deepsky observation 07 Apr.2021 Goma37E

50cmF3.7 Dobsonian Telescope + Paracore + Panoptic27mm(x75), Ethos21mm(x95), Ethos13mm(x160), Nikon 7mm(x290) Naglar4.8mm(x420)

は見えたもの、は良かったもの、黄色は見えなかったもの。 見て記録したもの 84個  見えなかったもの1個


2021年4月7日、護摩37E。

 しし座の銀河を見よう。NGC2903,λ星から適当に振ると視野に入っていた。27oで楕円形で中心がピッと明るい。7oではすごく大きく立派。おお、こぶがある。上に日周しているが、中心がふわっと明るく中央きらり。それから中心の北東にもわっとこぶがあるが、渦巻き腕の根本だが。南西にも明るい部分があるが、北東の方が明るい。そらし眼で渦巻き腕が見える。13oで、広い視野に大きな銀河が浮かび、2つのこぶが見えるが、先の方が迫力があった。

しし座γ星、13oで、よく似た明るさの黄色のまぶしい星が2個並び、ヘッドライトのようだ。

NGC3185NGC3187NGC3190NGC3193、4個の銀河、27oで見えている。明るいのが3190、楕円形で明るくはっきりしている。離れて3185がもやっとしていて、3187が90の近くにあり、93は恒星のすぐ南にあるのだな。この3193のすぐ北にある恒星がじゃまだ。(PPM100247、9.6等) でもわかったら、4個がすぐ見る。
13oでは、85は丸く中がピッと明るい。90ははっきりと明るく楕円形で、細長い先に87がある。87はもやっとしていてそらし眼で集光。93は明るい、中心が明るい。これはまるい。素敵な視野だ。

Leo1、27oで、レグルスを視野から出して、視野を動かすときに何かそこにもやっと見える。

M105NGC3384NGC3389。2つの明るい銀河はM105とNGC3384だな。3389が暗い。27oの視野中央あたりに3つの銀河が見える。
<NGC3384はGuideでは3371と表示され、3389は3373と表示される。URANOMETRIA2000星図では3384と3389だ>
M105と3384はほぼ同じ明るさで、似た集光。M105の方がちょっと集光が大きい。

13oで、M105は若干楕円だがまるい。集光はピッと明るい。3384も似ているが、こちらの方は明らかに楕円形。3389の集光が見えてくる。これは東西にのびている。

M96、13oで、けっこう大きく楕円形で中心がピッと明るく、渦巻き腕のようなもの感じる。7oで、ああ、腕というか淡い部分が一様でない。θの感じだったかな。中心の南東側と北西側は少し明るい。

M95は、13oで、M96とあまり変わらず、楕円形っぽい丸で、中心がピッと明るい。そらし眼で注意すると、北と南がほのかに明るい。7oでは、当方的にぼわっとしているのでなく、南東に広がりが大きく、北東あたりはすっと切れている。

トリオ、M65、細い方だが、大きな楕円形で、双眼鏡で見るアンドロメダのようだ。東側に暗い星が一つあるが、暗黒星雲のところだな。
同じ視野にM66が見えてきた、、おお、棒が見える。棒があって、それぞれの先が少し明るく、渦巻き腕も見える。北に回り上がるのと、南へ下がるのと。
NGC3628は暗い。でも暗黒星雲が、そらし眼でずっと伸びている。中心は明るくない。

近くのNGC3593、まあ、13oで楕円形で集光がピッとある。暗い人工衛星がそこに重なっている。

NGC3495銀河、これは淡い。淡くでかい。すぐ西の星<58Leo、4.8等>がまぶしい。イーソスで見ているが、視野が広いのは欠点だ。淡く細長い。少し集光あり。7oでは、中央の集光はあまりない。ちょっとムラのように少しだけ明るいだけで、変わっているな。

NGC3521は明るい。27oでそこに振ってくるとすぐにわかった。2903ほどの見え方だ。中心が明るくはっきり楕円。7oでは、おもしろいな、中心がピッと明るく、大きな楕円で、北西南東向きに大きな楕円で、西側が切れている、暗黒星雲があるのかな。そらし眼で渦巻き腕のようだ。中心の南東とか北とかほのかに明るい。

 

