2020 
シーズン直前の3月に入り新型コロナウイルス感染により日本中が休校、練習自粛
になっています。すでに開幕当初の競技会の中止が決まっています。
  豊岡高校の最初の競技会は7月23・24日の県ユース但馬予選。                       

4月4日 高体連地区別記録会(姫路陸上競技場)中 止
4月11・12日 兵庫春季記録会(姫路陸上競技場)中 止
4月18・19日 兵庫リレーカーニバル(ユニバー競技場)中 止
  4月28日   豊岡オリンピック(豊岡スポーツセンター)中 止
5月3日 兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(ユニバー)中 止
5月9日・10日 全但春季総合体育大会(豊岡スポーツセンター)中 止
5月29日~31日 兵庫IH(ユニバー競技場)中 止
  6月6日   第一回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)中 止
  6月20日    第二回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)中 止
6月18日~21日 近畿IH(和歌山・紀三井寺中 止
月11・12日 兵庫選手権(ユニバー競技場)
7月23日・24日 県ユース但馬地区予選会(豊岡スポーツセンター)
  8月4日~8日   全国高校総体(静岡)中 止
8月21日~23日 兵庫高校ユース大会ユニバー競技場)
  8月31日~9月1日   全国高校陸上選抜(大阪・ヤンマースタジアム)
9月12日・13日 全但ジュニア大会(豊岡スポーツセンター)
9月18~20日 近畿高校ユース選手権(大阪・ヤンマーフィールド)
10月3日 県高校秋季記録会(ユニバー競技場)
  10月10日・11日   兵庫陸協校秋季記録会(ユニバー競技場)
10月24日 但馬高校駅伝(出石)
  11月3日(日)  但馬選手権(豊岡スポーツセンター)
11月8日(日)  県高校駅伝(篠山)
11月23日 久美浜湾一周駅伝(京都:京丹後市)
2月7日 兵庫県郡市区対抗駅伝(加古川河川敷)
  3月7日   県フィールド記録会(明石) 

2021年 初練習 (1/4 2021)
いよいよ2021年がはじまりました。初練習は恒例の小田井神社詣り。
各自が絵馬に今シーズンの目標を書いて奉納。
昨日の箱根駅伝では駒澤大学がどう見ても不可能だと思われた3分21秒差を逆転し優勝を遂げた。
ランナーはみんな日頃並外れた努力をしている。追い越した選手も追い越された選手も。
努力してなかったらまずあの場には立ててない。努力した者同士の戦い。無情にも勝ち負けがある世界。
絵馬に書いた目標も努力しなかったら到達は不可能。努力した人の何パーセントかが夢の実現のできる世界。
人間は先を見透して今の行動ができる唯一の動物。つまり目先の享楽より今やらなければならないことができる。
2年生はあと半年、1年も先日入学したのにあと1年とちょっと。高校生活はあっと言う間。
絵馬に書いた目標の実現に向けて・・・ 神様は日頃を見ている。

   
   
   

県高校駅伝健闘しました!
前日の夜は土砂降りだった空は晴れて絶好の駅伝日和。但馬大会を2位で通過し、その後順調な練習ができていた。
1区の西川(2)は不調だった但馬大会の記録を1分以上短縮して39位で2区福井(2)へ。福井は3000mで順位を

2つ上げ37位で3区遠地へ。県大会の3区は殆ど上り坂のタフなコース、先日15分台で走った遠地は区間14位の好走で
順位を28位に引き上げた。4区は大谷(1)、3区とは逆の下り坂でここはスピードランナー区間で適任。が28位を維持して
残り3区間に。
5区山本(2)は区間20位、6区川上(2)も区間20位で順位こそ28位ながら但馬の覇者八鹿を追い上げ
る。
アンカー岩本(2)に渡ったときは八鹿25位、豊岡は16秒差の28位。岩本は踏ん張って八鹿に追いつき追い抜いて27着で
フィニッシュ。2時間22分14秒。八鹿に45秒先行した。
近年の但馬地区代表は県大会でなかなか力を発揮することができず繰り上げスタートの屈辱を味わってきた。
だが今年は違った。二校とも立派に他地区の代表と競うことができた。



