deepsky observation 09 June 2021 Goma37E

50cmF3.7 Dobsonian Telescope + Paracore + Panoptic27mm(x75), Ethos21mm(x95), Ethos13mm(x160), Nikon 7mm(x290) Naglar4.8mm(x420)

は見えたもの、は良かったもの、黄色は見えなかったもの。 見て記録したもの 35個 見えなかったもの9個


観望記録 2021年6月9日 護摩37E

今NGC6231の撮影を始めたところだ。

MinkowskiのButterflyを見たくなった。まずは発見だな。27oでそこを狙ってO3で確認できた。そらし眼で常に見えている。
13oノーフィルターでそらし眼常。直視でも見えるほど。南北にこぶになっている。最初はO3かけてちょっともやっとしているやつが星雲だなと確かめたが、その必要はない。ノーフィルターでも見える。ややこしかったのは、その南西にある暗い星だ。
7oで、視野に入ってきたが、そらし眼で明らかに南北に2つに分かれ、ノーフィルターではっきり見える。ときどき、小さくきらっと芯のような、南の方がぴかっと小さい芯がもやっとした中に見える。北側も明るい所があるけど。

近くのNGC6309惑星状星雲、視野を振って、27oでちょっとにじんだようなものがあり、O3でぴかっと明るい。7oでおもしろいな。だましの星がくっついている<12.5等>。星雲のすぐ北西にちょと暗い星がだましだ。星雲は双極だ。7oノーフィルターで見ているが、先のMinkowskiのように双極の両方がきらりとしている。中心は光って明るい。それぞれもやもやある。
4.8mmでは、きらりとしたところが少なくなる。北西半分の方が明るく大きい。南東の方が小さくきらっと見えた。北西はまるく大きい。北西側は、北西端のあたりが明るい。■画像で検証

悔しいが、Abell41わからない。この星図は雑だ。■もうちょっと詳しく書かねば。

Abell42は見えた。そこに来る星図は、27mmO3そらし眼で、ほぼ常に何かそこに小さいものが見える。■星図、μからの部分がわかりにくい。

Abell43はよい。Happyだな。O3入れるとはっきりと見える。そらし眼で常に見え、円い。たやすい。これはAbellの中でもかなり見やすい方だ。13mmO3で、そらし眼で常に見えるディスクで、中央へこみとかはわからない。O3はずすと、恒星が2つあり、1個は星雲の北側、もう一つは星雲の東にどっちも乗っている。

近くのNGC6525散開星団、この付近には似たようなものがあって、どれかわかりにくいのでGuideで確かめたが、ちょっと明るい星が5個。それらと同じような明るさのが視野のあちこちにいくつもある。この5個の他に暗い星が10個あまり、まばらな散開星団。

NGC6572,なにこれ、っていう感じ。27oできたが、どれか不明。O3かけると一つだけサーチライトのようにびかーっと明るくなるものがある。惑星状星雲だな。小さいのだな。7oで、ピントが合わないので星と違うものだな。明るく青緑っぽい。中央だけびーっと明るく、周囲は広い範囲に淡くある。

シーイングが急に悪くなった。7oでせいいっぱいになった。4.8oでもぼやけてだめだ。
透明度が良くなったのに残念だ。

 

NGC6604の撮影を始めた。11時20分だ。

M16から見る。27oでフィルター無でこれはパッと見たら散開星団だ。星がめちゃ多い。中心付近に明るい星が2個あり、ほかにちょっと目立つ明るさのは20個ほどばらばらあり、暗いのはもっとたくさんある。明るい2星のすぐ東あたりに多い。ノーフィルターで星雲が見える。2星の南、東あたり。
13oで、シーイング悪いのではっきりピント合わない。

 