Couplandの撮影をセットして寝ていた。起きて11時を回ったところ。

Coupland's Septet 見えている。7oで、全部で6個かな。13oで見やすい。確認すると7個あった。NGC3746NGC3748では3748の方が明るく、3746のすぐ近くにそらし眼でNGC3745が小さく淡く見え、NGC3748は集光がはっきり。3つくっついているやつは、NGC3753が淡く大きく、NGC3750NGC3754がくっついている。これらが最初にもそもそと見えていたのだ。離れてNGC3751は存在だけ。3つくっついている3750は明るく集光があって見やすい。3753はとりとめもなくもやっとしていて、3754はしょぼい。3753は集光ややあり。

今度はいっぱいある部分。まず93伴星に近いPGC36816は、13oで、小さくはっきりと集光がある楕円形。NGC3861Bは、ちょっと大きくてもやっとしていて小さな集光あり。NGC3842、次にわかりやすい。少し明るくもやっとして集光はっきり。近くにいくつもある、1,2,3、、ええ、こんなにたくさんあるのだ、、NGC3837、UGC6697、NGC3845などある。おお、おもしろいな。
7oにしてみると、細長いのはUGC6697,はっきりと細長い。集光はあまりない。最もはっきりしているのはNGC3842で、NGC3844もわかりやすい。間にNGC3841NGC3845がある。NGC3840がさらに北にそらしめではっきり見えるがあまり集光は強くない。NGC3837も確認できた、これだな。ちょっと小さく集光はっきり。NGC3851わかったが、星図でそのすぐ東に書いている星は存在しない。3851は小さくもやっとある。今のあたりは7o視野に同時に見える。

日周で動いて、NGC3861が視野に入った。集光がきっとあって、もやっとしている。
PGC36619、7oでわかりやすい。そらし眼で常に見えて直視でもなんとか見えている。
NGC3873NGC3875、視野に入ってきた。2個ある。西側3873の方が明るい。そらし眼で73と75の楕円の向きがちょっとずれていてよい。どちらも集光あり。
NGC3862がわかった、もやっと、集光はっきりして小さく丸く少し明るい。そしてすぐ北にくっついてIC2955が見えている。これは少し暗く、集光あって丸っこい。
NGC3857がわかった。これはあまり明るくないが、集光わかる。

以上は、Abell■銀河団

ちょっとちがう場所、6度ほど北北東の8.3等のHD103913周辺で、NGC4005がわかった。あの明るい星(HD103913)のすぐ近くにもやっと小さくあって、集光はっきり、、7oで。
NGC4011、非常に淡い、、そらし眼でほわっと浮かび上がる。IC9403の方がはっきりと明るく中央集光はっきり。大きい意外だ。
NGC4021がわかったが、これの方が見やすい。集光あり。4011より見やすい。
NGC3987は、じっくり見ていると細長いのははっきりわかる。
NGC3989は小さく暗い、存在のみ。すぐ西の星がまぶしい(10.6等)。
NGC3993がわかりやすい。細長い。はっきり見える、、、もう一つあるNGC3997だ。2つの星の間にもやっとはっきり見える。
NGC4000は非常にかすかでそらし眼でやっと。存在のみ。NGC3999もほぼ存在のみでわずかに集光がうかがえる。
NGC4018は、南北に細長くちょっと見やすい。
NGC4022も見やすい。小さく集光はっきり。
NGC4021は少し大きくもやっと。
このあたり7oで視野を動かしながら見ている。
NGC4023がわかった。まずまず見やすい。IC9403 と同じ視野だが、ICよりちょっと暗い。あるのがわかり楕円形でなだらかな集光。

 

へびつかい座の天体を見よう。

NGC6342球状星団、ξから上がってきて、27oでもやっと暗い小さな光芒。13oで、ちょっと周辺ざらざら。球状星団だとわかり、いくつか分離している。中心までしっかり見えないが集光あり。

M9を13oの視野に入れた。あまり集中は強くない。割合暗い球状星団で、そらし眼でたくさんの星が見える。中央集光のちょっと明るい部分は南北にのびている。

NGC6356、27mmに入った。けっこう明るい。集中しっかりあり、M2みたい。13oではたくさんの星に分離。中心は全部見えない。M2の小さいような感じ。

NGC6325はすげー暗い。暗黒星雲に吸収されているのかな。視野に暗黒星雲が見えている。27mmで集光のある暗いもやっとした光。これのすぐ南の明るい星は二重星だ。南北に並び、南は明るい黄色で、北は青白っぽい。<39Oph.5.1-6.6,9"> 13oでは、球状星団はもやっとしているだけ、ちょっとだけざらっとする。