但馬選手権(豊岡スポーツセンター 11/3)
朝8時まで降っていた雨が止み、最高気温が19℃まで上がった。「晴れたら向かい風」この競技場特有の有りがたくない伝説。
そんな悪条件ながら女子の100mでは荒木が向かい風1.7mの悪条件の中12”72で2位の中学生を0.5秒離しての快走。
条件が良ければ12秒4台も見えているんだが・・・。200mも選手権者となった。男子の水田は100m、200m、400mの出場。
午前中の2時間で100mと400mの予選、決勝がある。特に400m決勝を走った後、15分後という精神力・体力への挑戦。
100m予選では10秒85。順調な出足。400m決勝では大学生を相手に独走。だがここから大きな試練。フィニッシュ後、
グランドに大の字に、次の種目女子100m決勝の次が男子100m決勝。心はもっていたが体がもたなかった。
号砲に対する反応も鈍く、抜群の最下位となってしまった。午後は200mの予選・決勝。1時間半の休養でやや体力も回復。
決勝では向かい風をつき22”22で選手権者となった。陸上の厳しさを味わう貴重な経験だった。きっと今後に生きてくる。
女子100mHの杉立は良いリズムで走ったが10台目で脚が合わず失速したが危なげなく優勝した。
但馬ジュニア大会1位の走り高跳びの岡林は2位。
県駅伝を直後に控える長距離陣では遠地が15分台に入り2着と健闘。800mでも川上、太谷が好走。県大会に期待を持たせた。
三段跳びは1年の西村が3位。ハンマー投げは初出場の西田が3位と健闘。

今シーズンの競技会は終わった。春先からのコロナ騒動で練習ができない、学校が始まってもシーズン当初の競技会は中止。
経験したことのない年になってしまった。
頑張ってきた冬季練習やコロナのために、成果を発揮することすらできなかった3年生の無念を考えると、少ないながら限られた
競技会に出場することのできた1、2年生は幸せだったのかも知れない。
冬季練習は地味ながら強くなるために大切だ。竹が雪の重みや強風でも折れない強さは節があるから。
その精神的、技術的、体力的な節を造るのはこの冬。来年を見据えて日々自覚を持って頑張ろう。



但馬高校駅伝
(出石 10/24)

総合成績
男子
1位:八鹿 2時間22分33秒  2位:豊岡 2時間23分41秒  3位:豊総 2時間28分20秒
女子
1位:日高 1時間24分08秒  2位:豊総 1時間25分19秒  3位:八鹿 1時間26分37秒  
4位:豊岡
 1時間26分37秒

前日までの雨が嘘のような秋晴れの駅伝日和。新型コロナウィルスの感染予防のため無観客で行われた。
武田はスタート地点には行くことができないため2km地点、1.5km地点でレースを見るに留めたためスタート地点での様子や
選手の走る前の緊張感に触れることは出来なかったが、リザルトを元に伝えます。

最長区間の1区は駅伝の流れを大きく左右する。だから各チームともエースを1区に配置する。
トラックでは安定した力を発揮する西川(2)は、豊高のエースで昨年は一年生ながら僅差で区間賞を逃し悔しい思いをした。
今年こそは・・・だった。が2km地点では八鹿の山口に100m以上の差をつけられで6位で通過。
折り返してもスピードが上がらず、2区への中継時には八鹿と1分47秒差。ここから追い上げが始まるが2分近い差は勢いのある
八鹿を逆転することは難しい。
2区以降の結果。2区福井(2)は八鹿を10秒詰めるが6位で3区へ。8kmの3区は、但馬ジュニア5000m優勝者の遠地(2)。
襷を受けたら1.5kmまでに先行する近大豊岡、香住、村岡、豊総の4人を抜いて2位に浮上。八鹿を追い上げる展開に。
ようやく県大会圈内に入った。遠地は区間1位の記録で40秒程詰めた。
4区の川上(2)は区間3位。八鹿との差は逆に20秒開かれた。
4区終了時点では1位八鹿との差は1分16秒差。残り13km。
5区山本(2)は区間2位の走りながら八鹿の計算外の3年生に区間賞を奪われた。八鹿との差:1分49秒。
あと2区間でこの差の逆転は難しい。
武田の応援は「区間賞を取ろう」に変わった。
6区大谷(1)はチーム唯一の1年生。美しいフォームで区間賞を獲得。7区岩本(2)も安定した走りで区間賞。
悔しい2位でフィニッシュ、県大会出場を決めることができた。昨年の優勝したときの記録を2分以上、上回っている。
昨年の県大会では、繰り上げスタートという屈辱を味わった。今年はその屈辱を晴らしてきてもらいたい。

