deepsky observation 11 Oct. 2020 Susami

50cmF3.7 Dobsonian Telescope + Paracore + Panoptic27mm(x75), Ethos21mm(x95), Ethos13mm(x160), Nikon 7mm(x290) Naglar4.8mm(x420)

は見えたもの、は良かったもの、黄色は見えなかったもの。 見て記録したもの 17個


2020年10月11日、すさみ。8時前について、8時半から観望。

M27、けっこうコンディション良く、27oでも背景しまっている。Hβでしょぼい。中央は残るが、淡いところは暗く、ラグビーボールのようにはならない。O3ではコントラストついて、ラグビーボールだ。

網状星雲、Hβでは効果ない。暗くなるだけ。ノーフィルターでも星雲があるのがよくわかる。O3で劇的。構造がバシバシ見えてよい。今、9時の時報。21mmO3で堪能する。NGC6992、櫛の中の構造がメラメラ。6992に続くところの繊維。6995の中の繊維の明るさの違い。明るい星の部分のところええなあ。北の角は、2つに分かれていて中に構造。南へば2本のフォームのようにはっきり分かれ、中ほどは幾筋もの構造。南に離れてほわっとちぎれ雲のようにある。その南南西にはちょっと明るい星がある。ちぎれ雲には星が10個ほどリング状に重なっている。
フレミングの三角はでかく、構造がはっきり。三角と6960の間にはちょっと長い星雲ある。三角は南半分の中がちょっと暗く、南へよれよれと続く。南へ視野をいくつかたどると、すごく長い。そして先の千切れ雲に続く。網状星雲はすごく良かった。

シグナスウォールは、27oノーフィルターでもあるのがわかる。視野いっぱいの大きさ。Hβでも見えるが、O3の方がコントラスト良い。ノーフィルターよりマシだが、やはりO3がよい。メキシコ湾がくっきり。五大湖の星団NGC6997がよい。これでかいな。27o視野の1/4はある。星の列がおもしろい。ぐるぐる巻いた渦巻きだ。渦巻きをたどると、星団の真ん中から北東にある2星へ出てから西へまわり、南側の少し明るい星を通り、4個めで東にまわり、もう一度北を通って西へぐるっと回っている。中心の北東側には二重星のように寄り添っている星があったり、西端にも二重星のようになっている。13oでは、北東のところは二重星ではなく、他に2つあってYのようで、その中心が少し明るい。西のところは二重星といえるな。南西の方が少し明るい。

ペリカン星雲、O3ではっきり見えるが、視野をはみ出す大きさ。頭のところ少し明るくもやっとしていて、くちばしと体の間の暗黒星雲がすーっとある。

ペガスス座ε星、オレンジのきれいな星だ。M15は4p10倍ファインダーでも見える。εから西へ、ファインダーで視野両端に入り見える。明るい星のすぐ横に球状星団は少しぼやけている。M15のすぐわきにもう一つ暗い星がある。13oですばらしい。中心が本当に小さく鋭い。これすごくええなあ。

NGC7094惑星状星雲、よいなあ。27oの位置を決め、O3かけるとふっとうかぶ。丸いものがみえてよい。O3はずしても見え、中心性が見える。13oノーフィルターで見やすい。そらし眼で星雲はっきり。中心星はピッとあって周囲にもやっと見える。そらし眼で常。O3でリング状。

つる座がよく見えていて、つる座γ星から少し下って、惑星状星雲IC5148がはっきり見える。27mmO3ではっきりドーナツ。13oノーフィルターで見えて、中心星はよくわからん。南南西の端リングにくっついている明るい星があり、あ、うっすらと中心星が見える。O3入れると、完全に円でなく、少し楕円。中央の黒い部分は少し南北に延びていて、周囲は西より東側の方が少し明るい。

NGC7293、4pファインダーではっきり見える。2個並ぶ5頭ほどの星の間で、1/3のところ、直線で結ぶより少し上に、まるくはっきり見える。ノーフィルターでもファインダで見える。13oノーフィルターで、はっきり。らせんの南と北がより明るい。O3入れると、おおでかい。はっきりと見えて写真みたい。二重構造だ。

みずがめ座といえば、M2球状星団。ファインダーでも恒星と違うイメージではっきり見える。13oで優雅な球状星団だ。つぶつぶが全部見える。集中が強くないがちょうどよい。きれいだ。

 

11日の観望続き、ペガススαは真っ白の星。Palomar13球状星団、13oであの少し明るい星の脇にある。もやもやとそこに暗い星が3・4個見える。27oそらし眼で何かあるとみえたものだ。13oそらし眼でちょっともやっとしていて、ぷつぷつと3・4個星がある。

NGC7479銀河、おお、見える。13oで、南北にすっと中央が長く、腕が北から東へ、南から西へ回って上がっている。7oで、そらし眼で、腕見える。ふーっと回っている。恒星がじゃまだ。

PHL932がわかった。ある。その暗い星の周りにそらし眼でときどきふっとうかぶ。27mmO3で。

M74銀河、4pファインダーでかすかに見えている。27oでぼやんとした大きな光芒で丸く中央ちょっと鋭く明るい。7oで見ると、何か渦巻き腕のように濃淡を感じる。左回りなんだろうなあ。左下に日周していて、、、東から南まわりに南西へいっているやつとか。西から北へ回っている腕も。

くじら座のNGC246わかりやすい。27oノーフィルターで丸いリング状で5個の星がからまっている。O3かけると星が暗くなり、リングが劇的に浮かぶ。13mmO3でもよい。ほぼ丸いリングで、中がほのかに明るい。リングのほぼ中心にある星は中心星なんだろうな。他の星はずれている。西にリングの西端にくっついている星が明るい。星雲は南西あたり、エッジが明るい。北も明るい。南西のエッジが細く明るいので負い。中は中心星に向けてなだらかに暗くなる。良い惑星状星雲だ。ノーフィルターでも自然な感じ。

10時半、眠くなったので寝る。

 

10月11日の夜、2時前まで寝ていた。彗星を写して、ぎょしゃ座の星団を撮ろうとしたら、南から雲がわっとひろがった。ラーメンを作っている。

2時半。天気回復して星団を撮っている。きりん座のCr464、双眼鏡手持ちで、南北に並ぶ2個の明るい星のあたりにばらばらと星があり、双眼鏡視野の半分ほどの範囲。東側にばらばらひろがっている。

 20pに変えたが、雲が多いのでやめて寝る。4時過ぎ。