりIDカードが発行された。
顧問でも保護者でもない武田は朝からパソコンとにらめっこ。リアルタイムで結果が更新されるのをチェック。
姫路競技場は晴れたら10時過ぎまでは追い風だが、それから向かい風が時間とともに強くなる。
短距離選手にとって、記録狙いは無理。豊岡にも数年前に待望のオールウェザー競技場ができた。
土のトラックだった以前は、オールウェザートラックを求めて姫路まで行くメリットはあった。
地理的、経済的、身体的、精神的、時間的なことを考慮したとき行く価値があるか疑問だ。
そんな悪環境の中で予想以上の結果は残してくれた。
まずは4×100m。ユースを想定した2年生だけの即席オーダーで44秒7の予想以上の記録。冬季トレで個々がレベルアップ
できていることを確認。10時半過ぎから予想通りの向かい風。3年になった水田、女子の荒木はともに1組を走り2位。
午後になってより向かい風の強くなった200mでは-3.9mの中22秒47とまずまず。400mでは金澤が2位。
800mでは豊高勢が多数出場。山本が2位、大谷が6位、川上が7位。山本の2’02”54から川上の2’03”50まで1秒以内に
6人もいる。校内選考、そして県出場枠の4人を巡って熾烈な争いになる。棒高跳びの西村が1位。でも記録はイマイチ。
最終種目は4×400m。開始時間は豊岡を出発してからほぼ10時間後。疲労もピークに達した頃である。
3分26秒で全体の2位。1走前田が2番手で水田へ、水田は48秒台の好走で首位に上がり7mの差をつけて3走の黒崎へ。
黒崎は故障の岡坂に代わっての出場。400mを走った経験すらない。300mの練習の記録で前日に急遽抜擢。300mまで
は38秒台で行ったがさすがに最後の直線でバテて2番手に。アンカー金澤は安心できる。結局2着でフィニッシュだったが、
2週間のリレーカーニバルでの決勝進出が見えてきた。
女子では荒木が100m、杉立が100mハードルでともに2位。4×100mは各走者の仕上がり具合を見るチャンスだったのに
エントリーミスで出場できず。伊地知は走り幅跳びで久しぶりの自己新。
長距離陣では2年の村上が復活の自己新。
来週は兵庫陸協記録会、次はリレーカーニバル、29日は豊岡オリンピックと試合が続く。