女子は昨年のメンバーが一人入れ替わっただけ。県大会への期待が持たれた。
1区は八鹿のスーパースターについていってはつぶされる。昨年脚の故障でエース区間を走れなかった小谷(2)。
がどうしたのか、スタート直後から遅れはじめる。後半はよく粘ったが4位と出遅れる。
2区澤本(2)は区間2位と健闘。3区のにわか駅伝選手普段は跳躍種目の伊地知(2)も良く踏ん張って区間3位。
が上位の3チームは見えないところを走っている。後ろも遠く、独走状態がずっと続き4区田中(2)は区間3位。
5区は昨年、県大会をかけて2位の八鹿を猛追、併走したが最後に悔しい思いをした吉谷(2)。
持ち前の根性で5kmを区間2位の記録で走り4着でフィニッシュ。

優勝は日高高校。最終区間5区へのタスキリレーは1位八鹿、6秒遅れで豊岡総合。八鹿から遅れること17秒で日高。
3位で襷を受け取った大西は1.5km地点で前の2校に追いつき3校でしばらく併走。2km地点では飛び出し、独走態勢。
2位豊岡総合を1分以上引き離す見事な初優勝。
看護科と福祉科の各学年2クラス、豊岡高校の半分以下の生徒数、しかも普通高校には見られない特殊な授業形態、
病院での看護実習、福祉の現場実習、長期休業中の尞の閉鎖など、練習するのに困難な状況を乗り越えての価値ある
優勝だった。武田の自宅は日高高校の近くで、彼女たちが自主練で朝からロードワークをしているのをよく見かけた。
11月8日の県大会では低迷する但馬の駅伝の底力を見せてもらいたい。

   




県高校秋季記録会
(10/3 ユニバー競技場)水田1位!
秋も深まり、あの連続猛暑日から解放され、しのぎやすい天候になってきた。いよいよ今シーズンも終わり近くになってきた。
今回も無観客競技会。武田は自宅でインターネットとにらめっこ。
無観客であるが故、ネットへのアップが殆どリアルタイムであることはありがたい。
記録会は勝負よりも記録を出す場。
直線競走は風の向きで記録は大きく変わる。男子100mは71組もある。最初の組から風をずっとチェック。
初めはやや向かい風だったが、中盤から後半にかけては追い風に変わってきた。だが最高の追い風でも2mまで。
次の女子100mまで追い風がもってくれ~。が男子の最後の5組くらいは再び向かい風に。
そして女子が始まる頃には完全に向かい風。先月12”61で走った荒木は12”81(-1.4)で組4位。
12秒前半のポテンシャルがあるのに・・・。また課題ができてしまった。克服していかなければならない。
次の種目は400m。但馬ジュニア大会ではあと0秒1で大会記録に及ばなかったマイル。メンバー全員がエントリー。
トラック1周走る種目に風の向きも殆ど関係ない。個々のフラットレースの結果次第では来年の近畿が大きく近づく。
400m初挑戦は水田、前田、久保田の3人。2組の水田はスタートから大きなフォームでリードを奪い、300m通過は35秒台。
最後までペースは落ちず、1着でフィニッシュ。記録は49秒17
。その後この記録を上回る者もなく全体の1位。
あと金澤51秒00,岡坂51”14、前田52秒84と全員が自己ベストを更新。来年のマイルへ夢は大きく膨らんだ。
走り高跳びでは岡林が1m75で組1位。
長距離陣では女子の小谷だけが3000mに出場。競技場に着いてから7時間後のスタートながら良く粘り、
高校での自己記録を更新。2週間後に迫った但馬駅伝に明るい材料だ。
但馬地区は神戸へ行くのにも時間がかかる。5時半豊岡出発という強行日程は過酷であり、そんな中で自己ベストを更新する
生徒の精神的な逞しさに感服しています.。

