deepsky observation 28 May 2020 Goma37E

50cmF3.7 Dobsonian Telescope + Paracore + Panoptic27mm(x75), Ethos21mm(x95), Ethos13mm(x160), Nikon 7mm(x290) Naglar4.8mm(x420)

は見えたもの、は良かったもの、黄色は見えなかったもの。 見て記録したもの 71個  見えなかったもの1個


観望記録2020年5月28日 護摩37E

かんむり座の銀河団、7oで見ているが、すごく暗い。じっと見ているとすごく暗い銀河が見える。星の近くはPGC54876で、離れた銀河はPGC54888だが、離れた銀河のほうが見やすい。
先ほどから時間をかけてみていたが、確認できたのはPGC54876とPGC54888の2個だけだ。ほかの銀河は暗い。図には暗いものまで描きすぎかもしれない。

かんむり座σ星、二重星だ。13oではっきりと分かれている。色は似ている。黄色っぽい。明るさの差ははっきりわかる。

NGC6104、13oでもやっとしたものが見え、集光少しある。PGC57968が近くに、そらし眼でかすかに見える。詳細はわからない。

PGC57790は、存在だけ。小さく暗い。

PGC57782は、恒星のすぐ北東わきにあって、見やすい。小さくちょっと明るい。現在この領域は天頂。

NGC6116、場所はつかんだ。かすかに見える。そらし眼でもやっとしたものが見え、集光ある。

NGC6114がわかった。これのほうが少し見やすい。近くに恒星が2・3個あってそれらがじゃま。集光あり、もやっとして少し大きい。

NGC6109わかった。すこしわかりやすい。それのすぐ南西に暗い恒星。

NGC6112がわかった。すぐ北東や北に恒星があってじゃまだが、ちょっと見やすい銀河。でもNGC6110はわからん、、、あ、かすかに見えた。暗い。この付近ではNGC6109が最も見やすい。

NGC6108がわかった。少し集光ある。その近くのPGC57737もわかる。NGC6108より少し暗い。

NGC6105がわかった。視野を動かしたときに、明るい星の南西にもやっとしたものが見えた。NGC6105は少し大きい。

その明るい星の南西にくっつく小さく集光の強い光芒はNGC6107かな。

PGC57730わかる。かすか。でもPGC57717わからない。

 

かんむり座の北東部分で、暗い銀河PGC57813、13oで見ているが、存在だけ。

NGC6120はわかりやすい。集光しっかりしてはっきり。NGC6119はすぐ近くにあって淡い。少し南北にのびているのかな。

NGC6122もすぐ近くにある。これは先の6119と同じほどのあかるさだ。これら3つの銀河はわかりやすくてよい。

PGC57953、存在だけ。

その北でちょっと大きくはっきりわかりやすい銀河はNGC6137だ。南北に細長く集光はっきり。

すぐ横にPGC57964がある。これはPGCにしては見やすい。

NGC6129がわかる。集光わかる。けっこう集光強い。すぐ近くにPGC57915があるが、存在のみ。

少し南でPGC57951、わかりやすい。小さく集光はっきりしてわかりやすい。

 

へび座西星図で、Hoags Object PGC54559、そこへの星図がわかりにくかったが、13oで集光あるもやっとした小さいのがある。

へび座西部の北の方、NGC6027、セイファートのむつご。13oでもやもやしている。7oで、最も明るい集光がしっかりした光芒があり、その西と南西に光芒がある。最も見やすいのは拡大図でEと記したもので、その西が6027、南西はAかな。Cは視野を動かすときにかすかにわかる。4個見えた。BとDはわからない。