今日作った、ウラノメトリア星図のTr32の位置はおかしくないか。その少し西に明らかに暗い星がたくさん集まっている。星図にメモしておく。

NGC6604、27oで、一つぴかっと明るい星の周囲にめちゃ暗い星がたくさんある。1°の視野にはまずまず明るい星が多数あり、6604中心の明るい星の北、北北東あたりには暗い星がばらばらとたくさんあり、それらを含めて視野の6割ほどの大きさの大きな星団という印象もうける。でも、この明るい星のごく周辺だけなんだろうなあ。
その星の周辺は、暗い星がものすごくたくさんある。13mmで、ある。その中心星はちょっと黄色っぽく見え、そのまわりにまずまず明るい星は10個ほど、もっと暗い星が多数あり、まるでまばらな球状星団だ。西とか北東に離れた星を入れて、その星の周囲だけでそんな雰囲気。
6604の北の
Sh2-54、あきらかに星雲がはっきりわかる。星図をきちんとすべきだ。
南の星と、北の星をずっと北へ1.5倍ほど伸ばした所に、27oノーフィルターで暗い星がちょっと南北にあり、フィルター無でももやっとしている。最初はO3で見つけた。そこに明らかに星雲がある。ちょっと小型の星雲で、そらし眼で常に見え南北にやや楕円。Hβでも同様に見える。
13oでは、ノーフィルターでも星雲がもやっと見える。暗い星が星雲の南西側に東西に2個あり、西側が明るい。北側は1個、それらの間に暗い星がもう一つ。北の星のさらに北北西とか、南のやつの西とかに、これは星雲の縁近いが暗い星がある。全部で5・6個の星が見える。
7oでは、もっと暗い星がある。ここは星雲でおおわれている星なのかな。南の2つのさらに南西に2個、北の星の北北西だなこれは同じ。南の星のさらに南西に2個あったのだ。
淡い部分だが、Hβで南東とか東・東北東とか何かバックグラウンドがほの明るい感じ。星雲の北とかは暗い。バックグラウンドがちがうが、はっきりと見えていると言い難いが、見えていることをほのめかしている。

さて、Sh2-46に来た。一見、ぱっと気づいたのは、そこにちょっと明るい7等ほどの星とその東にちょっと暗い星があるが、このあたりは暗黒星雲のように背景の星が少ない。O3かけても、判然としないなあ。Hβでもあまりわからん。

近くのM1-39わからんかった。13oO3などで位置を特定しできたが、拡大図と比べてもわからない。

 

銀河系中心へ
21oで見ていく。

Antalova2、ちょっと明るい星のすぐ北に東西に3個あり、他にその明るい星の南東に数個あって、全部で10個あまり。

vdBHa231、小さい、、ピントがしっかりせんなあ、数個あるのかな。暗い小さな星団で東西に延びた感じ。

ちょっと上がって、Antalova1、この明るい星の近く、、、この明るい星の周辺にまずまず星があり、西南西当たりちょっと明るいのが4個と暗いのが5・6個とか、明るい星の東に南北に5個ほど、、これらを含めて星団ならまあまあはっきりしている。

残念ながらTer4わからない。

Ter2わからん。13oで見ても。シーイングはめちゃ悪いことない。拡大図に重なって描いた12・3等の星の南東側に暗い星のようなものがある。でもあまり他にはなにもわからん。■このちょっと明るい星が星団に含まれ、どちらかといえば北西にひろがっているので、見たとは言えない。

M4-4、21mmO3でわからん。

Trumpler26、21oで、はっきりわかりやすい。けっこう大きな星団で、明るい星から暗い星までいろいろある。中央付近には二重星。それから東へ3・4個東西にならぶ。それらの他に暗い星がいっぱいある。暗い星は集中があるのがわかる。

HDW8、見えた。21mmO3そらし眼でほぼ常。ちょっと面積ある。

HP1、拡大図無いのでどれかわからん。■図作成。
何かそこに暗いのがあるのだが。13oで、わかる。もやっとしたちょっと丸い感じで、集光あり。そのもやっとの北縁に暗い星が3個東西にある。←■確認OK

Ter1もわかった。13oそらし眼で、そこにHP1よりちょっと小さいがもやっとしたのがあった。集光わずかにあり。

TeBr4、13mmO3でそこになにかあるのだが、そのあたりに暗い恒星があって、シーイング悪いので確かめられない。

Ter2020は、わからない。13oで、その付近に何かあるのだが、拡大図しっかりせねば■。

 