近畿高校ユース選手権(9/18~20 大阪・ヤンマーフィールド)
3日間の大会ながら200m、棒高跳びとも初日の競技。
水田の200mは予選4着で落選。棒高跳びの西村は最初の高さを跳べませんでした。

全但ジュニア大会(9/12・13 豊岡スポーツセンター)水田、荒木 短距離2種目に大会新!!

 超大型台風と言われた台風10号が去り、ようやく豊岡も連日の猛暑日から解放された。
1日目は日本海に台風の名残りの低気圧があったおかげで、
南からの風が吹いて追い風になり、短距離種目の記録に期待を持たせてくれた。
3番以内を紹介します。
1日目、最初の種目は男子100m予選、1組で走った水田陸斗がいきなりの10”72!が惜しくも+2.2mの追い風で参考記録。
次の女子100m予選1組では荒木奈々子が
12”67!(+1.3m)大会新記録
決勝では男子100mで圧倒的な強さで水田が優勝10”76(+3.1m)。またもや参考記録。
結局公認記録は準決勝の
10”86(+1.6m)が大会記録となった。
女子100mではスタートから飛び出した荒木が独走でフィニッシュ。予選の記録をさらに更新し
12”61(+0.8m)で優勝。
男子400mは豊高勢のデッドヒート。300m通過地点で先頭にいた岡坂が良く粘り、金澤の猛追を100分の1秒でかわした。
女子400m、長距離選手の小谷は独走の八鹿の太田垣には離されたが、ピッチ走法できっちり2位でフィニッシュ。
男子4×100mは一走の前田から先頭に立ち2走の水田・三走金澤・アンカー岡坂と無難に繋ぎ43”17。
狙っていた大会新記録に0”01 届かず。
女子は一走荒木・二走杉立・三走裏戸・四走伊地知で逃げ切りを図ったがミスもあり3位にとどまった。
女子100mHは杉立の独壇場。最終ハードルが5歩になってしまったが自己記録を大幅に更新できた。
男子走り高跳びは岡林が同記録ながら試技数の差で優勝。円盤投げは1位谷村、2位岡本と一年生がよく頑張った。
女子走り高跳びは伊地知が3位。

2日目。天気予報では雨が降りそうなことを言ってたが意外に晴れ。ラッキーと思わせたが終日の向かい風。

200m決勝では向かい風をついて女子は荒木が26”29(-1.1m)大会新!向かい風ながらPBを1秒近く短縮した。
続いての決勝は男子。絶好調の水田は
22”49(-2.7m)大会新!次週の近畿ユースで21秒台が可能だ。
  1年生の前田は後半に粘りを見せ2位に入る健闘。22秒台も目の前田。シャレのつもり
800mではスピードのある川上が2位、400mのラップを奪う積極的な走りをした1年太谷は4位と健闘した。
女子では田中が膝の故障を克服して3位。
男子5000mは八鹿・山口と西川が先頭集団。20m離れて遠地ら8人くらいの集団で追いかける展開に。
西川が山口を風よけに使うかのような頭脳的なレース展開。2000mあたりから5m遅れたが食らいつく。
しかし3000mで20mにその差は広がった。が徐々に山口のペースが落ち、西川との差は、残り1000mでは5mくらいに。
このまま山口と西川の争いだと見ていたら、いつの間にか遠地が後ろの集団から抜けだし先頭を追いかける展開に。
遠地は西川を抜き、残り300mで山口と併走、共に先頭を譲らない。あと150mで遠地が再度スパート。
山口はそのスパートに反応できず、最後の直線を強烈なスプリントで走りきり歓喜のフィニッシュ。
*PBを40秒縮める快走だった。最後まで健闘した西川もPBで3位に入った。*PB:パーソナルベスト(個人の最高記録)
皆が驚く展開に、本人は「勝てると思ってました」とケロリ。大物だ。
女子3000mは小谷が粘り強い走りで2位と健闘した。故障なく順調な練習ができればまだまだこんなもんではないが・・・