次は、γ星の近く、NGC6018NGC6021だが、6021の方が明るくわかりやすい。6018は小さい。どちらも集光がしっかりしている。

NGC6022NGC6023がわかった。6023のほうが大きく明るい。6022はその南に寄り添い淡い。PGC56503は淡くもやっと見えている。そらし眼で常。

PGC56490は星とくっついているのかな。11・12等の星のすぐ東側がもやっとしている。これではないかなあ。

PGC56489は、あるってわかると見やすい。少し小さく集光はっきりしている。

惑星状星雲Sn-1、6”のやつ、27oで暗い。O3入れるとその星だけ明るく見える。7oでも星とほとんど変わらない。

 

はくちょう座のNGC6888、27oO3ではっきり。O3なくても見える。あの明るい星の西とか、南の端も見えるな。O3入れると、三日月というより、ほぼ全周を感じる。
21mmO3で、方位確認、北北東から南南西に長い楕円の大きな星雲で、北西から北にかけてエッジが最も明るい。
南の方も明るい星が周囲に星がないので星雲が見やすい。中は暗い。明るい星の北とか東とか南とか、中が暗い。
東側は、はっきり見えないが、星雲がつながって見えている。じっと見ていると全周あるな。明るい中心星の西、西南西のあたりはエッジが暗い。

NGC6874、はくちょう座の散開星団がわかった。27oノーフィルターでずっと見ているが、これは星団とすぐにわかる。三角の形に星が多く集まる。視野の1/4ほどの大きさ。10個ほどのちょっと明るい星が目立ち、それらが三角の形を引き立てている。暗い星がすごくたくさんある。

この星団の南東の星、星図では1個と描いているが、二重星だ。同じ明るさの星が並び、27mmでもちょっと離れすぎだが。<HD191424とHD191396、8.0-8.1 44">

Basel6って、このまばらな部分かなあ。星団と言い難い。低倍率でそう見えるのかな。(GuideではBasel6はNGC6874の北西に表示されるため、この時に使っていた星図には2個の独立した星団として記していたが、Star ClusterによるとBasel 6 はNGC6874と同じものらしい。)

NGC6881、惑星状星雲、ある。27oにO3かけると、小さいが少しだけ明るい。7oでは、ちょっと恒星でないような感じ。南東にある星と同じほどの明るいさに見え、少しだけにじんでいるよう。

IC4996、良いと書いているが、ここ、星が多くにぎやかな場所だ。けっこう集まっていてはっきり。明るい星が1個あり<HD193007,8.0等>、そのすぐ西にある少し暗い星とで二重星のように見え、それらにからまって南北に暗い星がたくさんあってよい。

Do39,そこだけフィ-ルドの星がちょっと明るい。けっこう大きくて、視野の1/4ほどの大きさで、50個ほど。ちょっと明るい星は十数個。

Do3は、まあ、一応、星団。先のDo39よりわかりやすい。Do3のほうがよい。すぐ西にめちゃ明るい白黄色の星があってまぶしい。また北東にもちょっと明るい星があって、それらに挟まれたところに星が集まったでかい星団がある。大きさは視野の1/3ほど。星はたくさんある。7・8個がちょっと明るい。

Do1は、あるかないかわからんような感じ。東西に並ぶ2星の北側にあって、、、、その星図の場所に星団らしいものがない。描いた場所より東に2ミリほどのところに暗い星が5・6個北から南南西に並んでいるものがあり、それらに絡まっていくつかの星があるが、ここなのかなあ。かもしれないな。

その北に東西に2個並ぶ明るい星があり、その西側の星はオレンジ色<HD191379>で、その周囲に暗い星が多いが、これではないか。30個ほどある。

NGC6871、きれいだなあ。視野にきらきら光る明るい星がたくさんあって、きれいだ。27o視野の半分余りの大きさで、きらきら星の以外に暗い星がたくさん。おもに北北東から南南西へちょっとのびて集まっている。

すぐ東はBiurakan 1、明るい星が1個あり、その周囲に暗い星がたくさんあって、明るい星から東へ数個の星がまがりながら並ぶ列が目立つ。

WR134、O3入れるとはっきり見える。27oでちょっと曲がった、うすくて、三日月のようにカーブしている。27o視野の半分余りの長さに見える。直視でも見えて、けっこう大きい。じーっと見ているとりっぱだ。場所がわかるとO3はずしてもかすかに見える。