Minkovski 3-9、わからん。13oノーフィルターで。

NGC6355,13oでざらつく。集光は弱い。明るい部分は南北に伸びて居るようだ。

NGC6293、13oで、しっかり集中強く、周囲はたくさん星に分離して、結構明るく見やすい球状星団だ。

M19、南北に楕円。集中はあまり強くない。中心より北西にはずれて明るいメンバーがあって汚している。北東はずれにもある。この2個がなかったら、、2個が特徴かな。

NGC6316球状星団、13oで、小さく明るい。集中もある。M2より集中あるような感じ。小さく暗い球状星団で、ザラザラっている感じ。

NGC6304、とりとめもない感じ。はっきりとメンバーに分離しない。まずまず明るさと大きさがあるが、なんでだろう。遠いのかな。集中はふつう。

M62、すばらしい。集中強い。中くらいの大きさの球状星団で、メンバーがいっぱい見える。

NGC6284、小さい球状星団だが、結構明るいのではっきり見える。集中している中心が小さい。13oで周囲にばらばら星がいっぱい見える。

NGC6287、先の6284と似ているが6284の方が集中がきらりだった。これのあたりに暗黒星雲がいっぱいある。吸収されているのかな。メンバーには分離しにくい暗い球状星団だ。

NGC6235、これも暗い。ここも周囲が暗黒星雲ぽい。これはちょっと星に分離しているが、、ぶつぶつ見えていて集中は強くない。

NGC6309、惑星状星雲。13oで星とちがうもやとしたものがあり、それのすぐ北に星がくっついている。ノーフィルターではっきり見える。

Minkowski 2-9、13oノーフィルターで南北にのびている。もやっとした光芒。7oノーフィルターで、明らかに南北に2つ、南側の方が明るくちょっときらっとした部分。そらし眼で南北にほわっと広がるちょうちょみたいな感じ。

M107、13oで大きいがちょっと暗い。メンバーは中央近くまで全部見えるが、吸収されているのだろう、周囲に暗黒星雲が見える。これの南東、北西、南など星がほとんど見えない。中心はあまり明るくない。中心の星もぷつぷつ分離しているが。

M12は、ファインダーで見えていた。13oで、あまりおもしろくない。粗っぽい球状星団。粒が粗い。けっこう大きいが、あまり明るくない。でもファインダーで見えていたのだ。中央よりちょっと南に明るい星があって汚している。集中は強くない。中央付近に星がたくさんある。なぜ粗く感じるのだろう。周囲に不揃いの明るさの星がいくつもあるからか。

M10もファインダーで見えている。小さくもっとした感じ。13oでは、ちょっとマシ。ふつうの球状星団だ。明るいメンバー十数個が南北にゆるやかなS字の列が星団を貫いていて、ト音記号のようだ。

M14だ。粒が小さく、ち密。メンバーがめちゃ暗いのか。集中はあまり強くない。

NGC6366、これは亡霊だな。こんなのへびつかい座にもあるのだな。あるのかないのかわからないほどだ。すぐ西に2個明るい星、さらに南西にも2個、全部で4個の星が目立ち、球状星団がわかりにくいほどだ。メンバーが暗いのか。いくつかは見えている、、、10個とか20個とか。

γ星の南、Collinder350、特定しにくい。27oの視野に星が多い部分を探すとこの場所だ。しや一つ分の範囲にたくさんの星があり、そこをはずすと星が少ない。数十はある。

M80、きりりとした球状星団で、周囲の星が全部分離し、中央の集光部分が小さい。それで密度が高いのだ。

M5、ハエだ。やはりすばらしい。大きい。集中もしっかりある。

M13、おおすごい。でかいボールだ。そこから角が出ている。それらが皆メンバーなんだな。ぼやんとでかいな。

M92、これの方がすてき。きりっとしている。集中は強い。大きさはまあこんなものだ。いっぱい星が見える。

M4、でかいけどまばら。中央、おおまっすぐに、12,13個。

M22、集中が弱い。でかい楕円。

4時になった。片付けよう。久々に満足な護摩であった。