400mハードル、男子岡野は3位。女子杉立は2位。2人とも走力次第でまだまだ伸びしろはある。
棒高跳びは県ユース2位の西村が優勝。始めたばかりの岸田は3位。
男子砲丸投げの西田は県ユース7位入賞者、今回は脚の故障もあり、力を発揮できずに悔しい2位。
やり投げの岡本はPBながら3位。 投てきは技術種目なので経験値の差は大きい。


圧巻だったのは2日目の最終種目4×400m。
男女とも結果的には、大会記録にあと1秒弱という悔しいながら、第一走者から独走の圧巻のレース。
男子は一走の水田が50”8のラップで独走態勢を築き二走の岡坂へ、岡坂は400m優勝者、さらに差を広げて、
三走前田は1年生、400mは走った経験すらない。予想通りの展開で、気楽に走れる三走を52”5で走り、アンカー金澤へ。
今シーズン故障で出遅れていたキャプテンは51”5のラップでフィニッシュ。県ユース予選落ちの悔しさを晴らした。

女子はオーダーが当日の出場種目との関係で最後まで決まらなかった。オーダー表の提出はギリギリになった。
一走荒木が2位との差を50mつけ完全に独走態勢、二走の田中は1時間前に800mを走ったばかり、
三走吉谷、アンカー小谷は3000mを走っている。
みんな疲労がピークでありながら、ラップが全員PB。逞しさを感じさせてくれた。

 今大会も大会も無観客、声を出しての応援は禁止と色々な制限が設けられていたが、みんなの心は選手に伝わっていた。
時々励ましの声は聞こえたけど。
高校から陸上競技を始めた1年生も順調に伸びてきている。毎年、「来年の総合優勝は無理だろう」と思っていても優勝してくれる。
豊高は凄い伸び率を持ったチームであると武田はいつも思っている。

総合得点では下表の通り、男子は5連覇を果たした。女子は昨年と同様2位。
最優秀選手に100m、200mを大会新記録で制した水田陸斗君。おめでとう!
女子の短距離2種目を大会新記録で制した荒木さんもその価値が充分あるが、但馬新に負けてしまった。
確実に皆、逞しく成長している。そしてそんなチームの中で切磋琢磨できる喜びを感じて一層頑張って行きましょう。

 総  合 得 点 の 結 果   
 男子総合  1位:豊岡 120点  2位:八鹿 110点   3位:豊岡総合 38点
 トラックの部  1位:豊岡 72点  2位:八鹿  71点   3位:豊総  37点
 フィールドの部  1位:豊岡  48点  2位:八鹿  38点  3位:和田山  22点 
 女子総合  1位:八鹿  99点  2位:豊岡 65点  3位:豊総   53点
 トラックの部  2位:豊岡 59点  2位:豊総  45点  3位:八鹿   38点
 フィールドの部  1位:八鹿  61点  2位:近大附 19点   3位:日高  18点
 5位:豊岡  8点
 