 

こんどは、いて座南部の星図

γ星の近く、21oで見る。大きな視野の中に2つの球状星団NGC6522NGC6528が並び、視野には星がいっぱい。γ星が視野の端に見えるとまぶしい。西側のNGC6522の方が明るい。集中は同じほどで、どちらもいくつか分離していて球状星団だということがよくわかる。

γ星の南東、NGC6558、これは星が多い視野にもやっとした小さいものが浮かび、中央が少し明るい。

視野を動かすとNGC6569が入り、同時に2個見える。6569の方が少し大きくボールのような集中具合で少しざらつく。少し南に離れて明るい星が1個。

NGC6563惑星状星雲、21oでももやっと面積があり、まるっこい。7oノーフィルターで丸い。よろしい。のっぺりまるい。

ε星の北西、Ru140散開星団、これだ、21oでばっとわかる。比較的明るさのそろった十数個の星がまとまっている。

明るい球状星団、M69だ。ファインダーでも見えていた。21mmで、もうかなり分離している。13oでは、おお、ほぼ全部分離して、集中はふつう。

NGC6652球状星団、これはみすぼらしい感じ。13oで、割合小さく、西はずれにちょっと明るい星が一つあって、それがこの星団に星が少ない印象を与えているのか。

M70、13oで、少しマシ。集中は割合ある。全体に分離している。北北東に2個の星が南北にあって、アンテナ立っているように見える。

δ星の近くの球状星団NGC6624、13oで、これまで見てきた球状星団と似ているな。いて座の南部のところには似た球状星団が多いな。みんな遠いのかな。NGC6623は、集中けっこうある。あまり分離してない。

M54は、ファインダーで小さく見える。13oで集中が強い。これ、これまでの球状星団とちがって、青っぽく見える。あまり分離してない。

NGC6723球状星団、みなみのかんむり座との境界付近だ。集中弱い。ぼやっと丸く分離していて星がいっぱい。

みなみのかんむり領域、13oで、まず2つ南北に並んだ星が星雲を伴っているものが目立つ。これはNGC6727NGC6726だ。北のはNGC6727だ。南のNGC6726のほうが星がきらっと明るい。星雲が少ないのかな。それとも星が明るいのか。星雲は、6727の方がもやもやしていてたくさんあるようだ。その南東には不思議な感じのもやっとしたものがあって、みなみのかんむり座R星の部分のNGC6729だな。2つ明るい星があって、北西の星がR星だ。その南東にも星。このあたり星雲が取り巻いている。
ちょっと南西にIC4812があって、そらし眼で星雲があるが、明るく同じ明るさの星が並ぶ二重星で目立っている。このあたりはしや全体に暗黒星雲で、バックグラウンドに星が少ない不思議な雰囲気だ。ちょっと南東あたり、イーソスの広い視野の周辺にほんの数個しか見えない。こんな所があるのだ。

Arp2、21oでわからん。わかった、もやっとある。そらし眼で小さいのがある。これだ。

M55はでかい。ファインダーでもはっきり。でかい。集中は弱い。ほぼ全部分離していている。これを真っ暗な所でみたい。

M8、21oO3で、視野全部に星雲が大きく広がっているが、星団のさらに東も見えているのでこんなに大きいのだな。中央の暗黒星雲が北から西へ回っている。星雲は中心の部分が最も明るい。星雲の明るさは、星団のあたりから南へ続く部分と、北側ん東西に延びる部分とはあまり変わらない。

M20、21oで、南北にまるい星雲が2つあり、間を暗黒星雲が東西に走る。南側の星雲は三裂。北側は中心にオレンジ星。星雲の大きさは、南のほうが少し大きい。O3かけると北は見えない。7oで、中心星は、明るいのが2個、暗いのが4個。

3時半だ。どぶかたづける。