Clyde William Tombaugh クライド・トンボー 冥王星発見で知られるアメリカの天文学者 散開星団を5つ見つけている。
●冥王星探査を記念して、Tombaughが発見した散開星団5個
Tombaugh 1 CMa 7h00m-20.6 10.5 5' 45stars ←南北に細長い割合まばらな星団。
Tombaugh 2 CMa 7h03m-20.8 12 3' 50stars ←40cm65倍で彗星のような淡い光芒。130倍で数個見えてくる。
Tombaugh 3 Cas ←なかなかディープだ。 <Star Clusters によるとIC166である。
Tombaugh 4 Cas 2h29m+61.8 2170pc ←IC1805ハート星雲の内部にあり、メンバーは暗い。20150714見た
Tombaugh 5 Cam 3h48m+59.1 8.4 17' 60stars ←大きく、星数多く、星の明るさがよくそろっていて、40p65倍ではっきりとわかる良い星団。
クライド・トンボー(Clyde William Tombaugh 19060204-19970117)
一家は移り住んだカンザス州で農業をしていたが、雹の被害のために大学進学をあきらめなければならなかった。1926年、20歳で初めて望遠鏡を自作。火星と木星のスケッチをローウェル天文台に送ってみた。未知の惑星の位置を計算したP.ローウェルは既に死去していたが、台長スライファーはその天体を探す計画を始め、トンボーに担当させた。1929年から口径33pの写真儀で撮影を始め、1930年1月23日と29日とのプレートを比べて未知の星を発見。後にPluto,冥王星と命名された。