兵庫高校ユース大会8/21~23 ユニバー競技場)西村(棒高)、水田(200m)近畿へ!!
県大会開催に当たり新型コロナウィルスの感染防止のため多くの制限が設けられた。
無観客、出場者は健康状態の提出、毎日の検温と体調の提出、マスクの着用、応援では声を出さないなど。
競技においては準決勝を削り、タイムレース予選。上位の8名が決勝進出という変則日程。
また今年の異常な天気は日々の練習にも大きく響いた。7月末の遅い梅雨明け。それから一気に高温の日々。
ユースへの出発前日には38.3℃の日本ランキング2位を記録している。長く続いた高温の日々は練習計画を大きく狂わした。
大会初日、顧問の一柳先生から携帯に着信。「棒高跳びで2位になりました」。近畿第一号。
そういえば今日は棒高跳びがあったんだ。ノーマークだっただけに喜びは倍増。日々のマットの出し入れには全部員で取りかかる。
日頃から無口な西村君はチームメイトへの感謝の気持ちを最大のパフォーマンスで表現した。1年男子砲丸投げで西田君7位。
2日目。女子2年100mで昨年16番目で準決勝に進出した荒木さん。その時「県大会で初めて予選を通過した」と喜んでいた。
今年は決勝で4位!。12”89
PB(-1.9)あと一人のところで近畿は逃したが、練習では充分にその力はついてきている。
男子では水田君、練習で感触は非常に良かった。が昨年も準決勝落ちだったが、今年はタイムレース。8名に入れず敗退。
男子4×400mも善戦したがブレークラインを無視し、自分のレーンを走るという大きなロスで決勝進出を逃した。
最終日。前日100mで悔しい思いをした
水田君。予選は全体の2位で通過。決勝は5レーンから飛び出し直線に入ったときは2位、
その後1人に追いつかれ、昨年と同じく3位でフィニッシュ。22秒09!
PB
次は9月12・13日のホームグランドで開催される但馬ジュニア大会。季候も良くなりじっくりと練習もできる。
今年、最初で最後の対抗戦。「チーム豊岡」一丸となって頑張ろう。

   



県ユース但馬地区予選会(7/23・24 豊岡スポーツセンター)
新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、3月初めの緊急事態宣言発令で、部活どころか登校すらできない自粛が始まった。
その間、予定されていた競技会も中止になり冬季練習を頑張ってきた3年生には残酷すぎる県総体中止。
そして全国大会中止。本校では3年生の殆どは昨年の11月の競技会が最後となってしまった。
その無念さは我々の想像を遙かに上回るだろう。そんな中でも3年の2人が競技を続けてくれた。
大きな目標はなくなったが、本大会が3年生が出場できる唯一の代替大会を兼ねた。
男子長距離のN君は長距離陣の先頭に立ち、良い雰囲気で下級生を引っ張ってくれた。
女子のTさんも自粛中も自主トレを続け、最後のこの大会で自己ベストで走ってくれた。
そして代替競技会の4×100mの一走として旧キャプテンから新キャプテンAさんへのバトンパスをみんなの前で決めてくれた。
競技会には出場しない3年生は競技補助役員として頑張ってくれた。
次のステージで3年間培ってきた体力、精神力を生かしてもらいたい。

 例年なら4月の記録会から数度の競技会を経て県ユース大会の地区予選会に臨むところ、、
今シーズンの最初の競技会が本大会となった。
1年生にとっては全くのぶっつけ本番、特に高校から陸上競技を始めた部員にとっては競技会の雰囲気すら知らずの出場となる。
2年生も自分の力と周りの力が判らないままの競技会に不安は大きかったと思う。
天候は梅雨末期で各地に大雨を降らせた雨雲が豊岡近辺では奇跡的に2日間とも小降り、例年なら30℃を遙かに超える気温も
26℃とこの時期としてはしのぎやすい。初日はやや向かい風、2日目は追い風の中で競技会は進められた。
男子は4位まで、女子は3位までが県大会の出場権を得ることができる。
豊高の1位種目のみ報告します。
代替女子100m 谷垣
代替女子 4×100m(谷垣・荒木・伊地知・杉立)
共通男子 4×100m(前田・水田・岡坂・岡野)   4×400m(水田・岡坂・久保田・岩本)

共通女子 4×400m(荒木・田中・吉谷・小谷)
○男子 1年
  100m:前田、走高跳:岡林、砲丸投:西田、円盤投:西田、やり投
岡本
○男子 2年
 100m:水田11”0、200m:水田22”55、800m:川上、400m:岡坂、3000mSC:福井
○女子 1年
 100mH:杉立、400mH:杉立
○女子 2年
 
100m:荒木12”6、200m:荒木、400m:田中

次は8月21日~23日、ユニバー記念競技場で開催される県ユース大会。
ようやく競技会が開催される喜びを感じながら、暑い夏を乗り切り「熱い夏」にしよう。(武田)