21oで視野に散開星団が3つ見える。わかりやすいのは、Collinder347で、メンバーがちょっと明るく、4個がちょっと明るく、全部で20個ほどある。Ru129は、暗いのだ。でもまあまあ数はある、、2・30個あり、東側に3つ4つ明るく、南西にかけて暗くなっていく。
vdBHa245は、そこにあるはずだが、その場所は星が3・4個しか見えない。こんなのはせいだんなのか。ちょっとくらいいのが南北に何かあるような感じもするが。

Ru130の方がマシだな。暗い星が集まっている。今日は全部分離できない。

銀河系の中心を21oで見た。あの場所だな、認識した。15'幅の拡大図で2つ並ぶ星のちょっと東のところだな。

NGC6451散開星団、ええなあ、このあたりではぴか一だ。はっきり星団としてすぐにわかり、見て楽しいほど星が多い。ちょっと南西から北東に少し伸びて居る。わりあい明るさそろっていて、西南西端とか、反対の端とかがちょっと明るい。

Ter6、13oで、何か11等か10等かの星があり、そのすぐ西南西に何かもやっとある。その星と同じ明るさの星が西にもあって2個東西に並ぶ。■DSSあたると、12等の南南東にある。この眼視で「西南西」としているが、方位の認識ちがいかも。

NGC6480、これはスタークラウドだな。認識できた。すぐ東縁が暗黒星雲がぼっとあって、感動する。ここはぼやっと明るう見えるので、星団と思ったのだろうなあ。

Basel5、わかりやすい。ああ、星団だなと集まりが見える。そのすぐ南に星が1個あるので、ちょっと南北に延びているような感じがする。北にはなれても星がある。南にちょっと離れた星の東に明るい星があって、それまで入れるとだめだろうな。中央の小さな集まりだけが星団だろうな。■DSSは、星が多すぎてわからない。
13oで、暗い星がまあまあ、20は見える。

Ru134、わかりやすい。すぐ西に平行四辺形に並ぶ星があり、それの東にくっつくような星団だ。暗い星がたくさん集まっていて、先のRu2つと雰囲気似ている。このあたりのRuはこんなのかな。大口径向き。

Ru131、わかりやすい。これだな。あまり奥ゆかしさない。先のRu134の方がよかった。こちらはちょっと明るいのが2・3個と暗い星がたくさん。まずまずの星団だ。

Ru133とRu168だ。南側がRu133だな。これら2つの星団の西側に明るい星が数個あったりして、他にも南東に離れて2・3個あったりして、視野にはそんな明るい星がばらばらあるのだが、暗い星が密かに集まった星団が2つある雰囲気がよい。南側と北側で星団の表情がちがう。南のは粒が粗い。東西に7・8個ちょっと粗く、暗いのが重なる。北側のRu168は、暗い星ばかりで、東端にちょっとだけ明るいのがある。

Collinder351、ああ、まあまあ星団かな。星が多いし、暗い星から、明るい星までそろっていて、密度がたかい。

Ru168のちょっと東の暗黒星雲良いなあ。2つの暗黒星雲が南北に並びそこが暗い。北北東側に明るい星があって<HD163318、5.8等>、趣を添える。

Tr31、まあまあ星団だな。暗い星がたくさん。明るい星は5個、東北東を向く三角にあり、暗い星がからむ。先のCr133に似ている。

すてきなNGC6520だ。良いなあ。暗黒星雲はB86で、そこは暗い。B68の西縁に3・4個。北端が黄色っぽく明るい<HD164562>。B68は三角形。NGC6520は、けっこうきらきらしているし、暗い星もいっぱいあって良い。
この星団、天の川の中にあるからこんなのかな。M103のように背景に星が少なかったら違った見え方なんだろうな。
NGC6520の南西側はちょっと暗い。天の川がくらいというか、暗黒星雲があるというか。

ここから天の川の最も明るいあたりをずーっと下がり、γ星の近くに球状星団が2個。バーデの窓のところだな。
西側は
NGC6522は、ちょっと明るい。東西に延びている感じもせんでもないが、、東の方NGC6528がちょっと暗い。21oで視野にちょうど2個並ぶ。

M8、げっそりするようなもやもやのシーイング悪い。O3で星雲を広範囲に楽しむだけだ。